最愛の妻は…おっさん!?これは究極の恋!

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表題作パパがも一度恋をした 5

二ートでひきこもりのお父さん 吾郎
おっさんになって蘇ったお母さん 多恵子

あらすじ

愛する妻が亡くなって以来、丸3年間引きこもり中の山下吾郎(38歳)。
娘ですら手をやくそんなダメパパ・吾郎のもとに突如現れた不審な中年男。
……その正体は、おっさんの姿になって生まれ変わってきた(!)妻・多恵子だった。

すね毛は生えてるし、加齢臭はするし、ハゲ散らかしてるし…そしてエプロン姿よりも、ねずみ色の背広姿が妙に似合う。
――そんな妻、ぜったい嫌!なはずなのに、やっぱり最愛のひとは、最愛のひと。
「妻」を名乗るそのハゲ散らかしたおっさんを、多恵子として生前と変わらず全力で愛し始めてしまう吾郎なのです。

5集では、娘・トモが次第に”おっさん多恵子”を母と信じて歩みよるようになったり、多恵子が中学校の同窓会に参加できるよう吾郎が必死の画策をしたり…。

ふたり流の愛の育み方は、微笑ましさも暴走具合も右肩上がり。
世界一しあわせで、世界一むずかしい恋――今日も絶賛進行中です!

(出版社より)

作品情報

作品名
パパがも一度恋をした 5
著者
阿部潤 
作画
阿部潤 
媒体
漫画(コミック)
出版社
小学館
発売日
ISBN
9784091841759
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

着地はいったいいつ?

亡くなったお母さんがチビデブハゲのおっさんになって蘇った!?
そんなコメディながらも切ない(?)設定のお話もはや5巻。
どうも、主軸はおっさんをお母さんの多恵子として完全には受け入れられない夫・吾郎と、その娘・トモの葛藤へ移ってきているようです。
3巻で、おっさん多恵子の絵が随分乱れて、本来のブラックおっさんの線が微妙に濃さをました、可愛げない絵から4巻で修正され、5巻は実にまんまるにかわいいおっさん全開!
すみません!この萌え評価は作中前半にある、おっさん風呂にハマって動けない大股開きなモザイク加工絵にありました(涙)
不純でごめんなさい!!

吾郎狙いで隣の部屋へ引っ越してきた、若かりし頃の多恵子にそっくりなミクたんが、色仕掛けで吾郎を挑発します。
「いや、オレには多恵子が!」
必死でおっさん多恵子に集中しようとする吾郎のおかしな集中方法。
そこまで無理するのが、お笑いを通り越して悲哀が・・・

トモの友人が家に遊びにきてしまい、吾郎はおっさんをお母さんだと紹介すると、友人のイケナイ妄想が!?
トモは複雑でしょうね(涙)
でも、ほのぼのした家族風景に、いいな、って思わせるのです。
その友人の”おっさん萌え”という言葉に多恵子の可愛さをアピールしようとおっさん多恵子動画をUPする吾郎・・・
トモがモデルにスカウトされたり、そのかわいさでついでにおっさんモデルに、おっさん多恵子が抜擢されたり、と色々なエピソードが続きます。

やはり、この本はおっさん多恵子の魅力でしょう!
おっさんなのに、かわいいその容姿と恥じらうしぐさ。
時に母親としてトモを守る姿(その方法は変態おっさんでしたがw)
健気な妻としてのおっさんのかわいらしさ。
吾郎の愛情作戦が裏目にでて、おっさんカワイソーとも思うが、オチ的にはハッピーになっているので、それでいいのか?と自問しながらも救われるのです。
ただし、、、甥っこのトカレフ登場があるとどうしても、オ下劣ネタ好きな自分でもどうかと思うほどのオ下劣さをみせて、首はひねらざるを得ません。

このお話、一体どこまで続くのでしょうか?
いきあたりばったり感もなきにしもあらずですが、、、はやいところおっさん多恵子に幸せが訪れてほしいです。
今回はちょっとソフトで助かりましたが・・・

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