春も夏も秋も冬も……俺には、ずっとお前の声が聞こえていた。

華陰の悪魔

kain no akuma

華陰の悪魔
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
13
評価数
4件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
シリーズ
ローズキーノベルズ(小説・ブライト出版)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784861231674

あらすじ

稀有な色彩を纏い、祖父の血を色濃く継ぐ貴良は、元広域暴力団御堂グループの後継者でありながら、華奢な身に合わぬ苛烈なその存在を恐れた現会長春日部に監禁されていた。その檻を抜け出した貴良は、幼い頃から彼を恐れず見てくれた春臣の元へ向かう。四年ぶりの再会――変わらぬ春臣に自分のいる世界は似合わないと知りつつも貴良は迷いなく彼を求めた。心底惚れた、自分をここに繋ぎ止める唯一の人。だが、執拗に貴良の命を狙う者が現れ!?.

(出版社より)

表題作華陰の悪魔

御堂G美崎組二代目で華道師範 美崎春臣・22歳
監禁されていた三代目 御堂貴良(キラ)・20歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

キラ

表紙のキラを見る限り、受けでも攻めでもいけそうな風貌だなと思いました。
キラの本当の名前は貴良 たかよし と読むけど音読みでキラと呼ばれてます。

キラの瞳は赤く肌は白く日差しに耐えられないほど脆弱……ことはアルビノってことなのかな。
祖父の遺伝とも書いてあります。

キラの風貌から鬼とかのファンタジー系かと思ってたけど、ヤクザ物でした。

キラが強い。銃を撃ってくる男に素手で真正面から立ち向かうんです。
華奢なのに猛獣のようです。

無邪気な子供っぽさもあって自信家で強引なキラは春臣がいれば生きていけるそうな。

春臣となら三三九度をしても良いって白無垢着たいらしいです。
女装は趣味じゃないけど似合うと思うから着たいらしいです。

キラは今二十歳で輪姦されたことがあり、そいつらの内臓を切り刻んでやったことがあるそうですが……それが十年は前でって言っていて……ってことはまだ小学生だった?
小学生で輪姦されたのは可哀想だけど、そのあとが恐ろしい……。

でも、二人の関係が凄く好き。
春臣の初恋はキラで、キラ一筋で童貞のままな所とか。
狂暴なキラだ続きけど、春臣には勝てない所とか。

二人のキャラは好き。あと木場も。
でも、物足りない気もするな。

タイトルは悪魔より鬼の方が良かったかも?
ほとんど着物で似合うからと言って振り袖着たり、長ドスで敵と戦うわけだし。

梨とりこ先生の描く泣いてるキラが美しかった。

2

BLヤクザはファンタジーらしいです(^^)

とんでもない人物ですな三代目。
人を殺すのに躊躇のかけらも何も無い?!
(でも確かに言い分は通ってるか?!)
それを止めることのできる唯一の人物・春臣。

人間離れしたキラが春臣だけ見せる部分は本当に可愛く思う。
春臣に叱られる姿は母親に怒られる子供のよう(笑)
そして春臣、漢な部分とヘタレな部分のギャップが面白い!!
キラに迫られ純情な部分丸出しなくせに、
キラを守るために見せる漢の部分はカッコイイ?!

惨忍なシーンがありながらも、
それをあまり感じさせないというか、
それを上回るキラと春臣との掛け合いの方が残るので
ヤクザものなんですが、2人の恋愛モノのような…
これからも春臣はキラに振回されるんだろうなぁ(^^;) 

一応ヤクザものの話としては、
春日部(お金)VS三代目(人情派???)で
勿論三代目勝利なんですが、
キラが会長になるのもある意味恐ろしい(笑)
まぁ周りの人間に助けられるとは思いますが。

残念なのは挿絵の中に木場の姿が無かった事?!(笑)

0

残虐アクションだけど面白い

かなりハードなアクションを展開してる作品です。
やくざ物なんだけど、特別組同士の抗争があるわけではないので
任侠道みたいな仁義うんぬんは殆ど無いようなお話。
初めから暴力の遺伝子が組み込まれているような家系で
その特徴を色濃く受け継いだ受け様が主人公です。
外見が「アルビノ」のような姿で儚げな美しさを持った
悪魔的な暴力を好み、その外見からは想像も付かない
しぶとさと化け物なみの強さを持った受け様は家業後継者で
三代目なのですが祖父が亡くなると同時に組織内の裏切りで
監禁幽閉されていたが4年たち、二十歳を迎えた時に
幼なじみの攻め様を思い出し会いに行く為に座敷牢を出ます。
受け様にとっては閉じ込められたと言うよりは面倒で自ら
座敷牢に囚われの身になっていただけで気分でいつでも出る事が
出来るような恐ろしい受け様なのです。

その外見と性格の凶暴性や血塗られた家系から忌み嫌われ
肉親以外は受け様に普通に接する事が無かった幼少時代
唯一、思惑も無く純粋に接してくれた幼なじみの攻め様。
受け様の家業グループの一つの跡取りだったのですが
やくざを嫌い堅気に続きなって実家からは離れています。

攻め様の所へ4年ぶりに会いに行った受け様に攻め様は
悦びつつも心配を・・・監禁の事実をしり憤る攻め様。
しかし受け様はそんな事は些細な事のように攻め様を
色香で翻弄していきます。
攻め様は昔から極道には不向きで真面目で堅物で純情。
受け様に翻弄されてうろたえる姿が可愛いです。
そして22才なのに童貞なんですよね。

このお話は二人の恋愛と言うよりは化け物めいた受け様が
唯一、人として理性を取り戻す為の心の拠り所が攻め様で
攻め様がいるから漆黒の闇に囚われないでいられるし
4年前も攻め様を危険から遠ざけるために自ら囚われの身に
なったようなもの、でもどうしても攻め様とこれ以上
離れていたくない受け様の執着心が裏切り者を排除する
原動力になっているようでした。

アクションシーンは日本の極道抗争では無くまるで海外の
ギャングばりの展開で、受け様が日本刀を笑顔で振り切る
姿はまさに鬼神か悪魔、攻め様が止めなければどんどん
刃向うものは殺しちゃいます。
攻め様に銃口を向けただけで相手の腕をバッサリです!!
そんな受け様に軽々しく人の腕を切り落とすなって
諭すように怒ってる攻め様にも笑えます。
それでも水月先生の作品にしては控えめな残虐行為かも(笑)
エロも水月先生にしたらかなり控えめな部類だと思います。

0

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