そいつは俺の修習生ですよ

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表題作六法なんかじゃ間に合わない!

人権派の指導弁護士 海渡
司法修習生 森永眞人

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

司法修習生・森永の担当教官は「人権派」を標榜する海渡弁護士。
やり手ながら癇症で、辛辣な言動の数々に森永は振り回されっぱなし。
しかもセクハラをしかけられて――?

司法修習生の森永は修習初日に担当教官の海渡がボス弁と揉めて所属事務所に三行半を叩きつける場面に遭遇してしまう。いきなりの独立&新事務所立ち上げに面食らうヒマもなく、癇症で言動も辛辣な海渡に振り回されっぱなしの森永。しかも海渡の修習時代の同期という判事補と検事まで登場し、海渡の暴露話を吹き込んでくる始末。「人権派」を標榜する若手敏腕弁護士の意外な一面を垣間見た森永だが、あろうことかその海渡にセクハラをしかけられて――!? 教官×修習生の法曹界エンタテインメント!

(出版社より)

作品情報

作品名
六法なんかじゃ間に合わない!
著者
深沢梨絵 
イラスト
北沢きょう 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576111704
2.6

(5)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
11
評価数
5
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

痴漢で始まり痴漢で終わる?

出来れば上下巻同時発売で読みたかったと思う内容でした。
BLのLは無かったのですがかなり興味深く読みました。
若干問題ありだが若手でも実力のある弁護士と司法修習生との
実務を指導する側とされる側での実際の依頼を通しての実習での
二人のやり取りをメインに進むお話でした。
将来は弁護士志望の森永が実務で指導を受ける予定で弁護士事務所に
行くと何故か不穏な空気が流れていて・・・
担当教官の海渡は森永の実習日当日目の前で突然事務所を
辞めてしまう、何も理解しない内に共に連れ出されて・・・・
かなり強引なのですが有言実行で翌日には新しい事務所を
立ち上げてしまう行動派でもあるのですが
物言いはかなり辛辣な事もあり森永はついていくのに必死
ただ、そんな中で海渡と依頼者のやり取りを聞いていた森永は
依頼者にもかなりきつい事を言っている事に疑問を
それへの返答は比喩を使ったもので・・・・

そんな中で酔った海渡にセクハラをされてしまう森永
でも加害者側の海渡は何事も無かったかのように接してきて
森永は苛立ちと不安を抱えてしまう。
そんな時に痴漢の冤罪の依頼が来て・・・
これは卑劣な痴漢行為と冤罪についてなかなかに考えさせられる
内容と設定でしたね。
そのさなかで海渡の酒が全然ダメな事や思っていた以上に
紳士で真面目な対応をしてくれた海渡への誤解も解けて来て・・・
前半では熱血的に司法修習生の指導をする海渡と不安や疑問を
抱えながらも実習を通して成長する森永の姿が描かれていました

幾ら泥酔状態でも森永にセクハラしてしまった海渡の深窓が
次回の話で見えてくるのかな?って思います。
それに気になるのは海渡のかなり強烈な人権派としての活動
過去に何かあったのかなと想像を掻き立ててくれます。
次作がとても楽しみな1冊です。

1

いまんとこカテゴリーエラーとしか。。。。

オモロかった。
お話はオモロかったです。それに意義はアリマセン。文章もウマい。

でもこれってBLかな?
なんかーダマされた気分です。。。。(,,-_-)
Hがないのは別に気になりません。そういうBLもあるし、好きですしネ。
でもラブがないってのは納得いきません。

ラブもHもいらないならBLじゃなくてラノベか一般読みます。
オモロいかっていうより、BLじゃないってことにビックリガッカリ。
続巻で一つの話になるならそう書いてくださいッ!
だったらいま買わなかったから!
いまんトコBLのLは皆無です。恋愛小説としたら完全にカテゴリーエラー。

キャラが立っててお話も会話もオモロいし、イラストもキレイ。
弁護士のことも楽しく書けてて興味深く読めるし、本当に楽しいです。
だから評価は中立にしますが、個人的にはこれをBLと言われると腹立ちますネwww

4

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