ワイルド系帰国子女くん×融通の利かないツンデレ清貧メガネちゃんの同居ラブ!

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表題作恋までの距離 ~シェアハウス便り~

市塚喜心/帰国子女の翻訳業でシェアハウスの住人
赤嶺由一/二種の奨学金とバイトで生活する貧乏大学生

あらすじ

大学生の由一は苦学生。いつか、お金持ちになるのが夢。そんな由一と同じシェアハウスに暮らす喜心は翻訳業に従事しながら将来を模索している。帰国子女で天真爛漫に懐いてくる喜心を由一は適度にあしらいながら暮らしているが、ある時、本気の告白をされて…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
恋までの距離 ~シェアハウス便り~
著者
森本あき 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796402538
3.5

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萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

意地っ張りな受け様の心が溶けるのはいつ

「いつか咲く恋の花」のスピンオフです。               
まだ、前作の二人が出会う前のお話なんですよね。
前作でスキンシップが過剰気味な喜心とどこかいつもクールで
冷めているような由一とのラブロマンスです。
苦学生の受け様は一人暮らしの経費を最低限に抑える為
シェアハウスに入居するが、先住民の攻め様に突然キスされ
絶対許さないと頑なに決めてしまいます。
そこから攻め様の駆け引きめいた受け様へのアプローチ開始。
攻め様は帰国子女で言動も表現もかなりオーバー。
受け様はそのテンションにかなり引き気味なんですが
攻め様にからのキスのせいで態度が頑なになっていきます。
キスの事をみんなには黙っているかわりにトーク・トゥー・ミー
という契約をする事に流れでなってしまう。
そして現在は攻め様に何か頼む時もトーク・トゥー・ミー
攻め様の話を由一が聞くという事で・・・
攻め様は受け様に一目ぼれしているのですよね。
だから理由を作っては契約で話しをする、いつしか二人の間の決め事。

クリスマスに攻め様は受け様にプレゼントをするのですが
それは受け様の誤解を招くもので・・・
契約が無くても受け様の願いを叶える叶えるカード。
受け様は自分は物乞いじゃないと憤慨してしまう。
でもそれは攻め様の二人の関係を打破する為の思惑からで
受け様もほんとは攻め様を好きになっているのですが
それを認める事が出来ない、ほんとにかなりの意地っ張り。
今までの関係でいようとする臆病な受け様です。
攻め様は告白をして、受け様を気長に待つことに。
でも受け様は色々考えすぎて眠れなくなるほどに・・・
でも、受け様は苦学生で恋をしてる時間も余裕もないと・・・
なんともへんちくりんな思考ですが本人切実なんです。
結局は天然な攻め様の思惑どりになるハッピーラブです。

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