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表題作この世界の果てまでも

子爵家の嫡男 松宮享 24才
伯爵家妾腹の子 城崎咲弥 19才

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  • 異国の空

あらすじ

華族の城崎家の血が流れる咲弥は、母が芸者であったために満足な生活を与えられていなかった。それどころか、父親の命を受け、《羅刹》と名乗り城崎に不利な相手を次々に殺さねばならないのだ。そんな生活に不満を抱きもしない咲弥だが、姉の環のお供で出席した夜会で、松宮子爵の息子・亨に出会ったことで、自分の境遇に疑問を抱きはじめる。次第に亨に魅かれていく咲弥は…。

作品情報

作品名
この世界の果てまでも
著者
髙月まつり 
イラスト
高宮東 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アイスノベルズ
発売日
ISBN
9784872785326
4

(2)

(1)

萌々

(0)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

た ま ら ん ー ー ! !


萌えの宝庫か…萌え殺された…
どこを探してもレビューが見つからず恐る恐る購入してみましたが最高でした。

敵対関係
ロミジュリ
不幸受け
三角関係(攻め→受け←攻め)

これらのキーワードに惹かれる方にとってはたまらんと思います。

城崎咲弥(受け)19歳
華族の妾の息子。
城崎家の敵を暗殺する<羅刹>として父親に使われていた。
不幸な境遇ですが、性格はうじうじ系ではないです。むしろ明るくちょっと頭が足りてない感がかわいい。

松宮亨(攻め)24歳
城崎家と対立する華族の息子。
華族の生活に飽き飽きしてる。
難攻不落と噂の子爵様。

相川
咲弥に暗殺を教えた世話係。咲弥父の側近。
咲弥に異常な執着を見せる。

<あらすじ>
咲弥は、城崎家の敵を暗殺する<羅刹>として使われていた。
ある日、城崎家と対立する松宮家の子息・亨と出会う。
二人は自ずと惹かれ合い、人目を忍んで逢瀬をくり返す。
しかし互いの立場や周囲がそれを許さず…

基本的に、
亨→咲弥←相川
の三角関係

咲弥に暗殺をさせているのは父親ですが、ラスボスは相川という感じでしたね。
相川は咲弥に恋愛感情を抱いてる分、咲弥を我がものにしようとひたすら絡みついてきます。
三角関係もえ〜

あとがきで、却下されたとあった終わり方の方が私にはそそられました笑
しかし作品全体に流れるもの悲しい雰囲気を楽しめたのでよかったです。
バッドエンドがだめな人でも読めると思いますよ。

1

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