花はキスで咲き誇る

hana wa kiss de sakihokoru

花はキスで咲き誇る
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
22
評価数
6件
平均
3.8 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784344824195

あらすじ

故郷の村を守る為、開発会社社長の愛人になろうとする菜央。そんな菜央に、愛人になるための手ほどきするのは藤堂という男で…。
(出版社より)

表題作花はキスで咲き誇る

藤堂幸人 冷酷非道なホテルグループの社長28歳
小沢菜央 ホテル計画を阻止する為田舎から上京16歳

その他の収録作品

  • 花びらの行方
  • あとがき

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レビュー投稿数2

マイフェアレディ風ですが感動作

主人公の菜央は東北の田舎から上京してきた16歳。お相手の幸人は東京で働く冷徹な雰囲気の実業家でかなりのセレブ。
歳の差、身分差ものの組み合わせだと王道なタイプでした。

菜央は自分の生まれ育った村がなくなることになり、そこを開発しようとしている会社の社長に直談判するため一人東京にやって来たのですが、行き倒れていたところを幸人に拾われます。
幸人は冷たいタイプなんですが、菜央がお目当ての社長に会えるように手助けをしてくれます。しかしその中には菜央を都会に慣れさせるという名目で礼儀作法もあれば、ベッドでの慣れも含まれています。

冒頭からかなりえろえろな展開でした。私が今まで読んだ 雪代さんの作品の中で一番えろかったので少々驚き…。
最初は、行き倒れの子供にそこまで面倒を見る幸人の理由がわからなくてちょっと違和感がありました。田舎から出てきた見ず知らずの初な子供にセックスを教え込むって・・・やり手の実業家なのになんでこんなことを?という感じでした。
結構中盤までは延々と幸人のレッスンが続きますので、正直に言うと途中まではちょっと退屈だなあと思っていました。
でも中盤からは続きかなり面白かった。

幸人がこんな子供に手を貸した理由も後半には明かされて納得できますが、割と予想がついてしまうものなのでそこは残念かも。
菜央の方言がめちゃくちゃかわいいです。創作の方言だそうですが、悲しい時も、怒った時も、ついでる方言というのが哀愁があって良かった。

個人的には都会にきても花がどこかにないかな?とか、星が見えないとか言っていた菜央は根っから田舎のほうが似合うと思っていたので、結局最後、恋が成就した後は東京に引っ越すというのはそれでいいのかなぁという気もします。
しかし、最後の書き下ろしがとても良かったです。この書き下ろしあっての作品ではないかと思いました。

都会にやって来て都会で暮らして菜央のアイデンティティは大丈夫なのかな…と思っていたのですが、書下ろしで23歳になった菜央は想像以上に精神的にも成長していて、田舎で育ったのに東京に出て、そして世界にいって…それを怖がる菜央を、お前は絶対に幸せになれる、16歳の時に一人で着の身着のまま上京してきたころの、あの頃の自分に負けるな、と後押しする幸人も、本編よりずっと柔らかくなっていて感動しました。
この変化もきっと、菜央がもたらしたものなんだろうなあと思います。

そしていつか二人は引退して田舎で寄り添って暮らすんだろうという作者さんの言葉を信じると、素敵なカップルの生涯をありがとうと思える作品でした。

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何気にショタの匂いがしますけど・・・

04年の同名小説の文庫化再販書籍になります。
マイフェアレディー風のショタの匂いのお話です。
仕事は冷徹にこなし、一切の情の欠片も見せないような攻め様
そしてプライベートでは何事にも真剣にならない鬼畜傲慢な
攻めさまと、健気で純朴で自分の生まれ育った田舎を愛する
受け様がホテルの開発プロジェクトで自分の田舎が無くなって
しまうと知り、無謀にもその大会社の社長へ取りやめる様
お願いする為に一人田舎から上京して、道端で倒れた受け様を
偶然攻め様に助けられ、事情を聞いた攻め様は自分は社長の
知り合いだから会わせてやると、それは攻めさまが気まぐれで
始めた遊びだったんですが、愛人としてなら紹介してやると
言われ、田舎を守りたい一心で攻め様に従う受け様。
ホント鬼畜なんですよねぇ~、中学を出たばかりの受け様を
大企業の社長の愛人として紹介してやるとエロ調教する攻め様
でもその社長が1週間後に父親の後を継ぐ攻め様なんですから
健気で純朴な受け様を暇つぶしの相手に騙して抱くなんて
鬼畜なんてもんじゃないのです。
でも、一緒にいる事で何に対しても真剣さのない攻め様です続き
いつの間にか受け様の事が可愛くなってるんですよね。
そして同時に今まで思った事もない罪悪感にも苛まれるように。
受け様にホントの事を話して分かってもらおうとした矢先に
最悪の形で受け様に知られてしまう。
騙され遊ばれていたと知った受け様は飛び出すように田舎へ・・・
攻め様は全てに立ち向かう覚悟で受け様の元へ・・・

攻め様の予定とはかけ離れてしまってるけれど、結局受け様は
攻め様を誑かして田舎を守った事になるのか!って?
傷ついた受け様に心から許しを請う攻め様は既に受け様に
メロメロ状態なんですよね。
小猿に心を奪われた傲慢キチクな攻め様が真実の愛情に目覚める
ストーリーでした。
書下ろしは院生になった受け様と忙しく仕事をしている攻め様の
日常と大人になった受け様の成長した姿&更に跳躍する未来です。
7年後の話であの小猿だった受け様が優秀な若手の研究者に!
でも攻め様への思いは7年前よりも強くなっていて・・・
ちょっぴり切なくてでも強くなった受け様の姿がステキ
そしておじさまになってしまった攻め様も萌えでした。


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