大人同士

otona doushi

大人同士
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×210
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
93
評価数
23件
平均
4 / 5
神率
30.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784199006548

あらすじ

「作家にいい顔するだけの編集なんて無能だ」
優秀だけれど廃刊寸前の文芸誌で燻(くすぶ)る編集者の小林(こばやし)に、毎日喧嘩を売ってくるのは同期の時田(ときた)。分析能力に優れた営業部のホープは、実は小林と同じゲイ。ある夜「外回りで疲れた俺に肩くらい貸せ」と挑発され、つい勢いで抱いてしまい!? 犬猿の仲の二人が恋に落ち、やがて週刊誌の黄金時代を築いていく ──「他人同士」待望のスピンオフ登場!!

(出版社より) 

表題作大人同士

小林吉行・央剛舎文芸誌「小説央剛」編集者・28歳
時田国彦・同期の央剛舎営業マン・28歳

その他の収録作品

  • 同僚同士

評価・レビューする

レビュー投稿数5

恋も仕事もガッツリな大人の恋愛

以前『他人同士』を読んだときに主人公カプより気になった小林×時田の大人組が主役の作品です。
想像のとおり大人な二人の恋と仕事の話しに萌えました。

さすがお仕事系のお話で定評のある秀さんの作品で、そのバランスはちょうどいい配分で恋に苦しんだり行き詰まってもしっかり仕事はするし結果も出すかっこいい二人でした。

新藤まゆりさんの描く二人が秀さんの描写した文章からのイメージにピッタリだと思いました。
口は悪くて性格もきついけれど才色兼備な時田はスーツスタイルが素敵です。
ラフなスタイルの小林は温厚で温かみのある外見なのに案外熱血で仕事はできる男です。

いい恋愛をしてこなかった時田が自分を守るかのように攻撃的な性格だけれど、小林が溺愛していくうちに徐々に角が取れてくるところがいいなと思いました。
ちゃんと愛されていいんだということを言い聞かせて甘やかせるところに萌えました。

小林が時田の暴力的なセフレと手が切れるように手回しよく画策し、呼び出してやっつけてしまうところがテンポよくすっきりしました。
愛ですね。

2

超カッコイイ!!

小学生、中学生の頃、思い描いていた「大人」の姿がここには宝箱みたいに詰め込まれてる
ちゃんと仕事ができて、恋も遊びも知っていて、時には悩んで、でも自分で解決して
しかもその「仕事描写」が本当に鮮やかにイキイキと描かれていて神だな~!!
と思ったのですが萌×2ですみません・・・いや
ブラック(ダークサイド?)秀先生を知らなければ神だったのですが、

なんだかひょいひょいひょーいと描いちゃったんだろうなあ!という先生の余裕を感じてしまったので
あまのじゃくに☆四つに致しました 
こんなにコンスタントに素晴らしい緻密で、プロフェッショナルな作品をポンポン発行される先生の・・・ギリっぎりの作品を・・・読んでみたい!!と思ってしまうのでした・・・
きっと秀先生がギリギリに追い詰められて悩んで悩んで書いた物って凄まじいのではないでしょうか?

というくらい秀先生の手のひらでスタイリッシュに萌えに、めいいっぱい楽しませて頂いた
素敵な作品なんですよね!!
ほんっと秀先生!!カッコイイ!!男前です!!
せんせーーーー!!キャーーー!!!抱いてーーーーー!!って感じに
カッ続きコイイ作品ばっかり!!大好きです!

こんな大人になりたかった!(笑)

2

正攻法の権力とは?

既刊「他人同士」シリーズのスピンオフ篇になる本作品、良いです!
仕事に打ち込む男ってやっぱり素敵ですよ~、そして愛する相手を正攻法で守る
かなり胸にくる感じで久々に良いお話に出会ったような感じでした。
別にうるうる感動系と言うことはないけれど硬派系な攻め様とちょっぴり軽薄系の
受け様が本気の恋愛をしてる姿はかなり惹かれるものがありましたよ。
残念ながら他人同士は読んでいなかったのですが、単品でも違和感もなく
スピンオフと知らなければそのまま本作1本で出てる作品だと思える骨太感です。

同じ出版社で編集と営業と言う業種違いながら同期入社の二人は気が合わない二人
それも、受けさまである営業の時田がかなり一方的に嫌っているような雰囲気
そしていつも嫌味や愚痴や編集をバカにした態度で罵られる攻め様
自分の何がそんなに受け様を怒らせているのか見当も付かない攻め様
挙句、二人の性癖は同じゲイで、行きつけの店も同じなんです。
受け様は、その美麗な外見からかなり軽い付き合いだけで遊んでいるタイプで
攻め様は、なかなか刹那的な軽い遊びが出来ないタイプで二人は正反対

攻め続き様は受け様の自分に対する風当たりの強さに、上司にそれとなく聞いたが
受け様は編集希望なのに、営業の才能を買われ、希望部署に行くことが出来ないと・・・
それを知った攻め様は、以前に自分が言った心無い一言を後悔する

そんな中で二人で食事をする機会があり、流れで受け様に誘われるように
抱き合うが、受け様は遊びと・・・・しかし攻め様は受け様が誰かに暴力を
振るわれている事を知り、それから受け様の事が気になって・・・
本気の恋愛はしないと言う受け様にいつの間にか本気になってしまった攻め様
それと同時に受け様を守ろうと・・・

やりたいことをするために出世をしたいと言う上昇志向の攻め様なんですが
それが全然嫌味な感じがしない誠実な雰囲気があるんです。
まぁ、その誠実さで受け様を手に入れるのですが・・・・
男同士、仕事でもプライベートでもお互いを高め合っていけるような二人
ベストカップルって感じで良かったです。
遊びなれた受け様が本気の恋愛で照れてる感じが萌え心を擽り、攻め様の恋人に
対する甘さもかなりいい感じでした。
リーマンもので、結構骨太で深みのある作品です。かなりお勧めの1冊!

2

お仕事ガッツリ男の矜持

雑誌は購読してないので、待ってました!!
「他人同士」のスピンオフ♪
央剛舎の看板雑誌「週間央剛」の編集長と副編集長の28~31歳の頃のお話。
それはそれは、自分の期待する男の仕事の上での 矜持、信念、上昇志向、嫉妬、等が同期でライバルの男二人によってくりひろげられ、
その中で信頼と愛が生まれて切磋琢磨していく様子は、実に自分好みに仕上がっていました。
そうそう!こういう関係がスキダー!と言いきれるほどにドンピシャにツボを抑えるカプとシチュだったのですよ。

売上が低迷している「小説央剛」そこの編集をしている小林に、売る立場の営業・時田はこのままではいけないのだと何かと小林につっかかる。
互いにゲイで、馴染みにしている店が同じ事から、時田の奔放な様子も小林は見ている。
しかし、時田が小林につっかかる理由の一端を先輩社員から聞かされて小林は少し時田への認識が変わるのです。
それから偶然が重なり時田と少し相容れるようになった時、ほんとうの危機が編集部に訪れて、その為に時田の協力を得て危機を乗り切るのですが、
その間を通して二人が恋人になる、あるトラブルなども織り込まれ続き、恋愛過程もしっかりとまっとうされるようになっている。
時田には時田の想いがあるからこそ、辛辣につい小林にあたってしまう。
一見傲慢なようでいて、実は仕事に熱い人なんだととても情熱を感じます。
また小林も日和見編集長に疑問をもっているのですが、先輩の三澤という存在があって、彼がいるからこそ、小林は色々と行動できて、そして時田とも近づいていくことができるような気がします
意外にこの二人がまとまるための影の功労者はこの三澤かもwww

そして恋人になった二人のその後なのですが、これがまたいいのです!
低迷した小説央剛を盛り上げた功労で、看板雑誌の編集部へ異動になった小林は、仕事に燃えてます。
遅れて時田も配属になってくるのですが、時田はその中でも比較的地味な部署を担当して、小林との差が見られる。
この差が、小林が時田を好きでいながらも多少傲慢になって時田を理解してなかった
また時田の焦りと嫉妬を生むと言う、すれ違いになっているのがまた引き込まれるのです。
だけど、やっぱり時田でした!
彼は自分で小林と同じ仕事をするために自分で這い上がってくる。
見えないところで自分で切り開く術を見つけるのです。
恋人でありながら、ライバルであり、互いと一緒に仕事がしたいという強い気持ちの為に、公私ともに素敵なパートナーに育って行くという姿は、理想のカプですね♪

ここで出てくる週間央剛の編集長、イケてるおやじですね♪
進藤さんのイラストにほれちゃいますv
この話の中で、15歳の諒一が登場して小林を誘おうとしてますwそんな時期もあったのね♪なんて、小ネタがはいってるのがクスっとさせました。
そしてラストではこの小林・時田カプと、曄と諒一カプが一緒に飲んでるシーンが出てくるのですが、これを見て、ああ~大人カプと子供カプだなww
って、、この題名の大人同士というのに妙に合点がいってしまいました♪

本当に仕事を通して育まれるこの信頼関係と愛情。
理想の形で表現されたこの作品、大好きです!!

2

お仕事お仕事!!

実は、本編を読んでないくせに、
スピンオフである本作を読んでしまいました。
内容が分かるか、少々心配でしたが、全くその心配は要りませんでした。

秀さんらしい、お仕事中心とした恋愛模様。

後に、週刊誌の黄金時代を築く2人の若いころのお話。
同じ出版社の営業と編集という立場上、ぶつかりあう2名が、
分かりあっていくというもの。

「出世して、できるようになりたい」という
社会人ならではの意欲を持つなかで、
男女での恋愛では、うまいこと回避してしまうだろうことを
男同士からこその、ぶつかり合いが面白い。
これぞBLの醍醐味です!

働くリーマン好きの方には、是非読んでいただきたいです。

3

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ