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エリート刑事はゴシップ犬を煽る

elite keiji wa gossipken wo aoru

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表題作エリート刑事はゴシップ犬を煽る

垂乃伊楸/警視庁捜査2課のキャリア警視/27才
結賀高瑛/編集記者/28才

あらすじ

熱血記者の高瑛は、バーで意気投合したエリート刑事の楸に迫られ困惑してしまう。だが仕事好きの価値観を共通する口説き文句には惹かれ…。ある晩、人気タレントの不可解なスキャンダルを手に入れ、楸とともに真相を探りはじめる。次第に浮上する謎の犯罪組織と、リーダーである美しい青年の正体。スキャンダルの裏が明らかになっていく中、罠に飛びこんだ高瑛は、楸と青年の間に肉体があったことを知り……。

(出版社より)

(出版社より)

作品情報

作品名
エリート刑事はゴシップ犬を煽る
著者
かみそう都芭 
イラスト
敷田歳 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
発売日
ISBN
9784781607238
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

仕事ありきの恋愛

2時間サスペンスドラマみたいな面白さがありましたね。
主人公の受け様が長年付き合った彼女から振られるところから
始まる話なんですが、記者として仕事中心で他は手を抜きまくり
年代的にバリバリやってる感じが伝わります。
そしてその現場にいた攻め様、二人で焼酎飲みながら意気投合
そこから攻め様のアプローチが始まるのですよ。
初めは酔った勢いで一方的に気持ちよくしてもらい・・・
そして2度と会う事もないと思ってたら、職場で再会
なんと攻め様は警視庁のキャリアで受け様の職場に身分開示で
訪問してくるんです。
職場が職場だけに編集長も受け様がスクープ狙いでキャリアと
仲良くしてる事に大満足で、攻め様の将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
みたいな攻め方に感心しちゃいます。
結構馬の合う二人は出先で若手俳優の常軌を逸した行動を目撃
クスリでも使っているような態度と偶然落とした卑猥な写真
それは俳優が若い男と絡んでる姿で・・・
受け様はその俳優と面識があり、そんな事をする人間で無いと・・・
そこから事件が始まるのです。
政治家の腐敗とその後ろに見え隠れする黒い影。
事件に巻き込まれながらも記者として信念を曲げない受け様
そんな受け様を支えながらも共に事件解決を模索する攻め様。
男同士だから、互いの仕事を尊重しあい高め合っていけるような
二人の関係が読んでて凄くサッパリ感があって良かったです。
そして魅力的な訳ありキャラも登場してるのですが
そのキャラで別の作品1本出来るでしょう?ってくらいの人物
テンポが非常にいいのに、切ない感じやシリアスな雰囲気も
しっくりまとまっているような作品です。

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