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表題作神隠し寮奇譚

(仮)蛇ノ目白王丸(じゃのめ はくおうまる)
(仮)九十九ちやき(つくも ちやき)?

その他の収録作品

  • おまけ

あらすじ

憑き物祓いのプロ“祓(はら)い屋”達が集う、奇妙な社員寮『神隠し寮』。
住人のちやきは、ある日入寮してきた新人の蛇ノ目(じゃのめ)に、出会ったとたん「恋しちゃった?」と熱烈に懐かれて大迷惑! 幽霊事件はお手のモノ。だけど今度の相手は一筋縄ではいかなくて…!? 個性豊かな面々と不気味な来訪者達の騒動を描く奇想天外百物語!

(出版社より)

作品情報

作品名
神隠し寮奇譚
著者
トジツキハジメ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199604935
3.6

(20)

(6)

萌々

(5)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
68
評価数
20
平均
3.6 / 5
神率
30%

レビュー投稿数8

この執着は攻めか受けか

どっちかな。どっちでしょうね。

表紙の黒髪が蛇ノ目 帽子を被ってる方が九十九ちやき

ホラー要素ありでBLテイストな話でした。

蛇ノ目がちやきに執着してるんです。
出会ってすぐに好きだと告白しておきながら、蛇ノ目の中は真っ黒でした。

なんでかって?
蛇ノ目は片目を髪で隠している。
それは目が傷付いて見えないからで原因はちやきが蛇ノ目呪詛を跳ね返したこと。
それで、蛇ノ目はちやきがどんな人が気になり仕方ない。

最初は恨んでたけど、ちやきのことを殺してやりたいくらいに。
でも、ちやきが頭から離れなくてちやきのことを調べまくっていたら蛇ノ目の中でちやきは特別な存在に。

キスもエロもないけど
「ちやきさんはもっと僕に興味持たなきゃだめだよ」
って蛇ノ目のセリフに萌えました。
「僕の目をダメにしといて興味ないとかありえないでしょ」

蛇ノ目の部屋にはちやきの写真がたくさん貼ってある。
よくある、ストーカーのような感じで壁にたくさん。

蛇ノ目は攻めか受けかわからないな。
どっちかな。どっちだろうね。

蛇ノ目もちやきも蛇が先祖らしいです。
梅雨の時期になったら女の人がちやきの家の近くに立ってるんですが、正体は蛇で蛇ノ目がちやきと関わって欲しくない為かちやきを怒らせる為か殺してしまうんですけどね。
ちやきはお母さんに愛されなかったのでその人のことをお母さんだと思っていたのでちょっと悲しくもある。

出来れば続編希望。無理だよね。
続編は読みたいけど、エロなしキスなしでもBLとして楽しめたので神評価。

2

B系の祓い屋会社社員寮で繰り広げられるBL

ただしBLとは(ボウズラブ)なので問題ないのです。なんのこっちゃ(笑)

はー、やっぱり好きだわ、トジツキ節。この、ホラーでありながらミステリチックで、陰影の濃い、不思議な世界に入ったような感覚はなんともいえない。

感想は、BL目線でいきましょう。

【九十九ちやきが所属する祓い屋会社の社員寮は、その名も「神隠しの森」と呼ばれるところにあった。そこへ新しく、蛇ノ目白王丸という男がやってくる。白王丸はどうやら呪い屋の一族のようで…】

白王丸→→→ちやきです。白王丸のあれは恋というか、執着のようなものですかね。今まで誰にも気付かれなかった自分が呪い返しによって傷つけられ、初めて他人に認識されたと思い込み、ズブズブと執着していくという…。でも、キスもできないいくじなし。不満を溜めに溜めた白王丸がちょっとブチギレたときには、なんかとんでもないことになるのかな?と思ったけど、なりませんでした(笑)

蛇の目のこととか九十九のこととか、母親との関係なんかも、本当は設定を活かそうとすればもっと長くできるんでしょうけど、BLにならないから無理なんですかねー?続きが読みたかったです。

0

簡単な内容と感想

“祓い屋”たちの住む男子寮では、事件も珍客も日常茶飯事―――!?
クセ者ぞろいの祓い屋たちが織りなす奇想天外オカルト・ラブ!!
気のいい仲間たちがいれば幽霊なんて怖くない!
でも一番手強いのは、後輩からの告白!?
『だって、恋しちゃったんだもん'』
憑き物祓いのプロ“祓い屋”達が集う、奇妙な社員寮『神隠し寮』。
住人のちやき(表紙絵右手前、受)は、ある日入寮してきた新人蛇ノ目(じゃのめ 表紙絵左奥、攻)に、
出会ったとたん「恋しちゃった'」と熱烈に懐かれて大迷惑!
幽霊事件はお手のモノ。だけど今度の相手は一筋縄ではいかなくて・・・!?
個性豊かな面々と不気味な来訪者の騒動を描く奇想天外百物語!
根暗年下×年上男前ボウズといったカップリングでしょうか?
本当に個性豊かなキャラクターさん達が沢山拝めましたv
ストリート系というんでしょうか?Bボーイ系&スケーター系の人達やら、おデブさんやら根暗君(蛇ノ目)やらの集まりです!!
ちやきは祓い屋で、蛇ノ目は真逆の呪い屋です。
最近のトジツキ先生の作品(この作品も含め)は、我が道を進んでいますねvvv
個人的には、以前の作品には興味がなかったのですが、ここ最近の作品は大好きで、お気に入りの作家さんになりつつありますv
このままトジツキ先生には、この世界観を大事にして突き進んで行ってもらいたいですv
この作品は、続き物になるんでしょうか?是非、次巻を希望したいです!
読者さんの好みは選ばれると思いますが、普通のBLには飽きた!という方に、おススメしますv

4

BL要素だけでなく

物語の内容もなかなか面白い
恋愛というよりは、お仕事がメインな印象を受けました。

蛇ノ目の好意というか執着というかが少し歪で私得でしたww
攻めはちょっと歪んだ人が好きという方は面白いと思います
ただ、蛇ノ目はちゃきに絡みはするものの恋愛面での内容は薄めかと…
雑誌を購読していない私には、「これは完結?それとも続くの?」と言った感じでした。

しかし、怖い(幽霊、妖怪)系が好きな方には、BL面だけでなく楽しめる要素があると思いますし、トジツキ先生独特の空気は味わえるので良いかと思います。

2

“好きという感情以外”の特別

ホラーも結構好きだしトジツキさん好きだし、
こりゃ読んでみないとと思いつつ
あらすじやら表紙の感じから
絶対甘くないし切ない系じゃないと予想しながら読みましたら
まさしくBINGO!!w

でも、祓い屋のプロ達(全然そんな風には見えない奴ら)が
社員寮に住んでるとか、
祓い屋の真逆の人間、呪い屋がニューフェイスとか。
自分の呪詛を撥ね返した相手が男なのに恋しちゃったって!
そんな恋の始まりもあるのね…w

その時右目を駄目にされて、最初は恨んだのに興味を持ち、
調べていくうちに同族だと知り、どんどん惹きつけられた。
誰にでも優しいんじゃ特別じゃない。
呪っても恨んでも、それ以外頭にないくらいになって欲しい。
だから怒らせたくて、でも謝ってなんかほしくない。
小さい頃から、爪を噛むクセが抜けなくて、
誰かに自分だけをわかってもらいたかった。
九十九が、九十九だけが気が付いてくれた。
そんな蛇ノ目の粘着質な恋。

トジツキさんだもの、もちろんB-BOYスタイルです。祓い屋なのにw
そのちぐはぐ加減と、重苦しそうなのに淡々と進められるお話でした。
これで終わりじゃないよね…?
全然ラブが足りない!!本当に足りなーい!!
続いてるのかな?まさか終わりじゃないよね…??
(しつこくもなってしまうよ!)

でも最近こってりしたのばかりだったので新鮮でしたw







2

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