はちみつハニー

hachimitsu honey

はちみつハニー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
32
評価数
9件
平均
3.7 / 5
神率
11.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344824973

あらすじ

冷血漢と言われる会社員の橘は、部下の三谷とその子供・一実と触れあううちに、次第に変わっていく自分に気づくが…。
(出版社より)

表題作はちみつハニー

二年目社員でシングルファザー 三谷要・25歳
営業企画グループのリーダー 橘亜希人・28歳

その他の収録作品

  • ひだまりハニー

評価・レビューする

レビュー投稿数5

最初からカワイイ

中編2作品が収録されています。どちらも橘(受け)が主人公です。

「はちみつハニー」で二人は恋人同士になり、「ひだまりハニー」では三谷(攻め)が密かに好きだった妻の兄・誠一の登場に不安になる話です。

ワンコ部下×ツンデレ上司の話かと予想したのですが、思っていた以上に橘が序盤から可愛かったです。素直になれないんじゃなくて、好きという感情に戸惑っており、三谷に惹かれているのに当人は気づかず読んでいる方は分かるのが楽しかったです。あと退職という思い切りの良さにビックリでした。

続編では誠一は妹の忘れ形見である一実をよこせと言い出すのではなどとあれこれ推測しましたが、恋人であることを告げるのか、三谷は今も誠一を好きなのではないか、見合いをするのではないかという二人の関係に問題がまとめられていて、シンプルで読みやすかったです。

息子の一実もでしゃばり過ぎず、それでいて緊迫した雰囲気を和ませるという良い具合でした。

妻子持ちといても実は…という内容なので、ノンケ元既婚者との関係が苦手な方にもお勧めだと思います。

0

本当の家族になるまで

育児モノが読みたくなって、再読しました。何回読んでも、橘の不器用さが可愛くて萌えます。
お話は、自分を理解してくれていた部下が理由あって退職することになって、その後も放っておけずに関わる内に、自分も変化していく…という感じです。

この上司・橘の不器用で1匹狼なところが、可愛いのです。会社ではツンドラマシンとあだ名を付けられて遠巻きにされて。
唯一、橘を慕ってくるのは、部下の三谷だけでした。その三谷が妻を亡くして自分でパンケーキ屋をするために会社を辞めると聞いて、妻や子供がいたことも知らなかったし、今まで残業をさせていたことを後悔します。何よりも、会社に三谷がいないことを寂しく感じる自分に戸惑います。
そして、今までの行いを反省するかのように、三谷を助けようと、自宅を訪ねて料理を作ったり子供の面倒を見たり。
最初は義務感からやっていたことだけど、2人と一緒に過ごす時間は心地良くて。空しくなった会社を辞めて、三谷の仕事を手伝おうと決めるのです。
三谷の息子とぎこちないながらも一生懸命に関わったり、三谷とのことを以前苦手だった同僚に相談したり。そして、誰とも恋をしたことがなか続きったのに、三谷との初めての恋に戸惑って振り回されて。
だんだん人間くさく変わっていく過程にキュンとなって、もう、最初から最後まで橘は可愛かったです。
一方の三谷は、ヘタレで行動が遅いと思わないでもないけど、ここぞという時には行動できる男なのが良かったです。
最後の三谷からのプロポーズは、何度読んでもジ~ンときます。ただ、料理が下手な三谷が、パンケーキ屋をするのは違和感を感じるけど…。
でも、好きで保存版にしている作品です。

2

精神的不器用な受け様の可愛らしさ発見

疑似家族もののラブストーリーで、攻め様の背景はありがちな偽装結婚&血のつながりが
無いけど、可愛い子供がいる設定で、受け様は会社の上司で、仕事は出来るけれど
真面目で融通が利かないゆえに、妥協が出来ない不器用な性格の持ち主。
社内でもキツイと言われ、陰口をたたかれるようなクールな受け様なのですが
かなり人間的には不器用な人で、不器用だからこそ可愛かったりするんです。

受け様の部下として働いていた攻め様が忌引きを理由に会社を休んだことから
何も聞いていない受け様は、攻め様の所へ・・・
受け様は攻め様が結婚していた事や子供がいる事も知らなくて、
亡くなったのが妻だと聞いてかなり動揺してしまいます。
更に、攻め様から会社を辞めて妻の夢だったパンケーキ屋をするつもりだと・・・

受け様にとって攻め様は唯一初めからの部下だったんですよね。
いつも笑顔で、受け様に何を言われても真摯に仕事を頑張るタイプだったんです。
攻め様が会社を辞めてから、受け様は何か物足りない思いと寂しさを感じます。
そんな時に攻め様からお世話になりましたメールが来て、子供に会いに来てと・・・
続き

誰に何を言われても気にしないような受け様なんですが、攻め様の子供に泣かれたり
あまりにストレートに言葉にしてしまう癖がある受け様はオロオロしてしまう。
クールな女王様タイプの受け様のそんな様子はかなり可愛いのです。
それでも、そんな攻め様と子供と触れ合う優しいひと時が受け様に変化を・・・
そして、攻め様は何気ない会話で、自分の性癖と子供のと本当の関係を告げる。
この辺の事には動じない受け様はやっぱりクールです。

そんな二人との付き合いが続いて、攻め様のお店の店舗探しにも同行するようになると
受け様は、攻め様たちと一緒にいる時間が、攻め様の話すはちみつ色の幸せを感じる
ような感じになってくるのです。
そして、受け様は会社でのイライラとした会議の席で退職する事を宣言。
受け様にしたらかなり思い切った決断をして、攻め様と共にお店をする事に決めます。

でも、勝手に一人で決めてるあたりは流石女王様気質です。
ここから二人の関係は一気に進むのですが、ゲイの攻め様の過去が・・・
それは亡き妻の兄の事で、受け様にとってはかなり気になってしまう事なのです。
そして、攻め様と受け様の関係にも影が差してしまう事になります。
でも、年下だけど結構頼りになる攻め様の思いの強さでハッピー展開
可愛い子供も癒し系で可愛くてほのぼの感も切なさもある素敵なラブでした。

0

キャラクターが可愛い…(-ω-)

子連れものが好きで、よく買います。
モノによって当たりはずれもあるのですが、これは「当たり」でした~。

子供の描写ももちろんですが、その子供と絡む受の橘さんが、すごく良いキャラでした。
最初は、ただのツンデレ系なのかな?と思っていたんですが、
それだけでは表現しつくせない、なんというか真面目すぎるゆえのおかしさというか、
とにかく読んでいくうちにどんどん愛着が湧いてくるキャラクターでした。

内容は、全体的にほんわかな雰囲気ではあるのですが、
わりとしっかり深いところまで書きこまれているな、という印象があります。
(男同士の恋愛についてとか、家族の話とか)

あまくてあったかい雰囲気の癒しBLを求めている方には、お勧めだと思います。

そして一見気付かないのですが、なにげにHシーンも描写が細かく、
さりげに攻の三谷さんの言葉攻めが上級者な感じです(笑)

デビュー作とのことなんですが、文章も読みやすく、気持ちがしっかり伝わってくる
雰囲気の作家さんなので、これからにも期待してみたいです。






5

男二人のパンケーキ屋さん♪

というお店がもしあったら、絶対二人の関係を色々妄想しちゃいますよねv
そして片方がシングルファーザーであったりしたら、何か萌え萌え要素がつまってる!?
ちょっと期待してしまったのですよ。
この作家さんの初単行本であるようです。
お話は上手いというか、こなれた風がしてまとまってはいると思います。
主人公の橘が主人公であるから、彼の気持ちの移り変わりがメインでもいいとは思うのですが、恋人としての全体を見た時に、何だか彼ばかりがアタフタして対になる三谷が何だかイイ人すぎてというか、子連れという条件付きとはいえ後手後手で、彼が積極的に前に出ることがなくてカップルとしてのバランス配分がとても悪い気がしてしまったのです。
彼目線があれば、きっとその部分は補えるのかもしれないけれど、あまりに全体がスルスルスル~と行きすぎて、お話が軟らか過ぎて手ごたえがない?
お話がパンケーキでどうする!?と、思ってしまった為にこの評価です。

優秀であるのだけど気遣いとか思いやりという部分に少し欠け、社内で”ツンドラマシーン”と呼ばれる橘。
彼の部下である三谷が連絡なしに休んでいるので部内で聞く続きと、忌引きで、しかも奥さんが亡くなったのだと言う。
聞かされていなった事に憤慨するのだが、葬儀後彼を訪ねると何と子供がいたのでした。
そして会社を辞めて妻の目標だったパンケーキ屋を開くのだという。
三谷の退職後、自分が部内でいかに浮いているか実感し、そしてむなしさを覚え橘も退職する。
そして、三谷と一緒にパンケーキ屋の開店準備を一緒にすることにするのです。

予想通り三谷はゲイで、子供は本当の子供ではなく偽装。だが幸せだったという設定。
三谷からの、退職後数日たってのお礼のメールに胸が熱くなる橘。
三谷と流れでキスしたのを子供の一実に見られて、我に返りヘタレて一人で彼等の前から姿を消してという、全くの独り相撲状態。
何か御約束流れで、主人公達の魅力がぼんやりとしか映らなかった。

【ひだまりハニー】では、恋人になり、パンケーキ屋を開店させて軌道にのっているというその後なのですが、ここでのヤマは三谷の亡くなった奥さんのお兄さんが出張で上京してきて、三谷にお見合いを勧めるという話です。
この元義兄が、三谷の元好きだったという人だったのもあり、橘がまた一人でヘタレスパイラルに陥ってしまうのです。
解決は、最後の最後にその兄に向って橘との関係をカミングアウトするという筋立て。
またここでも、三谷が後手後手。

三谷に子供がいるからという設定だから、橘が二の次になってるのか?なんて疑ってしまうほどに三谷の気遣いが余り感じられなくて、橘が尽くして耐える女になってるような感じがしてしまうのです。
最初に三谷は料理はきちんとできなくて、見かねた橘が残りもので子供がねだるハンバーグを作るという設定なのに、いきなりパンケーキ屋か!?
それなら橘に作って食べさせるシーンとかあって欲しかったのです。
店も苦労もせずにいきなり順調なのも・・・?
ただただ橘が一人でジェットコースターに乗って顔が青くなったり赤くなったりしてるのを、読者含め他の登場人物も下でわーわー言ってみてて、降りてきた橘に「どうだった?怖かった?」って聞いてるような、そんなお話になっているような気がしてなりません。

もうちょっと、読者を一緒にドキワクして楽しませる部分が欲しかったかな、、、と思わなくもないです。

4

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