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鴉門×雛胡編(4-5巻)。
4巻はまだ序盤ですが、いい感じに面白いです。
ヤクザ・トラウマ設定の割に暗くなりすぎず、プラトニックだけどエロく…と、シリアスに寄りすぎないバランスが絶妙で。
オールバック・眼鏡・三つ揃えスーツ…と表紙から萌えアイテムが揃っている新キャラの鴉門(あもん)。
関西弁のインテリヤクザで男前、色素薄い系の容姿、スーツの下にはビッシリ刺青…と読めば読むほど萌え滾る要素ありすぎでどうしようかと(何が)。
クール美人な雛胡(ひなこ)ともいい組み合わせだし、36歳×28歳という年の差もいいし…うん全てが好きw
雛胡は2巻から登場し、後輩ホスト達の相談相手になりつつも、どこか黒いオーラを発していて気になる存在でした。
予想以上に重たい過去の持ち主でしたが、本人は至って淡々と、その過去をも商売道具にして生きている強さ(図太さ)が魅力的ですw
15歳のとき交通事故で家族とそれまでの記憶を失った雛胡。
それ以来他人の体液が生理的にダメになり、人と深く関わらずに生きる人生。
顧客は在宅高齢者など自分に触れない富裕層の人々で、出張サービスで話し相手や絵本の読み聞かせを行なっている…という、すごく特殊なホストでした。
そんな雛胡が顧客の一人であったヤクザの組長に遺産を残され、鴉門に捕まるところから始まる今回のお話。
脅迫に全く動じない雛胡の、何の感情も映さない「沼の目」が美しくも怖いです。
ここで鴉門が暴力的な行動に…出ないところがこの話のポイントですね!
鴉門は、潔癖性だった初恋の人の自殺を止められなかった過去を持っていて。
雛胡の容姿・境遇にその人を思い出した鴉門は、組を裏切って雛胡を助けると決め、
側近・郡司と雛胡の三人で逃避行に出ます。
逃避行中、雛胡の体液恐怖症をも治そうとする鴉門。
この治療と称してのHシーンが!!!(挿れてないけど)
鴉門の指や唾液に反応する雛胡が、普段のクールさとのギャップもあってすごく色っぽく。
生きることについて、雛胡に触りながら静か~に語りかける鴉門が、エロイけど真摯さもあってグッときます。
ヤクザとの本格的な抗争や、二人がどう恋愛に発展していくのかは5巻に持ち越しですが、
今巻の触れ合いだけでも非常にドキドキしました。
2-3巻カプの話も入っていて、このカプも好きだったけどそろそろ食傷気味に…(ボソ
最初に前巻カプの後日談が2話、雛胡編3話を挟んで、描き下ろしも前巻カプ…という構成がキリ悪くて微妙に感じたものの、雛胡編の面白さに神評価で。
2巻のバチバチな燐花と灯はどこーーー?な大好きっぷりが微笑ましくて可愛くて、照れて素直になれない(でもエロい)可愛い灯がたっぷり。教授とも切れてめでたしめでたし!こういう場面でバシッと言える燐花はかっこいい!最終的にカッコイイとこは灯がもってくのも2人っぽく、灯自信が燐花と灯の力で前に進めたように感じれたのが良かった!!書き下ろしの焼きもちえっちもエロ甘で!!!
そして、絢をからかったり、燐花に手厳しくも的確な言葉を投げてくれた雛胡パート!!生きるのも死ぬのも無頓着、体液恐怖症、だけど自分の体液には興奮するってめちゃくちゃすぎる!!えろい!!!亜門も胡散臭い関西弁っぷりも効いててワクワクします。沼の目、亜門と最初の出会いは底知れない虚無的な美しさだった何も映さない雛胡の目が、光をほんの少しづつ得ていくのも魅せられます。亜門×雛胡の不敵で内心翻弄されてる駆け引きも良い!メインは次巻なので、一気に読むと楽しさ倍増です。
さて、新しいカップルでのシリーズが始まりましたねww
クールビューティ(*´∀`*)嫌いじゃないです。
体液恐怖症。他人の体液を受け入れられない身体に無理やり・・・・
無理やりって言葉に萌える
だって、体液恐怖症で潔癖すぎるってことは・・・他人を受け入れてこなかった証拠。
イコールあの美貌をもって初物!!
初物って言葉に弱いです。
でも最近のBLっこたちは案外初物でもあんあんしちゃうのがもったいないよね。
こらえる顔ってのも乙なものだと思うのだが
おいといて
攻は攻で初恋の相手に似ている。だから~な展開が面白かった。
意外と凶暴そうに見えて一途なのかしらと思うと萌えますな。
次回予告が、案外受女々しく求めてた気がしたのが気にはなりますが、次回楽しみです。
そんでもって
前回からひっぱりの生徒×先生カップル。
ここもようやくオヤジの呪印を解いてひと呼吸というところでしょうか。
あのオヤジと美貌先生がぐんずほぐれず、
秘蔵のコレクション展をひらいていただきたry・・・(殴
前作の燐花と薬師寺の恋人同士になってからのその後と同じホスト仲間だった
雛胡とヤクザの鴉門との出会い編になるシリーズ4巻目です。
燐花と薬師寺は蜜月状態の恋人同士なんだけど、燐花は薬師寺ともっとベッタリ
したいなんてどんどん欲張りになっているんです。
目覚めた時に隣にいたはずの薬師寺はいつも先に起きて一人で帰ってしまう。
そんな薬師寺に何度も起こしてくれるように言うが、一向に改善されない。
実は可愛い薬師寺のテレなんですよね。
可愛くて起こせないなんてほんとバカップルみたいな理由です。
そして薬師寺の不倫相手だった教授がなにやらトラブルの予感。
二人の仲を引き裂こうとしているが・・・薬師寺ピンチ?!
そして雛胡とヤクザの鴉門の出会い、雛胡さんのホスト家業は一人だけかなり
特殊でしたねえ~、ほんとビックリしちゃいます。
ホストと言うより幼稚園の先生か、ヘルパーさんみたいな感じですよね。
でもそれがかなり驚愕の事態になるんですよ。
雛胡さんのお客様が急死して、それがヤクザの会長だったのですがそれだけで
すまないのがヤクザ社会なんですかね。
その会長さんがなんと遺産を全て雛胡さんに譲るなんて遺言を残した事で
雛胡さんはヤクザに狙われる事になるんです。
そしてシリーズ中でもかなりシリアスな展開と設定で二度びっくりしてしまう。
だって雛胡さん、一五の年から記憶が無いんですよね。
一五年分記憶が無いから雛胡さんは死を恐れていないし奈落の底みたいな目をして
全てに無感動と言うか生きる事に執着が無い感じでかなり異質な存在でした。
さらに体液恐怖症なんて厄介なものまで抱えてるのです。
始めは雛胡さんを始末する為に出向いた鴉門ですが、その眼に過去に救えなかった
人を重ねてしまった鴉門は雛胡さんを助けようとするのですが
何事にも執着の無い雛胡さんにとってははた迷惑なだけなんです。
まだまだ、色恋に発展する感じはあまり感じられませんが次回作がかなり
楽しみな展開ではあります。
今回は、燐花×薬師寺カプと
レオパードの雛胡のお話が入っていました。
燐花×薬師寺カプでは、くっついた後のラブラブあふれる
お話で、このカプが好きな私にはたまりません。
燐花は、朝を2人で迎えたいのに、
薬師寺は、燐花が起きる前に帰ってしまう。
燐花はそれが寂しい!!ってお話。
でも、そんな薬師寺の行動には、理由があって、
なんと、燐花の寝顔がかわいすぎるからって!!!
読んでいるこっちが、赤面しちゃいますよ(笑)
おなかいっぱいです☆
そして、今まで謎に包まれていたレオパードの雛胡のお話。
この雛胡のストーリが、レオパードの中で一番ダークなのかな。
ある日、雛胡のお客さん(ご高齢)が死んでしまうのですが、
そのお客さんは、雛胡に多額の遺産を残します。
でも、そのお客さん、ヤクザの会長さんであったため、
ヤクザ内から怒りを受けることになるわけです。
2回ほど殺されそうになるのですが、
雛胡は、死を恐れていない。何故か、冷たい笑い浮かべます。
雛胡の抱える闇、トラウマがだんだん明らかになるんだと思います。
このカプのストーリは、本作で完結しておらず、次巻に続くのですが、
待ち遠しすぎます!