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表題作エンドマークじゃ終わらない

地元の観光開発反対派・山荻永太郎
大手のリゾート開発会社社員・清水和紀

あらすじ

大手のリゾート開発会社で働く和紀は、大学時代の恋人が今も忘れられない。
大事な親友でもあった彼・永太郎は、三年前なぜか突然一方的に別れを告げて去ったのだ。
納得できないまま想いを募らせる和紀は、ある日新規の仕事先で偶然、永太郎と再会する。
もう一度よりを戻したい!!でも永太郎はひどく冷たくて…。
その上、二人は仕事を挟んで真っ向から対立してしまい?!10年先も君をリザーブ。
スイート・エンドレスLOVE。

作品情報

作品名
エンドマークじゃ終わらない
著者
剛しいら 
イラスト
椎名咲月 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199001185
2.4

(5)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
10
評価数
5
平均
2.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

10年愛

再会ラブです。

前半めちゃくちゃ好きでした。
友人になったのは中学生のとき。
はじめてエッチしたのは大学生のとき。
でも別れることになって、数年後に再会する。
別れの場面はホントに切なかったです。ちょっと泣きました。
善人である父親の気持ちも分かるから、なおさら切ない。あそこで父親を短絡な悪人にしてしまわないのが好きでした。

幼馴染み関係から恋人になる展開って、やっぱり好きだなァ。
わがままながら、なりふり構わず必死で頑張ってた受けは私好みでした。
攻めは言うまでもなくカッコいい。相手に罪悪感を背負わせてまできっぱり別れるって、なかなかできませんぜ。この潔さ。

再会後はなァ…
後半の土地開発ネタはあまり好きじゃなかったので、それが残念でした。こういうのを企業絶対悪の視点だけで書かれると、モニョモニョしてしまうんですよね。うちの田舎も昔そういうのでモメたことがあったんですが、どちらの言い分にも理があるんだよね。すべては結果論。つまり、正義と悪の戦いじゃなく、理と理の戦いにして欲しかったなって。
どっちもそれぞれの立場から頑張る!ライバルになるけど負けないぜ!みたいな展開だったら良かったのにな~、と思ってしまいました。
でも、二人のためには良かったねって思えました。

1

受けの執着愛

攻め依存型恋愛をする受けの話で、再会物です。
受けの良さが、あまり見られなかったです。

地元の観光開発反対派・山荻永太郎 硬派攻め×大手のリゾート開発会社社員・清水和紀 素直一途受け
中学の時に永太郎のいる学校に和紀が転校してきて以来の仲で、大学進学する永太郎と自宅で同居していた。
友達から恋人同士になって上手くいっていたのに、突然別れを告げられて。
別れてから三年後、ようやく会えたかと思ったら、二人は仕事を挟んで対立する仲に。

子供のように素直に好意を訴え続ける和紀を、永太郎が可愛く思ってしまう気持ちもわかりはします。
わかるのですが、永太郎への執着心があまりにも激しいので、鬱陶しさの方を強く感じてしまいました。
別れてから全く成長せずに、あの頃と同じお子様なままな事が気になって、一度も受けの心情や行動に共感出来ないままでした。

攻めにおんぶに抱っこの依存型恋愛で非常に重たい受けなのですが、永太郎にはそんな和紀がいい。
心に一度住みついてしまったものを離さない律儀で硬派な性格の永太郎でなかったら、とっくに捨てられていたはずで。
破れ鍋に綴じ蓋のようなタイプのカップルでした。
苦手なタイプの受けでしたが、ずっと持ち続けた相手への変わらない思いだけは、評価したいです。

エロ:★3 声を殺しながら部屋でH、青姦
総合:★2 受けの依存心の強さと成長しない所が苦手でした。

1

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