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表題作ぼくと執事と婿候補 嘘と執事の咎

二階堂貴明 /婿候補だったが経歴詐称で資格剥奪/20才
夏目潤/神刀・阿修羅の管理者で紫天童子/21才

その他の収録作品

  • 序章
  • 第一章 新たな候補者
  • 第二章 執事の選択
  • 第三章 嵐の夜
  • 第四章 裏切り
  • 第五章 別離
  • 第六章 阿修羅の継承者
  • あとがき

あらすじ

「安全パイの男なんか、ごめんだぜ」
新婿候補だけじゃなく、キケンな見習い執事も登場!?

婿の資格がないとして、夏目家を追い出されてしまった貴明への想いを断ち切れず、苦しみ続ける潤。そんな潤の姿を見て「坊っちゃま一筋」の若き執事・千早の心も揺れていた。しかも、次の婿候補として乗り込んできたのは、とんでもない“俺さま”男――。
だが、そんな時、神刀・阿修羅と覇王の座を狙う邪悪な存在が策動をはじめる。夏目家を、そして愛する坊っちゃまを守るため、千早が下した決断とは!?
(出版社より)

作品情報

作品名
ぼくと執事と婿候補 嘘と執事の咎
著者
岡野麻里安 
イラスト
穂波ゆきね 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062867030
3.6

(3)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

まるで完結篇みたいな盛り上がり!

シリーズもいよいよ大詰めの3作目に突入しました。
次回が完結篇なんですが今回のストーリーはかなりの盛り上がりです。
攻め様の隠された過去も明るみになって、阿修羅を求める理由もわかります。
まぁ、阿修羅を求めてるのは両親や兄弟を殺されたって言うのは前作でも
あったので、敵討ちプラス何かあるのかと思っていたのですが理由は己を
守る為、ええっ!そんな理由?!ってちょっと思ったけれど敵の事を考えたら
納得なんですよね。
攻め様がかなり高い能力を幼い時から持っている事が不運でもあるかも。

1番気になっていた執事の秘密も明らかになっていくのですがこれはびっくり
この事実は坊ちゃま命の執事本人よりも、受け様が驚愕してしまうのです。
この事実を知ったことにより受け様は苦悩する事になるのです。

受け様の従兄弟や本家の皆様が敵に全員身体を乗っ取られてしまう今回
そして阿修羅を奪おうと画策しているのです。
その為、受け様の執事が危険な目に遭ってしまう。

今回は光秀や信長がかなり大活躍してくるんですよね。
敵側に付く武将達と阿修羅の紫天童子に付く武将達との夏目本家と分家を
二分した戦いになってくるのです。
ヘタレで優柔不断な受け様が執事に諭されながら大人として紫天童子として
今回は一回り強くなるストーリー、攻め様との仲もしっかり相愛になります。

1

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