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勿論タイトル買いなわけですが。
リアルオネエは別に萌えないのになぜかオネエBLは買ってしまう。
この本もかなり筋肉質ですが帯の岡田屋先生のリリ京がさらに筋肉増強振りで素晴らしいです。しかもオネエ攻めです。
「おねがいっオネエさん」
裏の顔:柔道最強クラスの武闘派
明らかにヒモと化している京平の「お前が一番だよ」という嘘くさーい言葉に態のいい古女房?的に振り回されてるオネエ、リリー(タマ夫)。
そんなリリーにちかづく一見優しい男、実は詐欺だった!
それをぶち壊しに行った京平は完全に善意だったのに逆にリリーは「仕事邪魔するなんてサイテー!」と切れ(まぁ事情知らないしな)それにさらに切れた京平が平手打ちし、さらにブチ切れたリリーが京平ぶん投げていじり倒して突っ込んで・・・という1つ目の話です。
うわ、すげぇ(汗)
ゴリッゴリに腹筋われたがたいのいいお兄さんを武闘派なおネエさんががっしがしに犯しまくる迫力のあるエッチシーンとともにインパクト大ですが、
まだこの話は3話まであります。この後しっかり体ごと愛し合うようになった(リバはやりたいのに未遂。そりゃぁ無理だなw)二人のお話はまだ続きます。
「流れ星プリズナー」
裏キャラ:一途な涙キャラ
能力はあるのに加入したバンドを片っ端から潰すツキオ。
その人に対する傍若無人さがどこから出てくるのか?という話とか。
この話は涙がきれいです。
「お大事に」
裏キャラ:セックス依存症
優等生でありながら実はセックス依存症という子につい触れてしまった実は経験などまるっきりないヤンキーがいろいろ考えては空回りする話。
目いっぱいエッチはしまくってるようなビッチが今更「恋ってなんだ」について考えるようなラストが好き。
「小日向家」
裏キャラ:野獣
主人公は小日向家の嫁に逃げられて子供を育てる羽目になったバツイチとその家で過ごすことになった親戚の少年、隼人。ですがこれ以上説明すると衝撃的な落ちが見える話なので、いくらネタバレといってもこれ以上は・・・
やはりその絡みまでの隼人の表情がいい。
「ねがい事は一つ」
裏キャラ:人間臭い愛慕
ランプの精、イフリートとそれを呼び出しちゃった盗賊の話。
この盗賊が家族を失ってからこれという希望を失い、これという愛する対象もなく、死なないために生きてるという乾ききった生活してたのが
「願い事がないためにいつまでもいる」
という事によりランプの精との日々を過ごすことに。
しかし、その結末はその盗賊の願い方とそれに答えたランプの精の想いですごい方向に着地します。わたしゃ、キターッと思いました。
結論だけ言うと二人は人間として幸せに仲良く暮らしました、なんですがこれも真ん中をモロバレしない方がはらはらしつつ読めていいと思う!
どっちも攻めっぽさを感じない、深刻な攻め不足!と作者コメントですが、個人的にはイフリート受けだろうって。
あと、最後のページに4コマでその後の二人がありますがウブすぎるイフリート君が何とも言えない。
(追伸)
今日までの間に気が付きゃ二桁(1日2回以上とか…)読んでたので評価ワンランク↑。
読めば読むほど細かいところに萌えが入る本です。
骨っぽいけど細身な足の爪にマニキュア塗るシーンとか。
コレはいい作品です。
久しぶりのヒットです。
マッチョ受けです。
男臭いマッチョが、あんあんって言ってます。
ギャップが、萌えます。
普段は男らしい、っというか、だらしない男そのものの受け。
途中までは、攻めオーラを出していますが、途中から、ネコに変わります。
受けって言うか、ネコです。
でも、ゲイゲイしいわけではなくて、そこは、きっちりBLでして。
表題作と、ショートが数本入っていますが、全作品、攻めっぽい兄ちゃんが、ネコってます。
でも、攻めキャラも、男性向けのエロ本の”おねしょた”みたいに、なよなよしてたり、ショタっていなくて、ちゃんと筋肉のある青年で(でも、受けの方が体格がいい)萌えました。
特に、表題作になっている、元柔道家のオカマさんに掘られるオラオラ系ホストが、もうホントツボでした。
ホストがオカマに尻を叩かれて、きゅぅぅんって、気持ちよくなってる。
気持ちよくなってることを、否定するホストが可愛い。
どMの癖に、いじめられると怒るし、泣いちゃうし、でも、お仕置きされると、あんあん言っちゃう。
あっ、あと、ほとんど修正が入っていませんでした、くっろい細い線が一本で、その線も、微妙にそれてて、局部は、ほとんど隠れていませんでした。
アナに指を突っ込んでいるコマで例えると、修正の黒線が入っているのは、指の部分だったりします。
それは意味があるのか!?それともその部分になにか、もっと卑猥な何かがあるのか?
エロだけでなく、ハートフルな部分ももちろんありますし、いいBLです。
内田カヲルさんのちょっと昔の作品の、おっさんを(駄目っぽい)青年に換えた感じとでも表現したらよいでしょうか。
自分はマイナー嗜好だと悟って早数年、自分の求めるものなんて見つからないんだろうなともう半ば諦めていた時分に出会えた作品。昨日の話ですが(笑
電子書籍式で購入し読んだのですが、最初から最後まで「・・・・!・・・・!(声にならない何か)」でした。
下記の皆様が内容は詳しく述べて下さっているので省きますが、もう本当に良かった!
受けが格好良くてガッチリしていて大抵みんな攻めより背が高くて男臭くて…でも可愛い一面もたくさんあって(特にアレの際の可愛さったらない!です本当に)
特に私はオールバック(というよりデコ出し受け)と髭受けに滅法弱いので、表題作と「お大事に」「小日向家」「ヤンキー&めがね」は至高でした。はい、ほぼ全部です。
コミックス内に一つはそういう類の受けが居る、というマンガは過去ちらほら見たことがあったのですがここまで一貫して受けが私好みなんてこの人は私か?(思考的な意味で)と思うほどでした(笑
ところで、皆さんのレビューを拝見して気付いたのですが、どうやら電子書籍と本誌では若干性的シーンが異なるのですね、修正的な意味で。(笑
本誌ではがっつり描かれているハズのソレが電子書籍ではギリギリそれだと判断つく程の真っ白修正に…(苦笑
同時購入したほかの作品でもそうだったので、規制でも掛かっているのかな?
ラブコミさんの電子書籍(というかそれ自体)初めてだったので詳しくないのですが。
私個人の感想としては、がっつりそこの部分も拝みたい所なので日本に一時帰国した際には本誌を購入したいと思います。
いやあ大満足。です。
作家さん、また本出して下さらないかな。アラビアンの王子が受けだと聞き、ああ一生着いて行きますと決意しました。
というレビューも何もない感想を失礼しました。
表紙にやられました。
なんだろう、この妙に心惹かれる・・・というか誘われる表紙は!ということで、購入予定になかったのに買ってしまった1冊です。
襲い受けとか、誘い受けとか、ちょっとばかりそういった雰囲気の物を想像していましたが、なんとがっつりオネェ攻めでした。
いや、ネコちゃんもこなしてたのかもしれませんが、作中ではがっつりオネェ(女装でオカマバー勤務)なタマ夫攻めのダメダメなヒモホスト・京平という図式が出来上がっておりました。
これイイ!
こういう、オネェキャラが実は攻めでしたーというネタはちょこちょこ見かけますが、表題作品で初めからオネェを全面的に押し出してる感じの話って初めてかな?と思います。
私の読書量が少なくて、出会って無いだけかもしれませんが。
まぁそこはさておき、このオネェ強いです。
ヒモ状態で、ほんとうにダメな子の京平へのブチキレ具合がまたよくて、ブチキレた後が大変男らしくそしてちょぃSです。
京平はちょぃMぽい。
タマ夫に攻められて、思いのほか気持ちよくてよがったり、泣いちゃったり、強請らされたりと、なかなかギャップが美味しかったです。
この作家さんの描く裸体が妙に色っぽく、というか肉厚な素敵な体の描き方をされてるのもまた印象的でした。
岡田屋鉄蔵さんの帯コメント「~~は正義」ってのがこれまたその通りで、読後は「ハイ、正義ですね!」と言わざるおえませんでした。
素敵な帯ですネ!
その他の短編好きなお話は『ヤンキー&めがね』と『小日向家』です。
『ヤンキー&めがね』
ぐるぐる眼鏡を外したら美系でした!なオタクでひ弱そうな攻めと、見るからにヤンキーで強面の受けというこれまたギャップな組み合わせで。
ヤンキー受けが妙に甲斐甲斐しく健気で可愛かったです。しかも、なんだかM属性という!美味しいキャラでした。
オタクな攻めとヤンキー受けのお話もうちょっと読みたかったな。
『小日向家』
なんというか、このお話は思いのほか衝撃的でした。
ネタバレは伏せておいた方がいいのかな?と私も思うので詳しくは書きませんが、とりあえず読みながら心の中で叫んだ言葉は「そっちかい!」でした。
少年は強く、おっさんは押しに弱く懐深いってところでしょうか。
他の読み切りも面白かったです!
良い買い物した!
この作品は短編集ですね。だいたい超マイナージャンルばかりのww
カップリングを挙げていくと、
・オカマ(高校時代柔道IHベスト8)×金髪ホストのヒモ男(取り柄はガタイのよさと女がきれないことw)×3話
・温厚なバンドの調整役バンマス×才能はあるけど傲慢なボーカル(←ドラム この子目線で話は進みます)
・見た目に反した純情男子高生×清楚そうな顔してセックス依存症な援交高校生
・家ではお母さん役の秀才中学生(養い子)×出戻ってきた一児の父
・瓶底眼鏡さえ外せば美少年のオタク×光物に目がないヤンキー
・無骨な青年盗賊×ツンデレ?な美少年の姿をした魔人
バンマス×ボーカル、盗賊×魔人以外のカップリングは逆でしょwとツッコミたくなるかと思いきや・・・・「だがそれがいい!」
特にお気に入りのカップリングはオカマ×ヒモホスト、純情高校生×援交高校生ですね←見事にキワモノカップリングですw
オカマ×ホストのお話は、受けの京平(ヒモホスト)の見事な好き勝手し放題をとりあえずは堪えていたタマ夫が、とうとうプッツンした時が本っ当に面白い!あと京平の実はドMっぷりが明かされていくところも面白い!
さんっざん不遜な態度をとっておきながら、叩かれてゾクゾク感じちゃってるんですw
しかもそんな事認めたくないのに段々めちゃくちゃ気持ち良くなっちゃてるんですwめっちゃ可愛いww
「男好きなくせに男が怖いから見た目が女の格好してるアタシと付き合ってんでしょ!」とタマ夫が看破した時は変に納得してしまいました。あ、そういう考え方ってあるんだな、リアルだなぁ、と。(ここでBLってよりかはゲイマンガじゃない?と思いましたが、面白かったからそんなことはどうでもいい)