ハートを探してどこまでも

haert wo sagashite dokomademo

ハートを探してどこまでも
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
19
評価数
6件
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
バーズコミックス・リンクスコレクション(コミック・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784344823624

あらすじ

同棲していた恋人に振られたあげくに家も追い出され、途方にくれていた瀬尾は、真面目な会社員風の男・喜嶋に拾われたが――!?
(出版社より)

表題作ハートを探してどこまでも

高校の事務員 喜嶋巧
フリーター19才 瀬尾学

同時収録作品飛べない鳥のみる夢は

泉 椅子専門家具職人
三森 珈琲屋の常連客

同時収録作品プティ・タ・プティ

三国 大学生
陽 パティシエ

その他の収録作品

  • 線路は続くよどこまでも
  • 夢のままに
  • あとがき

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レビュー投稿数4

ヘタレ同士が付き合えば

愛されたくて、愛することに臆病な男達のラブストーリー。
愛されたい、愛されたい、お互いに、愛されたいって思っているばっかりじゃ、いくら、好きだから愛されたくても、二人の好きは平行線で、なかなか、まとまる物もまとまらない。
そんなじれったいお話ばかりが詰まっています。
そして、こんな二人がいよいよ思いの丈をぶつけ合う時は、どちらが、より積極的な気分になっているかに左右されるので、そこに歳の差とか、前回の経験とかは全く関係ありません。
リバもおじさん受けもドンとこいです。

1

一夜の宿の交換条件は……

初読み作家さんです。

3編のお話が入っている短編集でした。

表紙では、ほわっとしたイメージだったので、
中身の絵もほんわりした絵なのかなぁと思ったら、
意外としっかりした線画で、
背景もしっかり書き込まれていた
好感のもてる絵でした。

実は、表題作にちょっとした地雷があったのですが、
かなり目立たなくて、見落としそうな感じで
誤魔化して(?)書いてあったので、
なんとか大丈夫でした。

   ◆◆   ハートを探してどこまでも   ◆◆

表題作です。
高校を中退して、バイト生活の瀬尾は
同棲中の恋人にフラレてしまい、家も追い出され、宿なし状態。

そんな時に、一夜の相手を条件に
宿を提供してくれることになった見知らぬ男の喜島。
そこで喜島に抱かれる瀬尾…。

主人公の瀬尾って、尻軽だなぁとおもったのと、
喜島があまりに無表情で鉄面皮で、何を考えているのやら
分からないトコロが、引っかかって面白そうな展開に
なりそうな予感でした。

最初の夜だけ相手をして、その後全く手を出してこない喜島。
実は喜島は高校中退をしようと続きして、それを止めてくれた
事務員だったことが判明します。
あー、通りでお固いわけだーと思いました。
事務員とかすごく喜島に似合ってるなぁ。

その後、瀬尾は喜島への気持ちに気づき、
恋人になりたいという願望を持ち始めます。
紆余曲折あって、瀬尾と喜島は両想いに……。

で……!!
ここからが私の地雷。 「リバ」でした。
最初の夜は、攻めが喜島。でも普通に両思いになれば、攻めは瀬尾。
うー、この展開は、これからも攻めは瀬尾ということか?
最初の夜の描写が殆どなかったので、あんまり「リバ」って気が
しないので、まあまあここはセーフかなぁ……とか。

まあ、何にせよ両想いでハピエンです♪

   ◆◆   飛べない鳥の見る夢は   ◆◆

主人公の椅子職人・泉(攻め)は、
いつも珈琲屋にいる三森(受け)を
遠くから愛でることを趣味にして、自分も常連となっていた。
泉は三森に何も期待してはいませんでした。
ただ、遠くから眺めるだけ……。

そんなとき、三森から「恋人のふりをして欲しい」との
お願いを聞くことになってしまいます。
離婚で女の人には凝りてしまい、娘に会うのに恋人が必要との
事情でした。

うーん、うーん、事情は事細やかに説明されてはいるんだけど、
男の人に「恋人のふり」はなかなか難しい設定かなぁ…と
思いましたね。
あと、娘に会うのに髪を切ったりひげを整えたりする三森さん
なんですが!!
整える前のほうが、格好いいじゃないか!!
逆になんか女っぽくなってて、カッコ悪い……。
前の格好のほうがいいなー。

そして、やっと大きくなった娘に会える三森。
全てを正直に話し、胸のつかえが取れる三森。
うーん、寛大な娘さんだ。ジーン。

改めて、泉(攻め)からの好意を受け入れるという三森。
あー、やっと両想いだ♪

珈琲屋のマスターがいい味出してましたね。

   ◆◆   プティ・タ・プティ   ◆◆

短い話でした。
主人公のパティシエの受けと大学生の攻め。
小さいころのトラウマで何も言えないくせがある受け。
そんな受けにハッパをかけたのが、威勢のいい幼馴染。
そして、受けと攻めは丸く収まる……という話です。

受けの幼馴染の威勢の良さが目立っていて、
逆に彼の物語のほうが読みたくなってしまった作品でした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

「リバ」という地雷も、ほんのすこーしありましたが、
まあ、目立たなかったからいいとします(笑)

表題作は、野良猫のような受けなのに、自分は飄々としている…
そんな印象があって、「可哀想」と感じている暇が
なかったかなぁ。
本当は傍から見たら、とっても哀れな受けなんでしょうけど、
自分が「幸せ」と感じているならば、
それはそれでいいんじゃないかなと思いました。

表題作の主人公たちには、それぞれのギャップを
ものともせず、線路の上ではない所を
歩き続けて欲しいですね。

1

ヘタレ?情けない?男オンパレード

ついつい手にしてしまう作家さんの一人かつらぎさん。
まさか、何と!今回はリバが出現しました♪
思いもよらなかったのでビックリしたんですが、マンガでリバって少ないと思うのでお得感満載で嬉しくなってしまったです☆
そして、この本に登場する男のどちらかが、どれもみな、おいおい~!って言うヘタレ気味のちょっと情けない部分のある男というのも、何故か魅力があったりして、それが物語の面白さを引きだします。

高校中退してフリーター、そして恋のおもむくまま、男に恋して捨てられてを繰り返す主人公・学。
また捨てられて、泊るところもなく公園にたたずんでいるところに、声を掛けてきた男。
泊めてくれるお礼と一度身体を重ねるが、その関係はそれきり。
でも、出て行けとも言われず、その彼の住む下宿屋の狭い六畳一間に同居することに。
冒頭のモノローグが心に染みました。
「心はどこにあるんだろう?考えるのは頭、感じるのは身体、どこにあっても同じ、どうせ見えないんだから。。。」
この一言で引き込まれました。
実は彼は学が通っていた高校の教務員で、中退した彼を見つけたことで声をかけたんですね。
続きも彼がずっと気にとめていたというわけではないけど、その時の生徒と覚えていたので声をかけたという出会いだったのです。
表題では、彼の誠実な優しさに触れて学が、心に空いた穴を埋めたい、も一度この人と恋がしたい、と思う展開で終わっています。
そしてその続きで、その教務員の彼・喜島の心の動きで、晴れて本当の恋人になる展開です。
この喜島というのが、とても寡黙な人。
必要な事意外はなさないし、感情が読みにくい。
そのせいで、過去の恋愛がうまくいってない。
そんな彼をこのままじゃいけない、って思わせるのが学の存在だったということなのですね。
普段、多分冷静であろう彼がアップダウンをして一人であたふたする様は、実に愉快でした。
そして!!ここでリバになるのです。
あれ?2話目になったら学の男子っぽさが眉毛とかに現れて強調されてるな~なんて思ったら・・・そうだったのかwww
意外においしい結末に、嬉しさが隠せません♪いや、喜島の受け、似合ってるから。

【飛べない鳥の見る夢は】これは、おやじ受けになります。
家具職人が行きつけの珈琲店で好きになった男子はもっさりしたおじさん。
しかし、その身体のバランスが好みで、自分の作った椅子に座らせたい妄想が膨らんで好きになったみたいなんですね。
しかし、ある日その男性から自分の事が好きなら恋人になってくれと言われ、思わず職人は喜んで彼の恋人になることになるのだが、それには理由があったのです。
このおじさんが、超ヘタレというか情けないおじさん。
彼は15年前に離婚して娘がいる。
本当は愛されたい人なのに、妻ができたことで頼られ、娘が出来たことでまもって上げることを要求され、そのプレッシャーで離婚してしまったという、客観的に見るとダメダメおっさんなんです。
だけど、彼の愛されたいという気持ち、職人が自分を愛してくれるからという、受け身の姿勢、すごくよくわかるんです!
そういう男性がいたっていい。
本来恋愛って、愛し愛されたいと思うことから始まるのですから。
その順序が逆だっていいと思うのです。
しかし、、、おじさんの職業が意外でびっくりしましたww
そして飼ってる猫(いたずら描きみたいでしたがw)模様とか全然猫じゃないな~と思ったら、やっぱり猫じゃなくて猫科だった(多分サーベルキャットw)

【プティ・タ・プティ】は臆病もの同士の臆病な恋
パティシエの片方は相手が好きなんだけど、過去のトラウマがあって言えない。
学生の相手は好きなんだけど、気持ちが通じてるって思いこんでる。
このパティシエが幼馴染に恋愛相談している時にそれを見かけてガラスに貼りついて見ている顔の表現が爆笑でした♪
あと、ケーキの試食をさせているから太って来たというオチにもw

作者さん、あとがきでネガティブコメントしてますが、そんなことないですよー、全然よかったから!面白く楽しめました☆

1

いつも恋してる受けさまと不器用な攻めさま

家族に性癖がバレテから一人暮らしをしていて             
いつか学校もやめていて、あまり真面目に考えていなくて
ことなかれ的な恋をして生きてきた瀬尾は恋人に捨てられ
住むところもなくてどうしようかとのほほんとしてた時に
寡黙で何を考えてるかわからない喜嶋に拾われる。
泊めてもらうお礼に1度だけ喜嶋に抱かれる瀬尾。
それから居候をさせてもらうが二人の関係は
ただの同居人。

喜嶋は瀬尾の事を憧憬のように見ていたんだと思いましたね。
自分は決められたレールの上を生真面目に走って来て
恋愛とか感情が大きく揺れるタイプの人間ではないと
思っているようでした。
瀬尾は明るくて恋に恋するようなタイプかも知れません。
恋人と別れたときも利用されたんだろうなぁ~って
割り切って、でもほんとは悲しいけど泣けなくて・・・・
喜嶋は瀬尾の笑顔が好きだったのかも知れませんね。
そして元彼にお金まで取られ落ち込む瀬尾を喜嶋は迎えに
初めはお節介だと憤りますが、喜嶋とは前に出会って
いたことを思い出す。
なんの打算も無しに心配してくれた喜嶋にトキメキを覚え
続き人は恋に落ちる。
そして今度は・・・リバでした!瀬尾はどっちでもOKだったよ~
それに喜嶋さん・・・貴方もそれでOKの人なのね~
初めての純粋な恋に揺れ動く二人のお話です。

2

この作品が収納されている本棚

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