検事の神谷は同性への想いを極道の久隅に知られ、体を要求される。激しい陵辱に募る屈辱と自己破壊願望…シリーズ新装版第二弾!

蜘蛛の褥

蜘蛛の褥
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×29
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
4
得点
76
評価数
17件
平均
4.5 / 5
神率
47.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784796402422

あらすじ

検事の神谷は同性への想いを極道の久隅に知られ、体を要求される。激しい陵辱に募る屈辱と自己破壊願望…シリーズ新装版第二弾!

(出版社より)

表題作蜘蛛の褥

久隅拓牟/ヤクザ(神谷の高校時代の後輩)/28才
神谷礼志/検事/29才

その他の収録作品

  • 濡れた砂

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レビュー投稿数4

ドロドロ系純愛

新装版で読みましたのでこちらへ感想を。

沙野作品は読み応えがあって作家買いしています。こちらは裏世界が絡むドロドロ系で、個人的に大好物であります。

ノンケに片思いする検事、神谷。かつて同級生であり今はヤクザとなった久隅とは今でも付き合いがありますが、その片思いを見抜かれ、ある日陵辱されてしまう。

カラダから始まった関係。神谷は誰かに憧れてはいても、他人と本気で関係を築けないトラウマ持ち。一方、久隅は激しく神谷を愛しているがそれを表立っては言わない。神谷を襲うピンチにも、スーパー攻め様久隅が登場。結局、その炎のような愛が神谷を溶かします。

背中の入れ墨を焼くシーンは壮絶でした。ちょっと残念でしたけども。

そして、神谷が安眠のために自宅にこっそりと置いた、久隅のコロン。

検事さんがエロいと萌えますね。きっちりしてるお仕事だけに。全体にシリアス、エロくて楽しめました。お仕事方面がやや薄かったので星1つ減らしました。

0

からめ取られたのはどっち?

蛇淫の血のリンク作。
途中、蛇淫~の二人もちょこっと出てきます。

美貌の検事・神谷は偶然、高校の後輩である久隅と出会う。
検事とやくざ、相容れない二人。
けれど久隅に弱みを握られ、体を暴かれて神谷は次第に捕らわれてゆく──。

美貌の検事と傲慢やくざ。
この取り合わせがなんともオイシイ。

先入観、見た目、犯罪歴。
検事である神谷は公平な判断をするために、そういった余計なものにはとらわれず常に『真実』を追うことに躍起になっている。
執念ともいえる『真実』の追求。
その裏には、これまで背負ってきた闇があるわけで…どこか歪んでしまった神谷のとる行動はどこか刹那的で痛々しい。
一見久隅の方が世間から外れているように見えるけれど、底の方では神谷の方がズレている気がします。
だからこその、あの3Pなんだろうなぁ…と思わず納得してしまいました。

結局このお話の中で『男』としての屑は、思いを知っていて弄び踏みにじった木内でした。
久隅の鬼畜ともいえる報復によって完膚なきまでに叩きのめされた木内。
やり方は本当にえげつないですが…少しスカッとしたのも事実。
続きあとがきで語られている作者さま同様、わたしも趣味が悪いのかも。笑

今回は『蜘蛛』が題材となっていますが。
結局、蜘蛛はどっちで、からめ取られたのはどっちなんだろう……。
それとも二人とも、思いが複雑に絡んだ『糸』にからめ取られたのかもしれません…。

始まりから終わりまで、『甘美な毒』にやられた一冊でした。

1

サノさんの

3pということで読んでみました。しかし全体的にシリアスなムードが支配しているので、ハッピーな3pなどではなく、エロスなシーンも男同士のぶつかり合いというかんじで、楽しんでよむということはできなかったんですが、このお話ならそれもありなのではないかと思えるほど完成度が高く、ストーリーがしっかりしていて読ませられる作品だと思いました。
なので、エロスは思いのほか楽しめなかったんですが、このような作品はサノ先生の真骨頂なのではないかと感じました。

0

何度読んでも素晴らしい

新装版シリーズの2作目です、書下ろし部分が追加されて
内容に更なる深みが出たのではないかと思います。
やっぱり何度読んでも良い作品ですね。
本編で受けである神谷の心情を表す小物として
フレグランスが出てくるのですが言葉よりも雄弁に語って
くれていますよね、木内のコロンや自身のTruth Calvin Klein
誠実と言う名のフレグランス、そして久隅のフレグランス。
細部にまで感情の揺れが見える作品ですね。
久隅の狂気にも近い神谷への激情は自身の入れ墨を
焼き切る事でズトンって感じでやられちゃいます。
この作品を読んでいると思うのですが攻め様よりも
受け様の方が闇色が深い感じがするんですよね。
蜘蛛の褥に囚われたのは受け様ではなくて攻め様だった
ようにいつも感じてしまいます。
描き下ろしでは本編で受け様のトラウマを突き崩した
攻め様でしたが今度は受け様の攻め様に対して依存的な
感情の発露が見えていたのではと思います。
互いに過去に失った大切なものを失うかもしれない恐怖が
互いに絡み合うような激しさを感じるお話でした。
次回の新装版も楽しみです。

3

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