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表題作タイトロープなkiss(キッス)

茅野大介・22歳
瀬々直己・縄師

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

茅野はAV撮影のバイトで、主演女優よりも、スレンダーな美人、瀬々に目を奪われる。でも彼はSM界のカリスマ縄師で…!?著者:しんがいわかこイラストレーター:金ひかる

作品情報

作品名
タイトロープなkiss(キッス)
著者
しんがいわかこ 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
ハイランド
レーベル
Laqia Novels ~ラキアノベルス~
発売日
ISBN
9784894860346
2

(1)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

SM縄師。

金さんのイラスト買いで、しんがいさんはこれ1作しか読んでいません。

う~ん、なんとも評価に困る作品です。

特殊すぎる職業を取り上げていますが、なんでわざわざこういう題材を選んだのかはあとがきで『漫画家さんの忘年会で縄師さんの緊縛ショーを見て思いついた』と書かれてました。それ、どんな忘年会なんですか!?申し訳ないけど、その一文がこの本の中で(本文以上に)いちばんインパクトありました。

同じくあとがきに『SMはあんまり・・・』的に書かれていましたが、確かにそれなりに詳しく書いてあるとは思うものの、ご自分の興味がある分野じゃないからか上辺だけって感じでした。

とりあえず選んで調べて書いてみたって感じで、ストーリーとの調和としてはどうなのかなあ。
まあ深く描かれても(私も苦手分野なので)読んで困ったかもしれないけどさ。

CPで言えば、年下ワンコ攻×クールな美人受、になるんでしょうか。これもキャラクターの描写が甘い(浅い)気がしました。

瀬々(受)の過去も、重苦しい設定のわりになんかあっさり流し過ぎな気がするし、だったら最初からそんなの入れなきゃいいのに。

茅野(攻)の一人称なんですが、だから余計に軽く感じたのかもしれません。内容としては決してコメディではないんですけどね。

とにかく、いろいろとアンバランスさを感じました。題材や設定が浮いている・上滑りしている感じ。

ただ、結局はイラスト買いですので、イラストがよかっただけでもういいです(ほぼ諦めの境地)。

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