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表題作左手が接吻

高子,カタギじゃない後輩
西門,古本屋の高校時代の先輩

同時収録作品触らないで、泣いちゃうから 前・後編・甘さずどうぞ

江田,飲食店店長
阿久津京次郎,店のバイト

その他の収録作品

  • 右手に噛跡 前・後編

あらすじ

古書店で働いている西門の前に学生時代の後輩・高子が現れた。好青年だった昔のイメージからは一変しヤクザのような風貌に驚きつつも、再会を喜んでいたが突然押し倒され、愛の告白を受けて…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
左手が接吻
著者
山田2丁目 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864362788
3.1

(37)

(1)

萌々

(12)

(18)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
112
評価数
37
平均
3.1 / 5
神率
2.7%

レビュー投稿数14

高校生時代の続き

面白かったのはもちろんなのですが、山田2丁目さんの照れ顔や顔を真っ赤にして逢わ環っとなってる表情が大好きでして。
表題作はもちろん、同時収録されている作品でもそういう表情が大変多くて読んでいて楽しかったです。
成人男子・青少年が顔を染めて可愛いのはBLファンタジーならではの醍醐味と思っております。

大人なんですけどね、どうにもこうにも大人らしからぬ恋愛模様でした。
先輩後輩の再会物だからでしょうか?
しかも、段々と疎遠に~というよりは、攻が受を避け始めてという雰囲気のものがあったので、その時の溝を埋めるように昔を懐かしむ受とか。
どうにも、高校時代を引きずってる感がありました。
いつまでも後輩と思うな、自分が後輩と思ってる間は後輩だ というようなやり取りもあったのでそう感じたのかもしれません。

特に表題作の、西門の怪我の跡を見て寝取られたような感覚に落ち入り、挙句の果て俺のもんに傷付けてんじゃねーよ・・・まで思っておいて「アレ、これってどういう感情?」と混乱した結果逃げ出してしまった。
という部分がなんとも確かに西門からすれば「そんな理由」分り難いよ・・と思うのだけど、それが高校生と若かった高子には精一杯の持て余した感情の逃げ道だったのだろうなぁと思う。
西門は西門で、どーう考えても無自覚で高子に好意を持っているみたいだし。
好きの前、好きと言うにははっきりしない、友人とか後輩とかとしてのいいなぁとか、恋愛感情抜きで好きだなぁとかいう止まりの感情なぽいけれど、それよりはもおうちょぃ踏み込んだような?
ふたりともじれじれとした、あと一歩を踏み出せば関係が変わるのに、以前の問題であと一歩踏み出す前の切っ掛け待ち状態。
数年たっての再会で、高校時代に止まってしまった歩みがまた進み、理由はどんなものでもあれ、切っ掛けができて進展し、高校時代のもやっとした感情の答えを見つけることができて良かったと思うのでした。
カバー下事後のオマケだけでなんだか色々想像して、ちょっと幸せになれた気分。

『触らないで、泣いちゃうから』タイトルが好きです!
対人恐怖症&接触恐怖症なトラウマ持ちの受けの、だんだんと心を許していく過程で見せてくれる表情の変化に萌です。
困り眉だったり、表情が硬かったり、目つきが悪かったり。全て緊張から苦手意識からくる硬かった表情が緩んで、ほわ~となる変化がなんとも。
ただ、押せば(どうして触ってくるの?ドキドキ)逃げる、引けば(なんで触ってくれないんですか?)追いかけてくる・・・という受の積極的なんだか、小教区的なんだか分らない部分はちょっぴりイラっとしましたが。

ふた組ともじれったいカップルでした。
1stコミックのインパクトが未だに残る山田さん、いつかあれ以上のインパクトを与えてくれるお話を期待しています。

1

続編があったら読みたい!

山田2丁目先生、何読んでも面白いです!
こちらの作品も好きでした。

高校の先輩後輩だった2人のお話。
後輩で、借金の取り立てや?のような仕事をする高子と、古本屋の店主西門。
バレー部で怪我をしてしまった西門だったが、それをきっかけに仲の良かった後輩・高子と疎遠に。
高校卒業後は往診不通になってしまった高子だが、とある出来事をきっかけに、仕事として西門の古本屋に出入りするようになる。

高子はずっと西門が好きだったようです。
鈍い西門も自覚していなかっただけで、高子のことが好きになっていたよう…。
強面の高子が西門には優しくて、かなり甘やかしているのが可愛かったです。


同時収録作は、バイト先の店長・江田とコミュ障なバイト阿久津のお話。
江田がコミュ障だったり、人に触られるのが苦手になった原因があるらしいのですが、トラウマの内容は明らかにされませんでした。
対する江田も、過去には色々あったようなことを言われていますが、こちらも謎のまま…。
ちょっと不明瞭な点が多いお話でしたが、江田と阿久津が可愛いので許せます。

まぁ、トラウマ云々ではなく、そんなの好きになったら関係ないよーって事なのかもしれませんね!

あと、阿久津の叔父・涼次さんと、その友人・古賀さんの関係が気になって仕方ありませんでした…

0

ぶっきらぼう世話焼き高子に萌え〜

表題作
西門が少々抜けていて、西門を好きな高子が、ぶっきらぼうながら小言言ったり世話焼くのが萌え〜。

高子に前から抱っこされる西門の扉絵もかわいい、

西門の無自覚煽りに「ちくしょうっ」と抱きしめる高子がかわいい。

「触らないで、泣いちゃうから」
タイトルがかわいい。
ハグやちゅうが多めでうれしい。

どのキャラもスラッと細身でスタイル良いですね。
好みのスタイルなのでうれしくて、じっと見ちゃう。

お話も、ほのぼの萌え萌えで安心して読める。

山田先生のキャラ、照れ顔の赤面が濃くてじゃっかん恥ずかしくなるけどw

以前読んだ、欲しいもの〜、無人島に〜も好きでした。
今回、口元に赤いの〜、だってまおうさま、も読みました。
食べてもおいしく〜も読んでみたいです。

0

少しアッサリしてますが

2年ぶり位に山田さんの作品を読みました。
表題作シリーズの他にもシリーズ物が1作品。
どちらも攻め様の方が性格が男らしくて好きでした。
すごく強く印象に残るようなパンチはなかったのですが、表題作の方はちょっと強面だけど受け様には優しい年下攻め様は結構好み。
高校時代の先輩後輩の間柄で、受け様が卒業してからは疎遠になっていた2人なんですが、高校時代の想い出話をしている所とか、なんとなく2人ともお互いが好きだったのね、というのが伝わってきて、甘酸っぱいです(笑)。

「触らないで、泣いちゃうから」のシリーズの方は、受け様がかなり人と接するのが苦手なキャラで、ほぼ全編に渡ってオドオドしている感じなので、人によっては好みが分かれそう。
攻め様はバイト先の飲食店店長なんですが、そんな受け様をさりげなくフォローしていて優しいです(こちらは顔も男前 笑)。
トラウマがある受け様と徐々に距離を縮めたいと思っていて、ズカズカと入り込んでこないところが大人な感じでした。
でも心の裏では結構我慢している、というのが可愛いですね。

どちらのカップルもすごく甘々というのではないのでちょっと物足りないような気もするかもしれませんが、そのちょっと離れた距離にクーデレみたいなところも感じられて、それも萌ポイントでした。

4

見た目はかわっても…

高校時代に慕われていた後輩・高子(たかね)が、すっかりガラの悪い借金取りになって西門の目の前に現れた!
見た目ガラが悪くなっても、中身は高校時代となんらかわらない高子が可愛くかった!
実は怪力な西門にはワロタw
近藤や恵ちゃんなど脇役もいいキャラしてますw

無自覚に高子が好きだったことを、西門が高子に指摘されるシーンは萌え転がりました!
いい再会ものでした!
Hシーンほぼ朝チュンなのはなんだかもったいないっ。そ…そこんとこ詳しく見たかった!!w
カバー裏に、朝チュンになるまでwのことがちらっと描いてあってニヤニヤしましたw甘やかされたんですねww・・・見たかった!!

『触らないで、泣いちゃうから』
面倒見のいい店長×対人スキル低すぎて機嫌悪くみられるオドオド系ウエイター
ちょっと触るだけでものすごい赤面する阿久津のことがだんだん気になる店長。
阿久津はもともと人に触られるのが苦手なだけだったんだけど・・・。
大人なのになんともかわいらしい恋愛でした。胸キュン!
通路で二人が抱き合ってるところを見た同僚女子の対応にはワロタw・・・ワロタ
そしてやっぱり涼次さんと古賀さんの関係が気になりましたw

2

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