こどもが眠ったあとで

kodomo ga nemutta ato de

こどもが眠ったあとで
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×25
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
55
評価数
16件
平均
3.5 / 5
神率
12.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784778112004

あらすじ

職業不明、だらしなくて子供の世話もできないやもめ男、しかしイケメン――それが最上恭哉の隣人・兵藤健吾だ。真面目で神経質な恭哉は兵藤のような男は大嫌いなのだが、たまたま家から閉め出された息子の凛太郎を保護したのがきっかけで、近所付き合いをするはめになる。隣人以上の関係になるつもりはなかったのに、恋人とひどい別れ方をしたばかりの恭哉は、兵藤の軽薄な誘いに乗って彼と寝てしまい……。

表題作こどもが眠ったあとで

兵藤健吾,38歳,隣人で作家でダメ父
野上恭哉,28歳,彼氏と別れたばかりの会社員

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数7

言葉の足りない男

1冊ぜんぶ表題作です。恭哉(受け)の視点でストーリーは進みます。

真面目な恭哉は軽い恋愛は好まず、不倫が嫌で恋人と別れたばかりです。それなのに、隣人の兵藤(攻め)とセックスしてしまい…という話です。

肉体関係から入ってしまいますが、凛太郎(兵藤の息子)の世話もあり慌しくも一緒に過ごすのは楽しく、カラダだけでなくお互い相性が良いというのが分かります。

ただ、兵藤の気持ちが分かってから読み返しても、やっぱり兵藤の言葉が足りないと思いました。嫁になっちゃう?とプロポーズをするのですが、その直前に恭哉を口説いている相手に「知人」呼びをしていることを考えると、自分は「お前といると楽だから」程度の「都合の良い男」だと恭哉がとっても仕方がないと思いました。

恋人としての嫉妬なのか、こどもっぽい独占欲なのかも、冗談に流してしまうので分かりづらく。
無口どころか口達者なタイプなので、「実は恥ずかしがり」という設定があって後から暴露された方が良かったのではと思いました。

あとは、兵藤と妻との結婚の過程が気になりました。離婚原因はいうまでもありませんが、家事能力が無い父親に子続き供を預ける母親も自分勝手だと思いました。母親が帰国後に引き取ると言い出さないのも不思議でした。

明るい雰囲気ではあるのですが、あれこれ真面目に考えるといろいろ疑問が出てきてしまいました。

兵藤の息子である凛太郎は可愛いです。
子供には内緒。
子供がライバル?!
という面白さはあります。

兵藤も色っぽかったし、エロも程良く、イラストも素敵でした。
細かい部分が気にならなければ、子連れ設定や子供好きな方にはお勧めの楽しい作品だと思います。

1

だらしなさすぎる父親

凛太郎が可愛い~!ゆでたまご大好きなんだね。
恭哉と凛太郎の触れ合いに頬が緩んでしまいました。
兵藤は父親としては本当にダメダメで。とにかく呆れるほどだらしない!恭哉がいなかったら凛太郎をちゃんと育てて行けたのか不安です。
ほんと恭哉が嫁に来てくれて良かったね!ラストで親子で受け争奪戦してるのが可愛い。思わぬところにライバル出現ですね。

エロも割としっかりめ。恭哉は真面目な性格だけど流され体質のようです。
兵頭に性癖を見抜かれなし崩しに頂かれちゃいます。兵頭はこの時点で既に受けにハマっていたのでしょうか。

長年連れ添ったゲイの彼氏に裏切られた恭哉ですが、振られて早々に隣人の兵藤親子の生活に巻き込まれます。
そのためあまり悲壮感は漂わず、お話も全体的にほのぼので読みやすかったです。
やはり子供効果は絶大!

三尾さんのイラストも素敵でした~!カップル二人(もはや夫婦?)も素敵ですが凛太郎がやはり可愛い。

1

隣人 子持ち

このところ私の中で子持ちがブームです(笑)

しかも、イラストは三尾じゅん太さん♪
めちゃくちゃ好きです!
なんていうか、裸体がきれいなんですよね。
そして、兵藤の子供凛太郎がかわいい!

兵藤の「まあ、じゃあ、そういうときこそセックスだな」
   「想像どおりの体だったか」って!!(笑)

恭哉も不倫はしたくないって前の恋人と別れたくせに
兵藤のこと好きになる前からイタしてしまうのはどうなの?
そしてそのままセフレ的な関係もどうなの?
で、兵藤が離婚していない=不倫関係と判った途端
激怒って・・・
もっと話し合おうよーー。
凛太郎がいたからこそのカップルですね。

でも、嫌いじゃないです(笑)


1

子供が可愛かった!

帯『じゃあ、そういうときこそセックスだな。』

リーマンでゲイの恭哉〔受〕は、ひょんな事から隣人の息子、凛太郎の面倒を見る事になります。
父親の兵頭〔攻〕は、父としての役割をちゃんと果たしているとは言えず、色々問題点があり過ぎてついつい面倒をみてまうんですね。
しかしそれも当然とばかりの描写で、凛太郎くんが可哀想になっちゃいました。
子供は良い子なんですよー!
なので兵頭と恭哉がくっついて、ああ、良かったこれで凜太郎くんが幸せになれるーーとか思っちゃいました。
個人的にはBLに出てくる子供はいい子が好きだなー、素直に可愛いと思える子が好きです。
凜太郎くんは可愛くて、途中からともかく彼の幸せを祈りながら読んでしまった位です。

特典SSペーパーには可愛いクリスマスでお買い物なSS付き。玩具より本が好きな凜太郎くんはやっぱり小説家の父に似たのかなーーだらしない所は似なくてもいいからねっ。

2

恋のお相手はお隣さん

面白かったです。
萌をありがとうございました!という気分です。
ワイルド系な性欲・・・自分の欲望に忠実な攻めとクールビューティー系の受けという組み合わせ良いですね!

あらすじや話の流れ等々は他の方がレビューで書かれているので割愛いたしますが、親子ものってやっぱり良いですね!
読者にとってはちびっ子の無敵の可愛さに癒されるし、物語の中では攻めと受けの恋愛のキューピッドにもなってくれる。本当にBL世界のお子様は可愛い!
この作品でも攻めの兵藤の息子凛太郎君が物語を少しづつ動かしてくれる存在でした。
ありがちな初めから受けに懐くこともなく、凛太郎君の境遇も手伝ってなかなか心を開いてくれない様子。それが物語が進むにつれだんだんと恭哉に懐き、懐くことによって恭哉と兵藤の関係も進んでいくという感じでした。
ゲイだから家族は持てない、子供もあまり好きではなく苦手と思っていた恭哉に子供と接する喜びや、疑似的ではあるけれど家族を持つという喜びを与えてくれた兵藤に凛太郎。
始まりはどうであれ、だんだんとふたりの関係が進展するにつれ、愛情は知らず知らずの内に芽生えてきちゃうワケで。
続きだ、ふたりともはっきりと気持ちを言葉にしないせいで、お互いをどう思っているのかという本心が見えないのが問題。
これはそのうちこのあたりのことで拗れるのではと思ったら案の定な展開でした。

兵藤には恭哉に隠しているというか、自分一人では判断の付けようのない問題を抱えていて、対して恭哉はゲイであるという隠しておきたい性癖を初っ端にあばかれてしまい隠すべきものはない。
元彼にも偶然ばったり出会ってしまってどんな相手だったか、兵藤にも知られてしまったし。
この少しフェアでない部分が後半の話に流れや拗れる切っ掛けになってる。そうね、ふたりともイタしてばっかで話し合いが足りてなかったよね、と。
ふたりがまとまる総仕上げの下ごしらえをしてくれたのはやっぱり凛太郎君でした。

二人の間に凛太郎君がいなかればどうなっていたのかな?ただの隣人で、出会うこともない二人だったのかもしれません。
これからは一生一緒に入れるパートナーが欲しいという恭哉と、将来はきょうちゃんとけっこんする!と宣言した凛太郎、恭哉は俺のだよ!と主張する父親との三人で仲良く幸せに暮らしてね!と応援しちゃいたくなるENDでした。

1

思わず子供に感情移入(笑)

子持ちで生活がだらしない攻め様と真面目で堅物、
クール美人なゲイの受け様との身体から始まる関係です。
受け様は会社の上司と付き合っていましたが
その上司から今度結婚するが受け様との関係を
清算するつもりが無いと言われ不倫は嫌だと別れを告げます。
あまりの酷い裏切りに傷ついて家路に帰り着いた
受け様は、同じマンションの隣室の前に子供が
座り込んでる姿をみて、その子供に声をかけます。
カギを無くして部屋に入ることが出来ないと聞き、
父親は部屋にいるのに呼んでも返事が無く
受け様は戸惑いながらも行き先のメモを入れて
受け様の部屋へ子供を連れ帰ります。
迎えに来た攻め様の態度はとても傲岸不遜で最悪。
とても二度と関わり合いになりたくないと思っていたが
次の日に自分がカギを忘れ、前日とは打って変わった
愛想のよさで強引に誘われ泊ることに。
そして攻め様にいきなりゲイだろうと?と言われ動揺。
話の流れで恋人と別れた事を話した途端身体で
慰めると言いながら強引に関係を持ってしまう。

それからも流れでセフレのような関係になり
攻め様の職業が作家だと知り、子続き供の世話の
お手伝いみたいな事もするようになります。
いつの間にか失恋の痛みも消えて隣人との
疑似家族のような関係になります。
そんな時に、攻め様が離婚していないと知り
不倫はしたくないと上司と別れたのに隣人に
騙されていたと憤り攻め様と口論になります。

その後少し離れてしまった二人の関係が大きく前進。
攻め様の子供がいなくなり・・・でもそれは受け様を
駅まで一人で迎えに行くためで、このあたりは
子供のあまりの健気さにウルウルしちゃいます。
そしてその事で冷静に話し合うことが・・・

初めが流されるように身体の関係から始まったので
お互いに恋愛感情を言葉にする事がなかったので
すれ違いや誤解が出てるのですが最後は可愛い
子供によって二人とも素直になるのですよ。
ラストで攻め様の息子が受け様に誓いのキスを
するのですが・・・将来は攻め様の最大のライバルかも。
恋愛と家族愛を同時に楽しめる内容でした。

2

一見身持ちが固そうで、ゆるいけど、意外に古風?

シングルファーザーもの、キてますよv
この本ですね、三尾じゅん太さんイラストの登場人物達がとっても魅力的に描かれているので、イラストも含めて引き込まれます♪
このお話の、他のシングルファーザーものと違うのは、意外にも主人公の受けが割と女子寄り思考を持っている人なんで、入り込みやすい、女性を重ねてみることができる、という部分でしょうか?
但し、その部分に受け入れられる、受け入れられない、の判断基準が分かれるところかも?と、客観的に俯瞰すると感じられます。
自分としては、すごく女子的だなーと思ったものの、こういう人がいてもいいかな?という受け入れでした。

会社の上司と恋人だった恭哉は、突然その彼が結婚するからと言われ、更にそれでも男同志だし、関係は続けようという言葉に失望して、不倫はしたくないと、別れることになります。
その晩、家に戻ると隣の部屋のドアの前で子供がたたずんでいる。
隣の家の子供らしいのですが、不在のようで家に入れないらしい。
放っておくこともできず、自宅に保護する恭哉。
その隣の家は、父子家庭で、迎えにきた父親はお礼もなく無愛想に子供を引き取って行った続き為に最悪の印象。
しかし翌日、会社に部屋の鍵を忘れて困っていたところ、その隣人・兵頭と鉢合わせ、彼の部屋に一晩お世話になることになる。
恭哉がゲイであることに気が付かれ、流れでつい寝てしまう恭哉。
兵頭は、子供の世話や生活、更に自分の生活も、全然できてない駄目駄目な父親。
みかねた恭哉は、その子供・凛太郎が不憫で、兵頭にうまく丸めこまれたのもあり、凛太郎の世話もし始め、そして兵頭とのセフレの関係も続いていくのですが・・・

不倫は嫌だ、一人の人と添い遂げたい。
そんな希望を持っている恭哉は、固い人かと思えば身体の欲求には素直というか、兵頭が求めるからですが、そこはフリーだとう、ギャップがあります。
それは父子家庭であるから兵頭は離婚しているんだというシングルだという安心感からだったようです。
それが、後の恭哉のこだわりの一番危険な部分に触れて怒りを爆発させ、落胆させる原因になるのですが。
そういう恭哉の在り方が、女子をほうふつさせる部分だな、と自分は思ったわけです。
子供は苦手と思っていた恭哉は、凛太郎の世話をし、人見知りだった凛太郎が自分に懐いてくれることで、子供が好きになっていくのです。
ゲイには望めない子育て=子供を持つことという、かなうはずのない分野を得ることができるという、家庭・家族への憧れを彼はもっていたという部分ですね。
身体の部分は兵頭と相性はよいらしい。
子供はかわいくなる。
兵頭は、自分を都合のよい嫁みたいに扱うけど、割とそれに恭順している恭哉は、元来嫁気質?

兵頭は駄目駄目父だけど、恭哉と一緒にいることで、彼のアドバイスで、やっと子供と親子らしい関係を築けるようになる。
元々ノンケの兵頭だから仕方ないといえば、そうですが、恭哉を女みたいに扱う、はなから嫁扱いしている部分にちょっと反感を覚えなくもないんです。
でも、恭哉がよしとしているからいいんでしょうね~

全部を読み終わると、どうにも二人がくっつく理由に、子供の比重が大きい様な気がします。
確かに、恭哉が兵頭に支えてもらう部分があるかとは思いますが、男同志の対等という部分には薄いかな?
ラストはお約束、父子で恭哉を・・・www
恭哉の女性的部分、女性的な扱いに、当人が良しとしていても、違和感を感じてしまうとう~ん、、、なのかもしれません。

1

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