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表題作背徳を抱く双つの手

高校生の義理の双子弟 理&覚
会社員の兄 戸川多希

その他の収録作品

  • 禁忌を誘う双つの手(花丸フェア小冊子より)
  • 背徳を誘う双つの手(同人誌より)
  • 淪落を招く双つの手(同人誌より)
  • 陶酔を誘う双つの手(小説花丸付録CDノベライズ)
  • 双つ龍は色華を抱く(書き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

サラリーマンの多希と義弟で双子の理と覚は3人で幸せになる道を選択した。だが双子の大学進学を前に、3人の関係が微妙に変化し……!? 聖と義臣・政臣の最凶双子も登場するシリーズ第7弾!! 

作品情報

作品名
背徳を抱く双つの手
著者
藍生有 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫black
シリーズ
禁忌を抱く双つの手
発売日
ISBN
9784592850830
3

(9)

(0)

萌々

(2)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
25
評価数
9
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

おまけ集?みたいな感じでしょうか

禁忌を抱く双つの手の続編。といってもおまけ小冊子や同人誌を再収録したものらしいので、前作のその後のおまけ短編集…といった感じかなぁ。
微妙に他の作品ともリンクしています。

ともあれ、前作が大好きだった自分にはかなり嬉しかったです。
前作よりちょっと成長したところは双子がそれぞれに多希を求めるようになった事でしょうか。性格は似てなかったけれど別々の「1人」として多希を意識するようになってるのかなぁ。でも前作で「2人」の肯定のために「多希」が必要だといった感じだったのでこれからどうなっていくんでしょうか。何だか2人を手玉(?)に取っている多希は大人しくて優柔不断なのにすごいキャラに見えてくる。

理が「医者になるように進められているけど人間に興味がない」と打ち明けたときに多希が「じゃあしょうがない」とあっさり肯定してあげたところでこういう存在を2人が求めている気持ちが何となくわかりました。

できればまたこのキャラクターで本を書いて欲しいと思います。

0

6Pはありませんでした(笑)

双子シリーズも7作目、あ、でもこれ「手」だ!
ということで高校生双子が会社員のお兄ちゃんを犬にして可愛がるシリーズの続編・・・かと思いきや、
続編ではあるんですが、中身は同人を含めた短編集でした。
そして後半、旅館の若旦那の龍華シリーズがリンクして、ちょっとその短編が登場してます。

この義理の弟たちとお兄ちゃんの関係に揺らぎはありません。
通勤・通学途中の電車の痴漢プレイはいうもがな、お兄ちゃん、恥ずかしいおねだりも義弟たちに平気になりまして、首輪と聞いただけで興奮してました。
すわ!全裸で首輪&リード付、屋外散歩なんてあったらいいな、、と思ったらなかったので、それが残念(←どこまで鬼畜ww)
作中、いくらか寡黙な理が今回悩んでいる風な様子を見せます。
それが進路の事であったりして、すでに自分の進む道を決めていた覚みたいにはっきり決められないと悩んでいたようで、
思いきってお兄ちゃんに打ち明けると、後押ししてくれて、、
そんなところが、鬼畜弟意外にかわいいじゃないか♪な部分でしたね。
進学を決めた弟たちと温泉旅行に行く作品は「小説花丸」の付録CDのノベライズだそうです。
温泉に来てもラブラブいちゃいちゃ。
いっそ、家政婦は見たみたいに若旦那の聖が見ていた!とかあったら面白いのに・・・

そしてそれと時間軸を同じにして、義兄弟たちが旅館に泊まった日の聖の夜の話が、唯一書き下ろしのお話です。
うんうん!やっぱりこの龍華話は、いけばなよね!!
もちろん、リンドウ出てました♪
よく考えると、リンドウって春の花?
ま、深く考えずにお約束の象徴のような生け花プレイに、この龍華シリーズを懐かしく思いだすのでした。

何か面白い展開があるのかと期待した分、再録ばかりでちょっと肩すかしだった感はいなめません。
酒のつまみには丁度いいでしょうか、、、昨日ボジョレーヌーボーの解禁日でしたしwww
相変わらず、アニメのエンディング風の表紙イラストに驚愕し、ちょっと引いてしまったワタシww
何か「アハハハ、、、」とかって笑い声が聞こえてくるよー!

2

今度の双子は・・・なつかし双子

エロ双子シリーズもなんと7作目に突入なんですね。
これだけ色々なバージョンだと作家さんも大変だと
思いながらも読み終わると次回作を「まて」状態で
心待ちにしてしまうような中毒系の本です(笑)
今回の双子は懐かしいシリーズ1作目のその後のお話と
2作目に登場していた聖と義臣&政臣兄弟も登場の
スペシャルバージョン?!での最新刊続編です。
子の双子も受験前で、読んでると思春期なんだぁ~
と妙な感慨を覚えたりします。
兄に対してやってることは毎度鬼畜なんですけど
悩めるお子様達でもあるのですね。
そしてこの双子は互いへの依存度も高いですよね。
兄を通して一対になる事で快感の増幅があるもの。
双子のシンパシーぶりも垣間見えて神秘的です。
受けの兄さまは淫乱な聖母みたいな感じですね。
前作よりもかなり開き直ったと言うか、素直に
なったと言うべきか・・・
後半で聖と双子の兄が出会うのですが、互いに何か
感じるところが?って雰囲気。
やっぱち鬼畜な双子に愛される何かがあるのかな
受け様どうしのシンパシー??
あったら面白いかも。
まぁ、本編の別冊的な感じの本ですので1冊目と
合わせて読み返すと楽しさアップかも。

0

あの兄弟再び!

帯『双子の義弟と3人でひとつになる』

双子シリーズ第7弾にして、1&2作目の彼らが再び!
このシリーズは基本的にエロ双子が出てくる話なのでどこから読んでも大丈夫なんですが、今作に関してはとりあえず1作目は読んでおいた方がいいと思う。
彼ら兄弟と義兄の話が殆どなので。
あと出切れば2作目も読んでおいた方が、出番的には1作目よりは少ないけど若旦那と弁護士とヤクザ双子も出てくるのでより楽しめるかと。
どうやら小冊子や同人誌、ふろくドラマCDのノベライズ、そして書き下ろしをまとめてある様です。小冊子は基本的に申し込まない自分としてはここで読めてラッキー!

話的には1作目のその後の話。
すっかり義兄の多希〔受〕は双子の弟達の快楽に身をゆだねちゃって、エロい事されまくってます。
剃毛シーンもばっちりありますですぞ。
他人にあまり関心を持たない理と、覚と多希の間のバランスが崩れたりするんだろうか?とも思ったんですがそんな事はなく、やはり双子弟と義兄の関係がある意味完成品なのだなあ。
そして彼らが旅行で行く旅館が、2作で主役だった聖の旅館なのですね。
旅先ではリンドウがしっかり咲いてて、そして聖の話ではまたまたリンドウが活躍してますよ!尿道責めーー!!

挿絵の鵺さんのラフ画やキャラ設定なども収められていて双子シリーズファンにはなかなか楽しめる出来になってます。
あとがきの藍生さんの「眼鏡はかけるもの、リンドウは挿れるもの」という言葉がちょっとおもろかった。

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