愛がない

ai ga nai

愛がない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神11
  • 萌×214
  • 萌14
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
11
得点
153
評価数
42件
平均
3.7 / 5
神率
26.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784778112714

あらすじ

クリスマスイヴの夜、白井雅志は地味で気弱な同僚の槙野達哉に告白された。ゲイではない白井は当然拒否したが、数日後、酔い潰れた達哉を好奇心から抱いてしまう。だが最高のセックスの後、達哉は血だらけになっていた。罪悪感のあまりお付き合いを決意した白井だったが、従順な達哉をいじめ可愛がる事に次第にはまっていく。一方、白井に夢中だったはずの達哉は、なぜか冷めた態度を見せるようになり――。

表題作愛がない

ムードメーカーの営業職 白井雅志
大人しい事務職 槙野達哉 

その他の収録作品

  • 愛なんて始めからない
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数11

お話もイラストも◎

傲慢な攻が健気な受にいつの間にかハマってしまい、逆に振り回されてしまう――という王道の展開ですが、細かい章構成とそれぞれの一人称で語られる心情が面白かったです。そしてエロかった!笑 三尾じゅん太さんのイラスト(特にモノクロ絵)がカッコ良くてエロくて大好きでした。白井に強要されて槙野が奉仕するシーンのイラストの構図が大胆でドキッとしました。

白井が、傲慢なくせに真面目で誠実なところが可笑しかったです。第一章では単なる嫌なヤツだった白井のキャラが分かるにつれ、大型ワンコ化してく様子に萌えました。また、キーパーソンとなる女性キャラが印象的でした。なかなか派手に引っ掻き回してくれましたが、嫌いじゃなかったです。

1

愛はあるけど、自覚ナシ

タイトルとあらすじを読んで、さぞかし痛切ない話だろうと思っていたんです。
酷薄な攻めと健気受けね!というつもりで読んだのですが。
でも違いました(笑)
なんていうか、犬も食わない痴話喧嘩に巻き込まれたような読後感でしたね。
べつにハラハラもしないし、どちらかというとドタバタなコメディ?みたいな。 
それはそれで楽しかったですが。

プロローグとエピローグが受け視線、それ以外が攻め視線という、珍しいつくりになっています。
プロローグの受けへの攻めの態度がわりと酷くて、悲壮感たっぷり。
そのままいけば切ないお話だったかもですが、そこで攻め視点に切り替わります。
早くも、なぜ攻めがこんな酷い態度かというとね……という解答編になるわけです。
この攻めは酷薄っていうより、メンタル小学生男子みたいな人。受けに対して意外に一途で、かつ鈍い。
攻めは受けに夢中なくせに全然自覚しないのと、受けは受けで素直になれないので話がややこしくなるわけです。
受けの気持ちも攻めの気持ちも読者にはバレバレなので、楽しくツッコミながら読めるか、イライラしちゃうかでこの作品が楽しめるかの明暗がわ続きかれる気がします。



攻めが受けと出会ってSに目覚めて楽しそうだったので、その興奮が行間ににじみ出ているようでエロはなかなかエロかったです。

3

意外な視点切り替え

もっと「攻めザマァwww」な展開を期待していたので拍子抜け。
最初、受け視点で話が進むの?と思ったけど、それはプロローグとエピローグだけでした。
というか後書きを読んで知ったのですが、元々は達哉パートだけで完結予定のWEB連載作品だったのですね。
思わずプロローグとエピローグだけ読み返しちゃいましたw
何か携帯小説とかWEB作品っぽいと感じていたので納得です。

おまけのSSが当て馬…しかも女性視点というのが面白かったです。
好みは分かれるのでしょうが、私は山崎さん結構好きです。
会社のお偉いさんを父親に持ち、美人で自分に自信あり。
…条件だけ見ると苦手なタイプなのですが、パパに告げた白井との破局理由でwww
いいように巻き込まれて恥ずかしい勘違いしちゃったんだからそれぐらいねーwww
彼女がやろうと思えば会社に居づらく(居られなく)仕向けることは容易でしょうから可愛い意趣返しです。

0

なかなか面白かったな。

プロローグとエピローグが受視点で、本文は攻視点というなかなか珍しいかもしれない作品。
あとがきを見てたら、元々は受視点のみの短いお話だったようで。
それを膨らませて今回のお話になっているのですが…。

思いを募らせて告白した達哉。
てっきり玉砕で終わると思っていたのに、ひょんなことから酔っぱらいなだれ込むようにベッドへ。
そのまま、関係はずるずると続くが、どういう意図なのかよくわからない。
白井がちゃんと自分の気持ちを認めて言葉にしていれば丸くおさまっていたことなんだけれど、なかなかそれを認められずに、ただ関係を絶てずにズルズルと続けているような部分があって。
プライドとか自分が男なんかに…みたいな気持ちが邪魔して、いろいろな物が見えない。
達哉の方も白井の態度にわからなさを感じていつつも、それを言葉にして抗議するにまでは至ってなくて。
自分の中でぐるぐるウジウジ。
白井みたいな男が恋に気付いて、うわーってなってるのって結構好きなんですが、この男は最後まで「好き」って言わないんですよね。
でも、それを達哉も許しちゃってる。
えええ―――――っ、そんなんでいいの続き
と思ったんですが、言葉にしないだけでちゃんと意志の疎通ははかれてるようなのでたぶん大丈夫なんだろうな。

1

攻様視点なんですね~

う~ん・・・大好きな成瀬先生の作品ですが、受様が攻様を無条件で大好きで
あまあまなのが好きなのでこうも攻様がツンツンデレだとちょっと・・・・
最初のみ受様視点でお話が始まりますが本編は攻様視点だったので
そこは嫌いではないのですが、なんというヘタレ気味・・・
これこそ一方通行という恋愛っぷりで。
実際の恋愛においてはとってもありえそうという展開でしたが
自分の気持ちに気づいてちゃんと線引きしたのならばもうちょっと攻様には
デレデレであって欲しかったかな~
周りからみれば十分デレているのはわかるのですが言動がツンなんですよね。
こういう攻様の性格が自分的にはツボらなかったです。

1

コイツ(攻)はアホだ。

キャラクターは、白井(攻)も達哉(受)も、たいして魅力も感じないし、好きでもないんですが、作品としては結構よかったですね。

これ、冒頭と終盤の達哉一人称以外は、白井一人称なんですよね。たぶん、全編通して達哉一人称だったら、私の評価はもっと低かったと思います。私が受一人称が苦手というのもありますが、それ以上に全編が達哉一人称だったら、大キライな『傲慢・俺様攻』である白井を到底許容できなかったと思うからです。実際、冒頭だけでもかなりうっとうしかったですね。

白井一人称で、あまりにもアホさ・ダメさがダダ漏れなので、他の『傲慢攻』に感じるような苛立ちや嫌悪をあまり覚えずにすみました。もともと、コミカルな攻一人称は結構好きなんです。

しかし、特に達哉目線では、白井は『完璧なデキる男』ですが、実際には単なる残念なヤツですね。なんというか、ホントにただのアホで、もう言葉が足りないとかいう以前の問題でした。

私は、ロクデナシ・ダメ男攻がなし崩しに許されるというのが、どうにも納得行かないんですよ。これは一応白井が痛い目に合ってはいるものの、正直なところ全然足りませんし、土下座くら続きいして当然と思っていますが、何の『制裁』もないよりはずっといいです。

それと、私は山崎さん(当て馬女性)は好きですね。他にも、BLにしては脇の女性陣に嫌味がなかったです。
ラストのSSが山崎さん(女性キャラクター)視点というのが、かなり珍しいとは思いますが、面白かったです。

1

あぁすれ違い

表紙のイラストでSっぽい攻とMっぽい受の感じに惹かれました。
とても、雰囲気でてると思います。

実際Sというよりかなりの俺様キャラでちょっと引いてしまうのですが
受けも受けでなんかイライラするですよね。
ただ話が進み、結果バカップルか!って。
ハッピーエンドでほっとしました。

2

その目線からのスタート!

本作品、「その視点から始まるの!?」とびっくりしました。
だからこそ、とても面白かった。
大いなるすれ違いですね。

同僚に告白した槙野と
女性関係に不自由しない告白された白井。
酔った勢いで、白井は、槙野を抱いてしまうものの、

白井にとっては、後悔と罪悪感。でもエチはかなり良かった。
槙野にとっては、遊び?という不信感。でも、それでも、一緒にいたいという健気さ。

それぞれの思惑?が、ちゃんと言葉にしなかったことで、
2人は大きくすれ違っていきます。

槙野は遊ばれてるとしか思っていないから、
デートしても、エチ目的のための手順を踏まれているだけと
考えてしまう。

そんなネガティブな想いになってしまうのも、
白井の誠意が見えないことにあるのですが、
そういう男が、ヤキモキするのが、
何とも「ざまあみろ!!!」と、「もっと頑張れ」
という想いをさせてくれます。

すれ違い&健気受が好きな方にお勧めです☆

2

ジレジレです。

ストーリーは割愛しますがすれ違いラブです。

ほとんど攻め様視点です。
これが受け様視点の話だったらきっと悲壮感漂う切ない話だったのでしょうが、攻め様視点で攻め様がコミカルにも振り回されてぐるぐるしてたため萌え萌えな話でした。

攻め様なりにお気に入りとして受け様と付き合ってると思い込んでるのに、態度が裏目に出るところなんかどこの中高生かってところが憎めないキャラでした。


自分勝手な攻め様が愛を知って変わっていく話は大好きなんです。
SSの山崎嬢視点の甘々な2人にも満足です。

3

なんでお前なんか好きになったんだろう!?

立て続けに擦れ違いカップルを読んでる気がするのですが、この作品も
ガチで擦れ違いで、攻め様が最悪な程傍若無人でしたね。
でも、なんだか憎めないタイプでもありました。
受け様は同じ職場の同期の同僚に憧れていて、いつの間にか憧れが恋になってる。
受け様は仕事も出来て人当たりも良く、モテる攻め様にダメもとで告白。
そしてやはり攻め様から失笑と共に断られるのですが・・・・
職場の飲み会で成り行きから肉体関係を持ってしまうのです。
お酒で泥酔してる受け様を攻め様が半分無理やり襲ってるような感じです。
でも、翌日の攻め様の態度で、気持ちに答えてくれた訳ではないと知るのです。

受け様は攻め様が自分をセフレ的な都合がいい相手とみなしてると思い込んでる
そう思わせるような攻め様の態度なんですよね。
攻め様は同性の地味な受け様の事が次第に気になって、でもそんな自分を認められない
その認めたくない思いから受け様に八つ当たりのように接してしまう。
受け様は攻め様のそんな態度に傷つきながらも誘われれば言う事を聞いてしまう。
攻め様が好きだからどんなに酷い扱いや言葉を言われても傍に続きいたいのです。
でも、勘違い的な冷静さで二人の関係を見つめ、自虐的になってるのです。

攻め様は、かなりの勘違い野郎で、受け様に対する態度が冷たいなんて感じてなくて
優しくしてるつもりだったりするんです、この攻め様は傲慢なんだかヘタレなんだか
後半は解らなくなるくらいグダグダになるんですよね。
自分の気持ちが受け様に全然伝わっていない事を自覚してないのです。

スタートは受け様視点での二人の関係を描いていて、その後攻め様視点に切り替わる
二人の温度差や、勘違いぶりが非常によく判る設定でサクサク読めました。
後半部分は攻め様の方が受け様にメロメロな状態になります。
愛されてると解った受け様がちょっぴり強くなってるのも良いですね。
とても楽しめる作品でした。

5

自分勝手ととまどいと、見事なまでのすれ違いw

あれ?今までと随分形式が違うぞ!
過去を回想するようなそれぞれのモノローグが交互で登場したと思うと、各章に区切り攻め視点で展開され、そしてエピローグに受けのモノローグ。
作者さんがデビュー前にWEBで発表していたものに、短編がついて出版社へ応募した作品に更に書下ろし短編をつけて構成された一冊になるそうです。
今回もなかなかに楽しませてもらいましたが、
またまたイラストが三尾じゅん太さん~♪
この方のイラスト、ほんとうにイイですね!雰囲気にぴったり!

ラストの円団になる直前の展開から始まります。
そうなる一年前の話しがそこから回想されます。
イケメンで営業成績も良く、人気のある同期の白井に恋してしまった同期で事務の槙野。
思いあまって告白するのですが、鼻であしらわれ、それで終わるはずだったのに、
仕事納めの納会で酔いつぶれてしまった槙野を白井がお世話した時に、つい魔がして(魔がさしたで正しい!?)思わず興奮してしまって襲ってしまう。
その事後の状態が悲惨だったために、負い目に思った白井は、仕方なく責任を取るつもりでお付き合い(?)をすることに。
会うごとに、槙続き野の身体の具合はいいし、たまに魅せる表情をかわいいぞ♪なんておもってしまったり、確かに槙野に白井は惹かれて行くんだけど、それを認めない。
槙野は、白井のペースに巻き込まれて自分の意見を言えないで振り回され気味。
エッチはそこそこなのに、会話がかみ合わないし、しないからすれ違うこと山の如し!!
しかも白井がドSに目覚めちゃってみたりと、やりたい放題!
とうとう槙野の堪忍袋の緒も切れて、様子を見ようと思った白井は槙野から誘ってくるのを待つうちに半年も・・・

壮絶なるすれ違い物語ですよ(爆)
白井が自分勝手なんですけど、槙野も悪いんですよ。
本当にどっちもどっちで、読んでいておかしいことこのうえない!
槙野の様子を見ようと女子を使った為に余計な噂が飛び交って、それのせいで実は槙野が・・とか、
白井も墓穴ほりまくりで、この人初めての男性相手の恋愛にヘタレ発動しちゃってる!
そして結構女子も登場するのですが、この不器用な男どもよりしたたかで、よくできた女たちでw

とっても、とっても愉快なお話でした。
受けの気持ちの表現が冒頭と最後しかないですが、槙野も大人しいだけじゃなくて、心の内では結構口汚く白井をののしっていたりと、本音が見える部分が楽しかったです♪

書下ろし短編は女子二人と男子二人で水族館に行く話し。
女子から見ても白井の溺愛バカっぷりがまるわかりという、思わず笑ってしまう1本でした♪

作者さん以前の作風とおっしゃっていて、短編をつなげただけなのに、それでもこの作品の出来あがり!脱帽です。

4

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ