コーヒー男子にシロップ

coffee danhi ni syrup

コーヒー男子にシロップ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
9
評価数
3件
平均
3.3 / 5
神率
33.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
日本文芸社
シリーズ
KAREN COMICS(カレンコミックス・日本文芸社)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784537128710

あらすじ

「俺はコーヒーが飲めない。ギターもベースも弾けない。かっこいいからはじめて結局やめて、コーヒーショップ店員もオシャレだからなりたかった」すべては大好きなかっこいい当吾先輩に近づくため―――。心の奥深くに秘めた劣等感に苦しみながら、人生の脇役を甘んじて受けるつもりだった主人公たち――。そんな彼らに訪れた5つの希望。嶋二先生も大推薦、BL界の異才・木村イマの初単行本!

(出版社より)

表題作コーヒー男子にシロップ

同時収録作品恋は君にはやさしいかい?

同時収録作品ただ僕は好きな人とセックスがしたいだけなんだよ

小柴 高校生
隅田正義 男の娘

同時収録作品愛と狂気

同時収録作品宝石を探して

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

BLでしか

表題作で、主人公の志村が自分でも言っているように、憧れが度を超しただけかもしれない。
でも、やっぱり、それだけじゃないかもしれない。
そんな風に、自分の中にある感情が恋愛なのか何なのか、そこから悩む展開は、多分、BLじゃないと描けない話。
そういう意味ではすごくBL。
全くエチまではたどり着かないけど、これはこれで、いい。
お顔の表情とかも、繊細で、これはこれで、いい。
表題作以外がかなり病み系な設定とか展開だけど、まあ、これはこれで、いい。
ただ、萌を一つマイナスして中立にしたのは、キャラの全身のプロポーションが好みじゃなかったから。
バストアップの絵はきれいなのに、全身の立ち姿が胴長すぎて萎えるねん。
同じデフォルメするんでも、足が短い方向のデフォルメは、シリアス絵ではどうにも受け入れ難いようなの。

2

5人の愛の形いろいろ

作者さんの初コミックにして、初BLだそうです。
ものすごく、登場人物の「心」にスポットライトを当てています。
人を好きになることって?人を愛することって?
そんな色々な形が悲喜こもごも展開される、このトーンは少し昔懐かしい色を含んでいて、却って新鮮でもあるし、とても心に残ります。
完璧な人はどこにもいない、誰もが何か心に抱えている。
KARENにしては珍しく島二センセイの推薦帯がついています。
自分的にはこういう精神的な世界はとても好きなのです。

表題は、先輩が大好きなものだからそれに触れていたいと思う後輩。
先輩がギターをやっていれば自分は不器用でできなかったけどやってみて、先輩が珈琲が好きだといえば、自分は好きじゃないけどそれを職業にしてしまう。
プロのミュージシャンになった先輩と、勤務しているコーヒーショップで再会した後輩。
先輩は、ちゃんと後輩の気持ちを知っていて、その健気な気持ちに応えようとしてくれている。
甘酸っぱい片想いなのかと思いきや、意外にも自らも後輩に歩み寄ろうとする先輩の姿がとつとつとしていて何気ないのです。

『恋は君にやさしいかい続き?』
電車の中で毎日見かけてとても気になっていた男子がいた会社員の男性。
彼はある恋の話しの本をよんでいるのだが、そこに登場する脇役が自分に似ていると思う。
とてもとてもせつない片想いと失恋に、胸がキュンとします。
会社員のネクタイの柄が・・・爆笑

『ただ僕は好きな人とセックスがしたいだけなんだよ』
同級生の小柴が大好きな正義は、彼に近づくどの女性よりもかわいくありたいと、そして彼とエッチがしたから女装している。
彼に愛してもらいたいから女子になるって、間違ってるよと小柴は遠まわしに行ってるのだが、彼が女子をモノ同然としてみているからこそ、正義には女の子になって欲しくはないと思っている。
なんだか正義の気持ちと小柴の気持ちがリンクしそうでいて、触れ合っていない様な、なんだかメビウスの輪のような不思議な関係。

『愛と狂気』
感情を吐き出すのに暴力をふるうことでしかできない奏と、
そんな彼の暴力を受けてもなお、それを受け止めてやりたいとボロボロになっても彼を包み込む健。
健もまた、親から暴力を受けていた子供だった。
切ないよー、やりきれないよー、でもそれも愛の形なんだよね。

『宝石を探して』
かわいいもの好きが高じて女装趣味がある恩田。
女装オフの会場で会社の同僚にあってしまい、会社でからかわれて気持ち悪がられていたたまれない気持ちになる。
そんな彼に声を掛けてきた大人しそうなキリンみたいな紺野。
自分も恩田が好きなかわいいものが好きだといいそんなお店にデートに誘われる。
そこで、恩田は勇気をもらうのです。
ちょっとイイ話しでした。

女装モノを覗けば、ともするとBLの必要性や、BLという展開に疑問をいだいてしまうかもしれない。
だけど、やっぱりそれが女子でないからこその展開だから、やっぱりBLなんです。
愛だの恋だの、目に見える形のある「愛」ではないけれど、心の奥底に訴えかける愛というのもまた心地よいものです。

4

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