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表題作不測ノ恋情(1)

伊倉絢都,バイでレザーブランドのデザイナー
宮田一臣,ゲイで今まではタチだった雑誌編集デスク

あらすじ

出版社のデスクでゲイの宮田は、恋人に過去の恋愛への未練を指摘され振られてしまう。二丁目で自棄酒していた宮田だが、偶然仕事相手のレザーブランドの代表・伊倉と出くわす。バイだと言う伊倉に飲みに誘われるが、すげなく断る宮田。後日、仕事への支障を心配する宮田をよそに、伊倉は宮田の事を気に入ったと、プライベートでのつきあいを求めてきて…!? 大好評「純情」スピンオフ登場!!

コミックス累計50万部突破!!
記念企画いろいろ進行中☆
(出版社より)

作品情報

作品名
不測ノ恋情(1)
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
純情
発売日
ISBN
9784861345258
3.6

(36)

(8)

萌々

(15)

(7)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
13
得点
126
評価数
36
平均
3.6 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数13

「純情」スピンオフ作

あの「純情」の引っ掻き回し役・宮田先輩が主人公のスピンオフ。全3巻。

「純情」にて倉田と同居を始めた戸崎。もう随分前に自分の浮気で別れてしまった戸崎にまだ未練があった宮田。そのダメージを今カレに気付かれて振られて。
二丁目でヤケ酒時に仕事相手のレザーブランド代表・伊倉とバッタリ会い、その後仕事をタテに付き合う事を強要(?)される、という冒頭。
宮田は「付き合い」は了解するものの、相当露骨に「イヤだし好みでもないけど、脅されたので手っ取り早く寝てやります。仕方なく」という空気をプンプン出してホテルへ誘う。
しかし、バリタチの宮田はバイの伊倉にうしろを弄られて、感じた事の無い感覚を得るのですね。
戸惑い反発する宮田と、どこまでも不遜な伊倉。

…そっか、タチの宮田がこちらでは「受け」ですか…!
おいしいわ〜。
私はいわゆる「攻めx攻め攻防」っていうの苦手なんだけど、宮田が受けは御免だっていうのはよく分かるし、伊倉の攻める事しか頭に無い一種の無神経さもすごく良く描けてるから、本作の伊倉と宮田の距離が仲々縮まらない所、好きですね。
ただ、宮田は「掘られるのは嫌だ」とは明言してるけど、自分が挿れたいとは言ってない。挿入無しなら受け的なポジションでもまあ良しとする雰囲気は出してますよね。この空気感も上手いです。
1巻では全くメゲない伊倉が押してて宮田が振り回されてるけど、さて2巻以降どうなるか?

2

昨日の攻は、今日の受

あの「純情」のスピンオフ、1冊目です。
もう皆様、度胆を抜かれておりますねぇー
まさかまさかの、宮田「受」!
前作で、飄々と余裕ぶっこいてた彼が「受」。
今回…かなり余裕無くして、転落したかのように「受」。
「昨日の攻は、今日の受」というのが、リバもありなBLでは基本といえば基本。
それでも(普通にBLに眼が慣れた読者は)ついつい見かけで判断してしまう。
余裕無さっぽいタイプの方が受だろう…とか、
やっぱ体格が華奢な方が受だろうとか、
スペックが上そうなヤツは…とりあえず攻だよな~とか(苦笑)
甘いんです!
見かけで判断しちゃいけないんです。
もっと見かけで判断しなければ!!!
もうね…体格が同じくらいなら、包容力はどちらが上だとか(?)
どっちも仕事できそうなら、もうそこでは判断しちゃダメだとか。
最終的にイニシアティブ取りそうなのは、どちらなんだ? …とか。
そういう腐った心の眼を総動員して予測する。
それでも今回の展開は、想定外だった(驚)
さてBLには…攻受がコロコロ変わるリバと、
かなり頑なに攻…もしくは受に固執するタイプのリバがある。
前者はBLゲームによく見られるタイプで、
ある程度の結末ルート数を確保するためには、やむを得ない。
が…成功すると、恐ろしく中身が充実するのも確か。
後者のほうは、徹底的「男同士の恋とは何ぞや」と追及するタイプだが、
それなりに話は(そこそこ)重くなる。
言うまでも無く、今作は典型的な後者タイプ。
それなりの年齢のひとかどの働く男達なので、
さほど恋愛体質でも無いという前提のうえで…
それでもあえて恋愛体質的にちょっと転ぶという具合。
大人の色恋なんてね、これくらいじゃないとリアリティ無いよ。

1

宮田先輩が主役

純情を読んでこちらのシリーズも読みました。全巻通してのレビューです。

純情では当て馬な宮田が主役です。元々、タチゲイでしたが、あるキッカケからバイの伊倉と付き合うことに。さらに宮田がネコ!
不本意ながら、絆されて受けに回っちゃうんですが、お話が別なのでリバって訳でも無いかな。ホントに地雷な方は注意を。

で、宮田は受け=女役的なことが多分売れ入れられないんじゃないかな。その辺はリアルにどうなのかは分からないけど、仕事や実生活と性生活の役割が分けきれてない、あるいは伊倉がバイであることも影響しているのかもですが、そこに割り切れない思いがあるから、上手く伊倉との関係を積極的に進められない(というか減らず口を叩いちゃう)のかな。

その辺の気持ちの表現がセリフや表情に表されてて、すごく上手いなって思いました。
日高ショーコさんの漫画でも感じるところ。
こりゃドラマCD泣かせなやつだ(笑)

それでも少しづつ、お互いのことを知りながら、信頼関係を築いて行こうとしてるのが萌えます。宮田の心の変化がね、イイ。

オマケと電子限定ショートに付いていた、純情と恋情の温泉旅行は微笑ましいので是非読んでみて欲しいです。

1

バイ×元タチ?

元作品を読んでないけど元タチが受っぽい展開と聞き。
元カレな元攻が受けに回るスピンオフって大好物です!!

掴みどころのないバイのボンボンデザイナーーにいろいろかき乱されてるツンな宮田がひねくれててかわいい。
目隠しであれこれやられてるところなんかどう考えても受w後ろをいじられて慌てたり感じちゃったり…
後半のス○タもかわいかった…(*´Д`)
気持ちも体もいろいろ開発されてしまえw

どう陥落されるのか続きが楽しみ。
攻と思われる伊倉も飄々として図太いだけじゃない背景が出てきそうな気がするし。

伊倉が基本敬語(宮田はたまにタメっぽい口調)でちょっと年下攻っぽい雰囲気だけどどうなんだろう?

0

宮田が主役!!

ブランドデザイナー:伊倉絢斗×雑誌編集デザイナー:宮田一臣です。

「純情」のスピンオフです。前回の主役の倉田×戸崎もちょろっとだけ・・・申し訳程度に
出ています。あと、ぶっちゃけ、宮田が受けとは思いませんでした!

伊倉は個人的にですが、好印象でしたねー。
強引な感じで宮田と付き合うことになりましたが、宮田の気持ちがわかるまで頑張って
我慢をしていましたし、それに宮田が戸崎のことを吹っ切れたのも伊倉のおかげですし
o(*>▽<*)o

マジでいい人だと思います。
しかも、せっかく理性を総動員させて我慢してたのに宮田から乗っかっていましたww
でも受けるのが嫌だということで素股で終わっていましたが( ゚ω゚;)

BL全体に置いて、今まで攻めだったキャラが受けに回るってなんかいいですよね!!
「純情」の最終巻の小冊子で宮田を主役にする話をしていたので、あーなるほど!
とは思いましたが、まさか受けに回るとは!って感じですね!

それに「純情」を読んでいた時の宮田はただの当て馬程度にしか見ていなかったので
本当にびっくりでした!

0

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