不埒なインセンティブ

furachi na incentive

不埒なインセンティブ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神36
  • 萌×218
  • 萌16
  • 中立4
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
16
得点
304
評価数
78件
平均
4 / 5
神率
46.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
シリーズ
ダリア文庫(小説・フロンティアワークス)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784861345364

あらすじ

冴えないゲイの平田は日比谷に同情から一度だけ抱かれたことをずっと忘れられずにいた。あれから四年、馴染みのチャット仲間の中に彼がいると知っていた平田は勇気を出してオフ会に参加する。やはり彼には忘れられていたが、会えただけで満足だった。しかし日比谷に「自分に気があるのか」と聞かれ、彼に好きな人がいると知りながら、身体だけでいいから付き合って欲しいと言ってしまい…。

表題作不埒なインセンティブ

日比谷敦伸/映像制作ディレクター/32才
平田和典/フリーター/28才

その他の収録作品

  • あとがき(崎谷はるひ)
  • あとがき(タカツキノボル)

評価・レビューする

レビュー投稿数16

よく頑張った!(つД`)ノ

不埒シリーズ、キャラクターでは第2弾の直隆が一番好きなのですが、カップリングでは日比谷×和典が一番気に入ったかも!面白かったです(^ ^)

オネェ攻めは苦手なので読むかどうか悩んだのですが、読み始めてみるとあまり気にならず。日比谷はエッチの最中や感情がむき出しになった瞬間は普通の言葉になるので、その言葉が変わる瞬間が逆に萌え度UPさせてくれました( ´艸`) ♡

ストーカー受け?といっていいのか。いやいや、好きなら仕方ないよね!って範疇だったので、偶然を求めてお店へ出向いたりチャットで近付いたり頑張ってる姿にエールを送ってました!
地味でウジウジしてて卑屈なタイプと思いきや、日比谷に出会ってから自分を変える努力をしてるのが好感度◎(そういう意味では前作の真幸より断然前向きで読んでて気持ちいいです)

そんで。この2人の行きずり初エッチがとっても良かった〜ヾ(*´∀`*)ノ
攻めが強引にコトを運ぶお話ばかり選んで読んでしまう率が高いので、「コレとコレどっちがいい?」「ココどうして欲しい?」みたいな一つ一つ丁寧に確認しながら進んでいくエッチは新鮮でメッチャ萌えた(///続きД///)〜3
あと和典のおとなしそうなビジュアルに反して、エッチになると積極的になって乱れちゃうっていうギャップが素敵。

無事お付き合いも始まって、ラブラブほのぼの展開に癒されつつ、和典は愛されるのが下手だなーと心配してたトコロ。後半2人がすれ違いだし、ずーーーーっと涙ダラダラ鼻水ダラダラ。

和典が日比谷のことを純粋に好きで好きで嫌われたくなくて尽くしてるだけなのに、その気持ちを疑われる流れが、、、(つД`)ノ
違うよーそうじゃないよーと焦れったくてもどかしくて。

自虐でも卑屈になってるわけでもなく、自分から愛情を注ぐことばかりに集中しすぎて、本気で日比谷の愛情を感じとれていない鈍感な和典。鈍感な受けって何時もならイラっとくるタイプなんだけど、何故か感情がシンクロして泣きっぱなしになってましたヽ(;▽;)ノ

仲直りのキッカケを作ったのは真幸だけど、、、拗れた原因も真幸で。
うううーん。なんか真幸にイラっとしたな。
無意識で恋人のいる男に甘えるってタチ悪…。
直隆が好きだから続編読むのを楽しみにしてたけど、素直な気持ちで真幸のことを見れるだろうか。。。

1

オネエ攻めとネガティブ受け

内容はかなりレビューが上がっているので、感想メインで。
自信家オネエ(日比谷)×健気系ネガティブさん(和典)のカップルで、シリーズ四作目です。

うーん、このシリーズの中では一番苦手でした。
多分、オネエ攻めとタカツキノボルさんの挿絵のせいかなあと思うのですが。
オネエ攻めでも面白く読める場合もあるにはあるのですが、やはり全体的にはあまり好みではないようで…
タカツキノボルさんの挿絵も『不埒なモンタージュ』の頃は気にならなかったのに、今回はもう気になって気になって頭の中でシーンを描けないくらい引きずられまして。
キャラデザが、受けの性格や健気っぷりのわりにガタイが良いように感じてしまいリバな気分になりました。
BLというよりもゲイ物という感じがしてしまい、実際はその気配はまったくないのに、どうにも和典が攻めに見えてしまって。
崎谷さんの執筆スタイル自体、地の文で細かく描写を書きすぎて妄想の入る隙がないので最近めっきりご無沙汰ではあるのですが、今作はそこよりも先に書いたことが気になってしまいこの評価となりました。

2

3段活用の攻??

不埒シリーズ2作めの「不埒なスペクトル」
受様の友人が今回の攻様です。

攻様が仲間にはオネェ言葉になるという珍しい設定ですが、
漫画と違って文字で進めるとしっとりした話に対して
浮いてしまうとのことで
見た目「イケメン」、慣れた人には「オネェ」、
もっと心を許して素に戻ると案外「ぼっちゃん」
イケメン→オネェ→ぼっちゃん
の3段活用の攻様を書いたつもりが
下読みの友人には
イケメン→S→ドS
といわれてしまったとか(笑)

どちらの評価(?)が正しいのか
ぜひ読んでみてほしいです

0

初レビューはこれと決めていた

私がBL小説にハマったきっかけになった作品です。
初レビューはこれにすると決めてました。でも初めて書くのでどこまで書いていいのか。。。
随分前に読んだのですが、何度も読み返すくらい好きな作品です。
不埒なスペクトルのドラマCDが良かったので原作である小説に足を踏み入れたところ、スピンオフのこの作品でハマりました。
ですが、色々と読んできた今だから言えるのはキャラクターに対しては特に良さを感じてなかったかも・・・ということ。
それ以外の部分で、たまたま自分のタイミングと読んだタイミングがフィットしたんだと思います。なので参考にならなかったらすみません。

細々と地味に生きてきた受けがある日職も住まいも失ってしまうとわかって、この先の人生を憂いていた時に足を向けた2丁目でセレブでおしゃれなオネエキャラの攻めに助けてもらって、思い出に抱いてもらったことから関係は始まります。
BL特有の場面よりも、片思いの期間に受けが少しずつ生活の基盤を立て直して頑張る→見た目も変わっていくところに普通に勇気をもらった感じです。
いまだに日常のこまごまとしたところを書いてくれる作家さんが好き続きなのも、濃厚なシーンがないと物足りない感じがしてしまうのも、すべて崎谷さんの、そしてこの作品の影響が大きいかもしれません。
長く片思いの時間と、付き合ってからの時間が半分ずつくらいで書かれていますが、付き合いはじめてからの危機で心が締め付けられました。相手を思って相手の思い通りにするのが正解ではないってことがわかったり、セレブなりのトラウマがあったり。
同じシリーズの不埒なファシネイションに後日談が書かれているので、これを読んだ後に読んでみるといいと思います。
ただそっちは玩具とか出てきちゃうんで、地雷の人も居るかも・・・・。
日常BLが好きな方、健気受けが嫌いでない方なら、十分楽しめる作品だと思います。

4

二人ともキャラがよかった

不埒シリーズ4作目。今度は真幸の親友、オネエの日比谷のお話。
性別を超えた感があるというと、たいてい女性性が強いキャラを思い浮かべますが、日比谷は男性性が強いのに女性性も感じさせる興味深いキャラでした。
仕事やプライベートでも何層にもわたって自分を切り替えてゆく日比谷のキャラだけでも面白かったんですが、それに思いを寄せる和典がすごく控えめでヘタレなのに芯が強くしっかりしていて、さらに楽しめました。

私はそんなに自虐的とは思いませんでした。やっていることを考えたら無理もないというか。多少臆病さはあるにせよ、そういう子だから日比谷もほだされたんだろうし。慎みというか調子に乗らない奥ゆかしいところが和典らしさなんだと思います。
ただ、これが女子だったらいじめられそう(笑)

おとなしめの受けを可愛がる攻めってだけでなく、可愛い攻めを包む受けという構図もあって、精神的にリバっぽいところが特に好きでした。

0

キャラクターがダメだった。

『不埒なモンタージュ』からのシリーズです。

『~モンタージュ』の真野弟CP・『~スペクトル』『~パラダイムシフト』の真野兄CPから少し外れて、真野兄・直隆の恋人である真幸の友人・日比谷(攻)がメインです。

え~、個人的にいわゆる『オネエ(言葉)キャラ』がものすごく苦手なんですよ。
いえ、別に脇キャラクターなら一向に構わないんですが、メインになるともうどうしても無理なんです。

というわけで、日比谷がメインというだけでもう読む気しないくらいでしたが、それでも崎谷さん作家買いなので一応読みました。

その結果、非常に苦手な『オネエ(言葉)』以上に、日比谷の自分勝手さとキャラクターの一貫性のなさを感じて、どうにも入り込みようがありませんでした。
自分で最初に『重いのは~』と言っておきながら矛盾してんじゃないのか?と。

さらには、和典(受)もまた鬱陶しかった。

私は本来『ネガティブ・自虐受』は苦手ですらないです。むしろ好き要素にもなる(場合も多い)くらい。『一途な健気受』は大好きです。
それでも、この和典のあまりにも湿っぽい後ろ向き具合には苛立ちしか感続きじません。

ただ、和典に関しては、攻キャラクターがもっと違う(苦手じゃない)タイプだったら、それこそ『可愛くて健気』の範疇だったかもしれませんね。
相手が日比谷だから、もうCP引っ包めてイヤになってしまったんだけど。

とにかく、キャラクターが好みじゃないと濃いHはただ苦痛でしかなかった。適当に飛ばし読みでもうんざりしました。『S気質攻』が大ッキライなので余計ですが。

思い返してみると、崎谷さんの地味系受の作品は合わない確率高いかもしれない。『地味』自体は別に苦手でもなんでもないんですけどね。

そして、真幸が確かに邪魔で鬱陶しいんですが、メインCPに共感も思い入れも一切なかったので、たいして気にもなりませんでした。
真幸は好きなんですが、もしこれでメインに少しでも好感持ててたら、一気にイヤになったかもしれない。←これで真幸ダメになった方は多そうな気がする。

このシリーズ自体は大好きなんですが、こちらはその中で唯一どうしてもダメでした。『読まなきゃよかった』というか『読むまでもなかった』というか・・・
もちろん、作品としての出来がどうこうではまったくなく、あくまでも好みの問題です。

3

不埒シリーズ4作目

全て一冊まるごとひとつのストーリーでした。

今回は、前作の真幸くんが頼り切ってる友人・・・というか
兄貴的存在とでもいいますか、その日比谷さんがメイン。

日比谷さんを思うのが和典なのですが、
この和典くん、すんごい芯が強い!

この不埒シリーズ4作までの受け様っていうのは
いわゆる「かわいい系」で、一途で、
一途がために幸せに怯えている、みんなそんな感じなのですが
この和典くんは、結構芯が通っていて、骨があるな~と。

駄目だからとふにゃふにゃしてるわけでもなく、
振られたんだと自分で思った時には
携帯の番号やら色々な記録なんかも
すっぱりと消しちゃったり!

そんなところが、読んでいても感触が変わって面白かったです~。

0

シリーズで一番好き!

オネエで引いてる方、騙されたと思って読んでみて下さい。中身は崎谷はるひ作品の中でも上位確実な男攻めです。普段→オネエ、素→男言葉 ベッド→男言葉&ドエスです。
なよっとした感じはまったくありません。
是非ひかずに読んで下さい!

0

和典の頑張りぶりが偉いと思いました。

今回は、このシリーズの前作に脇役として登場したイケメンセレブな日比谷にまつわるお話。
と言っても、この日比谷に片想いをした田舎から都会に出てきたちょっと引っ込み思案な和典視点でお話は進行します。
前作、前々作と時間的にはかなりの部分が重なるのですが、それらを読んでいなくても問題なく読めます。

ハンサムでお坊ちゃまで仕事も一流な優しい日比谷に偶然出会ったサエないゲイの子が、地道ですが自分を変えていく…日比谷に対する恋ゆえに。
その姿勢がとても健気で、また、ただ何もせずに待っているだけでなく自分も努力するということに好感が持てました。
和典は元々は地方出身で、臆病で、人付き合いも苦手で内気。
どちらかというとネガティブ指向が高い方だと思うのですが、こういう人が接客業で失敗しつつも耐えて頑張るとか、目標を見つけて頑張るとか、すごく精神力と努力が必要だと思います。
なよなよしてそうでいて、本当は芯が強い受け様、とってもいいですね。
日比谷も公私とも派手な生活に慣れていて、最初は和典の告白を軽く考えていたのですが、素朴で従順で出来すぎの彼氏ぶりに、きっとどんどん和典に惹かれて続きいったのだろうなと思います。
作品では日比谷の心境の変化があまり描かれていなかったので、その辺をもう少し知りたかったなという気はしましたが、和典の健気振りには参った!という感じなので、十分楽しめました。

0

健気尽くし系(真の)


なんかもう、可愛いですよね。本当に。
尽くして尽くして相手の思い通りに、本来の正体なんて見えないように、って、かなり自分に枷をつけているように見えるのですが、この受け、本来の性格が、愛するからには尽くしたい!な感じなのだろうなあ、と。

というか、そうじゃなければたぶん、セルフ開発なんてしないんじゃないだろうか、と思うわけです、私は。

そして、一図で一直線で、その一生懸命さって、きっと誰にでも伝わっているんだろうなあ、と。

たぶん、攻めはそれだけの尽くしっぷりを受けが一生懸命に見せていなければたぶん好きにはならなかったのでしょうけど、その、尽くしっぷりになんかもやもやして、いろんな意味で、嫉妬して、って、子供か!と思うけども、受け以外にはただのサービス精神旺盛なオカン。

ううむ、それだけ受けに心を許しているんだろうなあ、と思うと、すごく素敵に感じるのです。

攻めも受けも最終的には男前可愛い系って言う感じで、可愛いなあ、と思います。

泣き虫健気って可愛いですよね、本当。

0

思いが寄り添える幸せ

不埒シリーズ4作目、4作読み終えて2作目とこの4作目が面白かった。
引っ込み思案で冴えない和典が好きで好きでたまらない日比谷のために出たり引っ込んだりしながらも前に進んでいこうとするところに好感が持てました。
日比谷も和典のことを好きになってくれて愛してくれて本当に良かったねと思える作品でした。
しかし、3作目のマキの家庭のゴタゴタのその後をここで匂わせるのはどうなの?
崎谷さん、その話、どこかで書いたのかな~

1

一途な愛は報われる

モサくて冴えなくて平凡、ゲイな上に恋人も友達もいない一人ぼっち・・・
と、全く自分に自信のない和典。
それでも、地道に静かに生きていけたらいいと、たったそれだけが望みだったのに、
勤めていた会社が倒産して、仕事も住む所も失ってしまう。
そして、失意の中初めて訪れた二丁目で日比谷に出会います。

悪質なナンパから助けてもらった上に、
もう自分にはなんにもないと泣く和典を、日比谷は同情から抱いてくれます。
「どうして」と和典は戸惑いますが、「泣いてたから」とシンプルな答えの日比谷。
そんなんでやっちゃっていいのか?とツッコミたくなりますが、
和典にとっては最高の初体験となり、日比谷を本当に好きになってしまいます。

そして夢の様な一夜が終わって一人残された後、
和典は、強く、変わりたいと願います。
次に日比谷に出会ったときに自分からぶつかっていく勇気が持てるように。

その後の和典の、日比谷に対する片思いは、痛々しいほどです。
本人は「ストーカーみたい」と言ってますが、
好きになった人にもう一度会いたい、
一度きりのセックスではない、そのままの彼が知り続きたい、
そして、少しでも彼に近づきたい・・・
と、ほんのちょっとでもつながりが欲しいという、純粋で真剣な想いだと私は思います。
片思い中の3年間もそうですが、つき合い始めてからの1年も、本当にけなげです。

しかし日比谷は、今まで下心無く人に言い寄られた事が無く、
和典の一途な気持ちが信じ切れず、傷つけてしまいます。
とにかく、和典が本当に真剣なだけに、誤解されて傷つく姿が本当にかわいそう・・・
日比谷にも過去にトラウマがあり、疑う気持ちも分からなくはないが、
和典は本当にこんなにいい子なのに、信じてやって~!と、
読みながら心の中で何度も叫びました。

それにしても、真幸、真剣にウザいです。
いるよね~、女でもこんなタイプ・・・って読みながら苦笑。
前2作は真幸が主人公だったので、全く気にならなかったのですが(結構面白かったし)
こうやって脇役になって改めて見ると、こいつは本当にウザい!
間違っても友達になりたくないタイプです(笑)

エッチシーンはちょっとコメディ。
特に初体験シーンは、和典があまりに真剣で必死で、笑えます。
和典、エロかわいすぎ・・・
日比谷と晴れてつきあうことになった時の最初のエッチも、
嬉しすぎて大暴走、日比谷がちょっと焦るくらい(笑)

とにかく、和典が健気で一途で、可愛くてエロくて、
理想の彼氏像!な一冊でした。

2

感動! 平凡な男の覚悟ある恋

不埒シリーズの4作目は、第3のカップル登場です。
きっと…シリーズ中、最も平凡で最も気骨ある受様だと思いますよ。
こういう子は幸せにならなきゃダメだよ…と、読者に言わしめる男・和典は、
上から見ても下から見てもサエないゲイ..
(↑髪ボサボサで瓶底眼鏡、ヨレたスーツね。お約束のように…)
誕生日に勤務先が倒産して、高卒資格無し、棲み家すら消滅寸前..
ルックスのみならず運も悪いという、かなり悲惨なスタートを切りました。
そして通りすがりの攻様に、豪雨の中に取り残された雑種犬のように拾われて、
ちょっと慰められて、また取り残されちゃうという…世間ではまぁよくあるお話。
最低の誕生日に最高の初体験とはまぁ☆ …と受様的には人生の大事。
でも攻様的には、ただ一夜の優しい気まぐれ…で終わるはず…。
でもね、お話はここからなんです。攻様(日比谷さん)に本気で恋した和典は、
バイトも勉強もお洒落も対人スキルも、もうめちゃくちゃに頑張って頑張って(驚)
悲壮な努力も、潜伏期間数年(?)の忍耐も、身の程を心得たストイックな色気も、
ついでに独学自己開発技巧派なベッドでのテク続きも(苦笑…)
みーんな柔らかい微笑みの中に隠してふるまう、理想の恋人に成長しました。
ハッキリ言ってデキが良すぎるんです、この子は!
デキが良すぎて薄気味悪い、だから日比谷さんはタジタジ…。
タジタジどころか、内心大混乱…そしてトラブルになって大団円なのですが..
やっぱり和典君みたいな子が幸せにならなきゃウソよね…
…と読者がため息つくほどの健気ぶり。
何が違うかってアナタ、そりゃ覚悟の具合でありますよ!
極めて強い覚悟で攻様だけを見つめて4年。4年ですよっっっっ!
(おそらくは読者による)いつか飽きられるんじゃないだろうか..な心配をモノともせず、
日比谷さんの(邪魔にならず離れず聡明な)最高の恋人として生きる覚悟って..
だってねぇ…一見お洒落な恋人ライフなんてのも、楽しいことばかりじゃないのが現実で、
だから覚悟ある恋には気合が入ってて、しかも正しくてマトモ。
負い目も相手の我儘も、みーんな背負って癒し系に徹して、しかも前向きって(驚!)
覚悟ある恋は痛みも相当にともなうんだなぁ…と、読者の頭も深々と下がってしまう。
そんな受様が挫ける後半部分は、だからこそ泣けましたよ。本当に。
リアルでするには相当なリスクある恋ですが、読み返すとまた…
重くて清らかで眩しいです。健気君へのオマージュのようなお話☆
たぶんこの先、何回か読み返すことになりそうですね。
その度に…やっぱり最後に愛が勝つのは解ってても、お約束のようにホロリとくるんでしょうね。
…さてお楽しみのアノ場面、もはや崎谷節ともいえるエロ用語が妙に生々しいです。
心は清らかだけど、ベッドではちょっとヤらしいです(笑)

2

じんわり胸が熱くなる作品でした。

ふだんレビューはあまり書かないのですが
この作品については書きたくなりました。

私は不埒シリーズは全部集めています。
特に直隆×真幸のカップルは大好きなのですが
前作を読んだ段階では
正直日比谷をあまり好きではなくて…
あまり期待せずにこの「不埒なインセンティブ」を読みました。
でも読んでビックリ!
ホントに買ってよかった!!

すごい感動があったり
大事件があったりする作品ではないと思うのですが
和典が日比谷をどれほど好きなのか
ひしひしと伝わってきて切なくなって…
気付いたらポロポロ泣いてしまいました。

日比谷には和典をとびきり幸せにしてあげて欲しいです。
和典は日比谷がいるだけで幸せだと思えるような健気な人なんですけどね(笑)

二人の同棲生活も切実に読みたいので
続編強く希望です(*^^*)


ちなみひ私はオネエ攻はちょっと苦手なのですが
日比谷は全然大丈夫でした。
日比谷は芯がすごく男らしい人なのでオネエ言葉でもキュンキュンさせてもらいました。
作者さんの配慮もあってだと思います。

健気受・平凡受が好きな方には続き
強くオススメしたい作品でした!

3

長い片思いの末に・・・

言葉はオネエだけれどイケメンでホントは男臭い攻め様と
どんだけ内気でネガティブなんだと感じる受け様との
思いがすれ違うちょっと切ないラブストーリーです。

4年前に会社が倒産して先が見えない不安から寂しく自棄気味の
気持ちを持て余して2丁目で酒を飲んでいた受け様をトラブルから
助け出してくれた攻め様との一夜の関係。
見た目も冴えない受け様は自分を慰めてくれた攻め様を忘れられず
偶然見かけた攻め様の後を追ってしまい、そこで攻め様の傍に
綺麗で目を引く男性の姿を・・・
そこから彼らがよくしているゲイの掲示板のチャットに受け様も
そ知らぬふりで参加して、チャットの中だけの付き合いでも
己に自信の無い内気な受けさまには嬉し出来事で・・・
そこから内気な受け様からは想像出来ないほどの勇気で
オフ会で、再び助けられた事で付き合って欲しいと・・・
攻め様が会っていた男性に片思いしてると思っている受け様は
気乗りのしない攻め様になんとかお試し感覚で付き合ってもらう。
付き合う前に、攻め様に言われた事を忠実に守ってる受け様。
本人も自覚してますが相手が拒絶すれば完全ス続きトーカーです(笑)
そしてこれでもかっ!て程攻め様に尽くすんですよね。
ワガママも焼き餅も何も言わない・・・セフレなら最高な感じ。
でもそんな付き合いでも確実に二人の思いが育ってるんですが
初めから押しかけ的に付き合ってもらっていると思ってる受け様が
いつの間にか育っていた受け様に対する攻め様の愛情を
感じる余裕なんてないんですよね。
自分は焼き餅を焼いていい立場でもないって思い込んでる
受け様はほんとにかなり被虐的で切ないです。
そして攻め様も案外不器用なんですよねぇ~結構ヘタレです。
最後は美形の親友の協力で受け様との中を修復するんですもん。
でも4年も付き合っていたのに攻め様の気持ちが
全然伝わっていないってある意味受け様もニブいというより
酷いかもと思ってしまいましたね(笑)
ただ・・・攻め様のオネエ言葉とキャラのギャップ感は
どうも違和感あったかも、感情でかなり普通に会話してたり
って事があったからかも。でもそれも味があっていいです。
後半はメロメロに甘い二人を堪能できる仕上がりになってます。

1

健気すぎる男。尽くす男。都合のよい男。

「不埒なパラダイムシフト」でマキのチャット仲間にスピンオフカプが・・という前作後書きに日比谷の相手は一体誰?なんて期待しておりましたら、意外にも早く登場してビックリ!
しかし、、、予想しなかった人だったよーーー(読みが甘い?)
日比谷オネェ言葉で何となく正体のつかみづらい人だなーと思いましたが、ここまで、実にラストまでこじれるとは、、おかげで分厚い本になりました(汗、、)

和典が初めて日比谷に会ったのは真面目に勤めてきた印刷会社が閉鎖することになり解雇を告げられた悲惨な誕生日。
声を掛けてきた男に罠にはめられそうになっていたところ、偶然助けてくれたのが日比谷。
たった一度の情事に彼が忘れられず、ふと店で見かけても自分にきがついてくれないことから彼が常連のバーのチャットルームのメンバーであった事を知り何とか近づきたい、彼の事が知りたいとそのメンバーになる。
そして開催されたオフ会で、酔っぱらった勢いもあり彼に告白してしまい、重い男になりたくないと日比谷の条件を飲んで付き合ってもらうことになるのだが・・・

この和典という男について実に面白いといえば面白い、はがゆいとい続きえばはがゆい、キモイといえばキモイ。
そんな色々な面がちょっと面白いのではあります。
初めて日比谷と寝たときも、その後のエッチでもですが、実に積極的!
男は初めてとかいいながら、自分で開発していたらしくて、、日比谷と同じにどんだけー!!と突っ込んだ突っ込んだ(爆)
後書きのタカツキさんのイラストが如実に彼の現実をつきつけてると思いまして大爆笑しましたヨwww
地味でまじめ、だけど激しい執着を日比谷に抱いているからこそ、彼に嫌われたくなくて、彼の都合のよい男になって、自分の我は決して見せない。
そして喜んで欲しいからと、ビッチと日比谷が勘違いするほどのエロい子ぶりを発揮する。
その二面性に日比谷が居心地はいいと思いながらも、不審に思いだすのです。
でも、不審に思いだすというのは和典に対しての気持ちが何らかの変化を見せたってことですよね。

日比谷についても、最初に重いのは嫌だみたいな事をいっているのを、何故かすっかり忘れているような?
彼がそれを律儀にまもっている理由を自分にも考えもしないで、疑ってしまうのですが、突然キれだすのは日比谷も自分勝手だなーって思うわけですよ。
そのすれ違いを治めて取り持つのが、和典が日比谷が好きだと思いこんでいて気にしている存在・マキだったりするので、和典に対して説得力がある。
しかし、マキの事情があるとはいえマキ編の話を知らない人がこれを読んだら、どんだけマキは甘えん坊でずるくて、、なんて思うかもしれない。
甘え上手なマキと、甘え下手な和典。
そんな対比もされているのかな?

まあ、日比谷にも色々と過去がありそれでオネェ言葉を使う、こういう人になったというものあるようですが、
彼に悪い意味での下心がない人というのは和典が初めてだった?というのはあまりに、、、
日比谷は基本優しいんですよ。捨て猫や捨て犬を放っておけないタイプ?
彼がエロモードになると鬼畜気味になるっておネェ言葉でなくのるのに対してギャップは余り感じず、むしろやっぱりそれが地かな?なんてww
いっそエッチもおネェ言葉で鬼畜攻めしてくれた方が好みだったんですがw

きっとね、和典の粘り勝ちだとは思うのです。
何年も彼の為だけに、ずっと合わせてきたのですから。
だけど、誰よりも貪欲な人だったのではないのかな?
そう考えると、、、和典って健気で一途ではあるけどちょっとキモイ人なのかも?と思ったわけです。
和典が実によく泣くのですが、けっこうそれが好きだったりします♪

3

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