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表題作不器用な策略

洋食屋のシェフ 長谷遥
友人にスカウトされたフロア担当 友部一基29歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

一基は、親友への恋心を、彼の店のシェフ・長谷に気づかれ、なぜか長谷と同じベッドに!? 仕方なく長谷とつき合い始めた一基は!?
(出版社より)

作品情報

作品名
不器用な策略
著者
椎崎夕 
イラスト
高星麻子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
不器用な策略
発売日
ISBN
9784344823990
3.4

(33)

(4)

萌々

(14)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
109
評価数
33
平均
3.4 / 5
神率
12.1%

レビュー投稿数8

本気になったらめんどくさい奴

理不尽な理由から退職した休職中の受け様と
親友の経営するレストランのシェフとの不器用な恋
かなり読みごたえがあった作品だと思います。
攻め様の子供みたいに面倒で意固地な性格の為に
色々なところで思いが空回りしてしまうような
展開でしたがありきたりな感じもしなくて良かったです。

親友の店で働く事のなった受け様ですがその店には天敵と
言う程反りの合わない1歳年下のシェフの攻め様がいるのですが
受け様は危ない所を助けられ、挙句親友を密かに好きな事まで
知られてしまい、半分脅されるように虫よけ代わりの偽の恋人に
なる事になります。
だからと言って二人の仲が直ぐにどうにかなるような展開では
ないんですよね。
ほんとに攻め様は男女問わずモテるんです(笑)それも八方美人系
来るもの拒まず去る者追わずで恋人になったら優しく甘やかす
でも、どこかに必ず一本線を引いてるんですよね。
それは本気で好きになった人に振られたからでどうでもいい人には
表面的には凄く優しく出来る人でかなり屈折した人なんです。
本気で好きな相手でないからどうでも良い的な結構酷い人。
受け様は感情が全て顔に出るような真面目な人でかなり面倒みの
いい、兄貴的な人、簡単に言えば怒っても引きずらない
竹を割ったような人とでもいいましょうか、
そんな二人ですから初めから攻め様は猫をかぶっていないので
かなりな言い合いを平気でしちゃう、それだけ受け様には
心を開いているんですよね。まぁ、後半からですけど。
初めは互いに誤解しあい、そしてかなり何でも言い合える同僚
そして、気がつかない内に互いにとって特別の人間になってる。
攻め様の過去の本気の相手や受け様の好きな親友などが絡んで
一筋縄ではいかないラブストーリーになってます。

2

漢受!

受が兄貴で男前なのにやたらかわいい。
椎崎さんの受ってトラウマ持ちの繊細(敢えていうなら弱々しい)な受が多いイメージだけど「本当の~」とかたまに強かだったりさっぱりしたタイプの受を書くとすごく好み。
っつか見た目にしても地の分で「地味顔」「目つきが悪い」とか言われちゃう受ってのも椎崎さんの話では珍しいかも。
高星さんの挿絵もキリッとしてて男前な受のイメージにぴったりだった。
そしてなんと初物…(*´Д`)

攻は本人や受も言うようにめんどくさいけどこういうタイプをほっておけないってのは受の兄貴キャラ的になんか分かる。
っつかただ情緒が子供なんだと思うと一周回ってかわいいやつ。
あとエチの最中でも敬語な年下攻好きw
っつか初めて想いが通じ合った後に作った料理が初対面のときの思い出の雑炊ってどんだけ乙女なんだよ!!
厄介そうな性格の神野さんの挑発に乗って火花が散ったら結局振り回されるのは受だなあと思うといろいろ楽しい。

神野、シン、タロ、牧田とどの脇キャラでもスピンオフが来そうだなあ…その説には今回の二人の後日を是非。
あとがき読んで椎崎さんはナチュラルにご老人を書くのが好きなんだな、とw

1

まじでw不器用ww萌えた

はじめの攻め様と受け様の関係もグッと来ました^^
ああいう犬猿関係好きです。
あと、攻め様の言葉攻めたまんないっす’W‘
最後のほうはいい人でしたが。
個人的に話の展開が好きでした
二人を取り巻く環境(人間関係)も幅があって飽きさせなかった(個人的に)
お互いの気持ちが分かり合うまで時間がかかるのはすきです。
じっくりと。みたいな
遠回りも悪くないっすよ’W’

最後に、もっと身体関係をふかめてほしかったな~なんて、、、
続編出ませんかね。

1

男前キャラが新鮮

初読みの作家さんです。ウジウ後ろ向きな主人公が多い中、竹を割ったようなすぱーんとした一基が新鮮でした。おかげでお互いの気持ちを確認するのにほぼ一冊費やしても、ハルカが予想以上に面倒臭くて、それは策略としては不器用過ぎるだろってツッコミたくなりつつも、最後まで嫌にならずに読めました。オチへの計算かもしれませんが、長谷のキャラが伝わりにくいので、仕事場での態度とかもう少しエピソードがあれば尚良かったかもです。

1

メンドくさい拗れ方に萌えた!

シリーズ1作目。
(現段階で3冊+スピン1冊が出版されています)

洋食屋を舞台としたシェフ×フロア担当のお話です。
タイトルに『不器用』と付くだけあって、攻めも受けも不器用。
且つ、とってもメンドくさい!!( ´艸`)

どちらも少しずつ言葉が足りないから、誤解する。拗れる。
グダグダしてるなぁと思いつつ、ジワジワと萌えが広がっていきました。
面白かったー♪

受けはよく言えば硬派。悪く言えば朴念仁。
頭が硬いというか、真面目すぎるというか…。
長年親友に片思いしている可愛い人でもあります。

その片思い相手の親友は洋食屋の店長。
がっつり絡んでくる割に片思いの切なさというのはあまり感じなかったな…。
本当に好きだったのか…?とさえ思えてしまう(;´Д`A

攻めは外面がとても良く、人付き合いは広く極浅。
反対に言えば、気を許せる人はとことん狭く深い人です。
この部分がキーポイントとなっていました。

最初こそ何考えてるかわからない腹黒さがあったものの、
受けに懐きだしたら尻尾ブンブン振ってるワンコにしか見えないw
勘違いなのに思い込みが激しくすぐ暴走する困ったちゃん。
独占欲が強くて、我儘で、とっても可愛いワンコに成長(?)してくれて私得。
萌えたー(∩´///`∩)

頭が硬い受けと意地っ張りな攻めが1度拗れるとまぁ盛大。
メンドくさいやりとりが延々続くのですが、
攻めも受けも傷ついてすれ違って、という部分が楽しめたので満足です(﹡´◡`﹡ )

1

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