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表題作彼と任務とセックスと。

六郎太,コンビで任務を任された忍
鵙,熊組の忍

その他の収録作品

  • エロ忍者 奴をマークしろ!編
  • エロ忍者 掃き溜めで後背位 編
  • エロ忍者 愛の種 編
  • エロ忍者 彼の背中 編1.2
  • エロ忍者 猫兄弟 編
  • エロ忍者 夜明け前 編
  • エロ忍者 愛うらら 編
  • しのび道 ~幼少編~

あらすじ

一見ひ弱な鵙は、ズバ抜けて優秀だがロクデナシのエロ忍者・六太郎とコンビを組まされ「抜け忍」の討伐任務を任される。ところが、任務初日から六太郎に犯されるハメになってしまい…!?

作品情報

作品名
彼と任務とセックスと。
著者
吉池マスコ 
作画
吉池マスコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
シリーズ
彼と任務とセックスと。
発売日
ISBN
9784864520485
4.1

(34)

(16)

萌々

(12)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
140
評価数
34
平均
4.1 / 5
神率
47.1%

レビュー投稿数8

美しくも非情な忍の世界

とにかく色っぽい漫画です。

まず、攻受の容姿が、タイプこそ違えど、双方ともフェロモン垂れ流しです。

受の鵙は、ほっそり綺麗で本当は腕も立つのに、それを妬まれ、いじめられているところが憐れで、余計に儚い魅力があります。
攻の六郎太は、里の掟を破った報いで片腕を失くしていますが、その残酷さや悲しさも、彼の色気をいや増しているようです。

不自由な世界で出会い、つらい過去を背負って共に戦う中で芽生える恋情が、特濃エロスをさらに際立たせており、素晴らしい。

悲しく切ない物語が、結果としてこの本のエロに迫力と厚みを与えているところが、エロレーベルの面目躍如だなあと、感嘆しました。

視覚にうったえるだけでなく、内側からも読者を感じさせる、これぞ「エロエロ」と呼ぶに相応しい作品です。

7

乳首

表紙の乳首は美味しそうだが、開くとギャグ漫画風な雑さ!
でっかいオカマさんの乳首は不味そうなんで遠慮しますm(__)m

鵙くんの乳首めっちゃ、美味しそう!

そして、ギャグかと思っていたらとても、切ないお話だった。
でも、お姉さま方の登場で再びギャグに(笑)

これはエロいし切ないしギャグだし萌えるしで
色々とヤバい漫画に出会いました。
鵙くんを虐めてたお姉さま方だけど、鵙くんが怪我したとなると優しいみたい。
お姉さま方、あの風貌でツンツンしてるわw


5

んまー

吉池さんのエロ本が読みたくての再読です。
最近のピュア路線も嫌いじゃないんだけど、
このころみたいなザ☆エロみたいな作品が読みたいなー
しつこくて好きです(≧◇≦)ノシ

さて、今回のお話は、忍びの里を舞台としたお話。
熊組の名のごとく、熊みたいなオカマがいっぱいいる里に暮らす
一匹のバンビちゃん。
「お前みたいな見目のよくないやつわ!」といつも姉さんたちに
いじめられる日々。そんな受が任務を言い渡される。
初めて違う組の相手と組まされた受。
その日のうちにはじめてを奪われた挙句
ガンガンに攻め倒されてしまうわけで。

吉池さんのうまいなーとおもうのは
エロはしつこく、しつこく、しつこいエロなのに
きちんとキャラクターの背景や物語が描かれているので
うっかり惹きこまれてしまうところですね。
大事な人のために里を抜けようとした攻。
けれど結局それは失敗に終わってしまう。
大切な人を失い、片腕も失い・・・・・。

受とのエロエロしてるところだけを見ると
こいつナニも変わってないなと思いますが、それはそれでいいw
1に忍耐2に忍耐、桔梗さんにも絶倫の攻をあてがいたいっ
最後1ページまでおいしく読ませていただきました。

4

今度のエロ忍者は切なくとてつもなくシリアス!

以前出た忍びの里の長の淫乱息子・れんげとその従者はっちょり君の「エロ忍者桃尻忍法帳」はおバカなエロエロものだったのですが、この同じ里を舞台にした、はっちょり君の頃からさかのぼる年代設定のお話は、忍びの厳しさ、そして容赦なさ、そして負うものの深さを全面に出した、とてもとても切ない(エロいけど)お話になっておりました。
・・・そして、こんなマスコさんも好きだーーー!!!・・・

本当は優秀なのに、全く体格が違う熊組に入れられたためにそこの姉さん達(くまおかまw)に苛められる鵙(もず)に与えられた任務は、
抜け忍の首謀者の一人でもあるのに、生かされている六郎太というワケアリそうな節操無しの忍と、街に逃げた抜け忍の始末をすることでした。
六郎太には右腕がありません。
街にやってきた二人ですが、そうそうに六郎太に鵙は犯されます。
抜け忍はなかなか見つからず、里から捜索隊も助っ人でやってきます。
その一人が、六郎太の幼馴染で、彼の過去を知る桔梗。
彼から、そして六郎太から、彼の過去を知らされる鵙ですが、それはとても辛い過去でした。

本当に、前作との180度違う作品にとてもとても切なさが一杯です。
特に六郎太がどうして抜け忍に加わったのか?
彼が慕い追いかけた先輩の町蔵が、街に愛しい人が出来た為に里を抜けたいと望み、六郎太を裏切る。
町蔵を捕える為に再び討伐隊に派遣された六郎太は、彼が守りたい人と家庭を持っていてもうすぐ子供が生まれることを知りちゅうちょするのだが、再び町蔵は捕えられて里に送還されてしまう。
しかも折しも、同じ里の忍びの百助が弟の病を治したく里を抜けたいと計画しており、町蔵を助けたい六郎太はそれに町蔵も連れて行こうとするのです。
その時に右腕を失ったのです。
六郎太と鵙が今回追っているのは、その時逃げおおせた百助なのです。

百助の物語も「猫兄弟」に描かれています、そしてそれが「夜明け前」の前哨になっているのです。

鵙には心があったのだと思います。
本来、彼には六郎太の目付けと、何かあった時には彼を殺せとの指令もあったのですから。

こんなシリアスで進むお話なので、エロがつゆだくでエロエロに展開しても、全く違和感がありません。
むしろ、失禁をきにする鵙が何気にかわいくて♪

果たして、百助はどうなったんだろう?
彼の弟は?
それは謎のままです。
きになってしかたありません!

マスコさんの今回の作品はとても読ませます。
忍びの厳しさが、彼等のあらがえない宿命も描かれていて大変に読み応えがあります。
萌えとかそういうものじゃなくて、物語としてとてもよかったのです!

8

エロレーベルのくせに・・・ッ!!!

切なかった。

ジュネットさん、これは反則なのではないですか?
なんつー切ないのに萌えてしまうコミックを出してくれちゃってんですか!!!
マスコさん、最近作者買いです!エロがいい!
何がいいって、切なすぎる内容でも期待以上のエロシーンの濃さで
罪悪感がわいたとしても『無いものが勃つ』くらい興奮してしまうところです。
バベルの塔なんて自分にあったっけ…?みたいな。(銀魂風)

「エロ忍者」なんて書いて煽ってるので、てっきり相手にとりいってふ抜けたところで
情報やら命やらをちょうだいするっていうそっちの意味かと思っていたら
とーんでもなーいじゃないですか!!!

だれかれかまわず気に入った穴にぶっこむヤリチン野郎と
初めてのくせに無駄にエロエロしい頼りない受け。
裏切り者には容赦なく、どんな個人の事情があろうと始末しなければならない。
そんな忍者の容赦ないところが前面に出ていたお話でした。

女のために裏切った元仲間。
ずっとずっと憧れだったその背中。いつか追いつきたかったその背中。
裏切った理由が”女”だって? 冗談じゃねえ!!!
一度は捕まえて監禁したものの、日々衰弱していく元仲間。
ヤリチン野郎は女のもとへ返すことを決意。これで自分も裏切り者。
しかし彼が再び女のもとへ帰ることはなかった。帰してやれなかった。
…そんな過去を背負っていたヤリチン野郎。
今回の任務でなんとその彼の小さな娘に会い、
託された結婚指輪を女のもとに返すのですが・・・・
忍びの世界は無情ですな。容赦ない。
ヤリチン野郎が再び裏切るようなことをしないように、
何も知らない何もしてない人まで一瞬で葬るのですから。
かろうじて助かった娘はどうなったのでしょうか・・・両親をなくてどう育つのだろう。

体の弱い弟を医者に見せるために忍仲間を裏切った船頭はどうなったのだろう
あの兄弟は元気にやっているのだろうか。
死ぬまで追われることになる裏切り者。
たとえどんな情状酌量の余地がありそうな事情でも。
とっても切なく、ときに悲しいお話なのに、萌えてしまった罪悪感。
だけど反応してしまうのです。興奮してしまうのです。
アングルも表情もシチュエーションも。いろんな構図がすばらしくて
本能には勝てない。エロエロあっぱれ!

切なすぎるエロエロ漫画でした。

8

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