カプセル・ヨードチンキ (新装版)

カプセル・ヨードチンキ (新装版)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1件
平均
5 / 5
神率
100%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ゼロコミックス(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥714(税抜)  ¥771(税込)
ISBN
9784799710449

あらすじ

「自分達が楽しくなけりゃ生きる価値なし!!」
舞台は今より少し未来の東京――。
人工子宮システムから誕生した克郎は、文字通り電脳の申し子。
彼の手に掛かれば侵入出来ない場所はない。
次々と起こる事件も「情報」をアイテムにゲーム感覚で解決していき!?
待望の新作を収録した特別編集新装版、遂に登場!!

(出版社より)

表題作カプセル・ヨードチンキ (新装版)

その他の収録作品

  • あとがき
  • NEW FILE NO.1 非実在性少年在東京
  • かきおろし

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レビュー投稿数1

電脳世界へダイブ!

人生で最初に読んだBL作品が「カプセル・ヨードチンキ」(1995年)でした。とはいえBでLな展開は皆無なので非BL作品になるのか。当時は「BL」という便利な言葉もなかったので意識はしていませんでしたが、少女漫画でも少年漫画でもない自由な世界観が大好きでした。石原理さんの作品は一般受けというよりはコアなファンが好んで読んでいるイメージだったので、16年の時を経て新装刊されたことに驚き、非常に嬉しかったです。

物語の舞台は近未来の東京です。主人公は人工子宮システムから生まれた少年・克郎。退屈な毎日に辟易している彼は、その天才的な頭脳を活かし、相棒のシーナとともに様々な事件に首を突っ込みます。そして二人とツルむことになるのが公道違法レーサー「東京ジャック」ことモズ、カラス、アケ、エージの四人。テクノロジーと電脳に支配された世界を気ままに生きる六人の少年達の、愛(…はないな)、友情(…なんか違うな)、スリルと快感に満ちた日常(…これだ)、の物語です。

石原理さんの絵はいつの時代も他のBL作品とは一線を画すテイストですが、この作品は15年以上前に描かれたということもあり輪を掛けて独特続きです。BL的(あるいは少女漫画的)なキラキラしい雰囲気はありません。克郎に至っては序盤では脇キャラかと思えるほど地味です(おい)。表紙の克郎は美人さんですねえ。惚れ惚れしちゃいました。あと、文字が多い上に内容が小難しいです笑 でも何度読み返しても夢中で読んでしまう、不思議な魅力のある作品です。BL的萌えというと、モズと克郎が並ぶとなんとなくそういう雰囲気にも見えなくもないですが…そのためにはコペルニクス的転回が必要な気がします。

さて、新装刊の本作では描き下ろしの「あとがき」「かきおろし」と、2011年に雑誌掲載された新作を読むことができます。この新作がまた…良い!絵柄がガラリと変わって(この頃はアニメ絵っぽい)、六人のキャラが立ちまくりで、とても楽しい作品になっています。世界観やキーワードは16年前に描かれた作品から継承されているのですが、ちっとも古臭く感じません。また皆に会えたようで本当に嬉しかったです。

知らなかったのですが、CD作品が存在するのですね~。生きているうちに何とかして聴きたいなあ…。

2

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