薔薇シリーズ完結!!

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表題作薔薇の誕生

守護者 ラウル /不死者の守護者 レヴィン
薔薇騎士団6代総帥 啓・クロフォード 22歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

金髪の守護者レヴィン、赤毛の守護者ラウル。ふたりの守護者から守られながら、啓は薔薇騎士団の総帥としてアダムとの最後の闘いに備えようとしていた。けれどそこで待っていたのは絶望的な闘いで!?
(出版社より)

作品情報

作品名
薔薇の誕生
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
薔薇の刻印
発売日
ISBN
9784813012573
4.7

(148)

(129)

萌々

(10)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
702
評価数
148
平均
4.7 / 5
神率
87.2%

レビュー投稿数17

最強バトルファンタジーの金字塔・堂々ここに完結!!

今までも新刊が出るたびに評価がしたくてたまらなかった薔薇シリーズ…
ですが、これは最後とんでもなくすごいことになると思い、どうにかレビューを書きたい欲求を抑えておりました…
ネタばれは一切してない、というかしないからとりあえずこの小説がどれだけ面白いか私に語らせて…(苦笑)
読まないと本気でこのシリーズは後悔します!!
そして夜光花先生ってホンットにスゴイ!!!!!!!!!!(←この!の多さでどれくらいスゴイか分かってwww)
ここまで読者をハラハラドキドキさせ、決して飽きさせない力量にはひたすら圧巻・降参です><
最後の1文まで目が離せませんでした!!どんでん返しで息つく暇も与えず、読者を手のひらで転がし、最後は最高のエンドで最高の爽快感を与えてくれます!!
読後の達成感というか、主人公たちと同じような気持ちで冒険を追ってきた自分にとっては最後の見開きを見て「あぁ、終わってしまったのか…」というさみしさと心地いい読了感。こんなに読後がいいのもなかなかないのでは!?
これこそまさに最強バトルファンタジー!!!
恋愛抜きで考えても、十分に、いや十二分に面白いバトルファンタジーなんです!!!
とにかく面白いんです!これは実際に読んでみないと分からないです!1度読みだせば薔薇の世界に引きずり込まれます!!こんなに面白い小説はなかなかありませんよっ!!!(鼻息荒くwww)
もちろん恋愛も!!!!決してこじつけではない、なくてはならないものだと思える主人公たちの恋愛模様も見逃せません!!深いです!!帯のセリフが最後読み終わってからジーンと胸に響きます……
とりあえず夜光花先生お疲れさまでした!
こんなに素晴らしい物語を生み出してくれて本当に感謝感謝です…><
1度読んでみればお気に入りの一冊になること間違いなし!
後悔する前に、小冊子が手に入るうちに購入することを全力で推奨します!!
ですが小冊子、とてもとても楽しみですが、バトル要素の無い主人公たちのイチャラブだけがたっぷり詰め込まれた番外編がもう1冊欲しいとか思う欲張りさんは私だけでしょうか……???
出版者様!!!お願いだぁ!!!!!!
乱文失礼いたしました!!!!ペコペコペコ

19

終わってしまった。。

騎士団萌えとか西洋萌えとか私普段全くないんですが、これは本当に萌えました!
なんだろう、この3人の関係性が好みどストライクだったのかもしれません。
理想の3pかも。

ずっと続いてほしかったんですが、終わってしまって本当に残念です。。はああ。。
しかし、すごく素晴らしいエンディングでした。夜光花先生、お疲れ様でした!
正直これから読む方が非常に羨ましいです。。

10

心臓が痛い

夜光先生の本を手に取ったのはこれが初めてです。
シリーズ6巻、怒涛の展開に圧倒されました。

詳しい内容は皆さんが書かれているので省略します。
私は、『吸血鬼・3p』という単語だけ見て、シリーズものも読んだことがなかったので、おもしろそうだなと軽率な気持ちで手に取ってしまいました。
その点に関しては、若干後悔しております。

これからこちらのシリーズをご覧になられる方に注意ですが、『感情移入しやすい人』『グロに耐性がない人』は、やめておいた方がいいかなと思います。
SFと書いてすこしふしぎ、ぐらいのテイストかと思いきや、がっつりDF(ダークファンタジー)。
メインのキャラクター意外は、驚くほど悲劇的な死を遂げていきます。作品に入って例えるなら『名誉の死』ですが。ほんとうにつらいです。

感情移入しやすい人は、ほっとできる環境などを整えておくといいかもしれません。

攻め2人に関しまして、皆さまの意見を読んでいて面白かったです!
私は本当に2人の攻めが大好きです。啓が選べないのもよくわかるくらい、レヴィンもラウルもいい男です!!
ラストはレヴィンが眠りにつきますが、とにかく死ななくてよかった。
思い返すたびに、奈良先生の最後のイラストで皆んなが笑顔で過ごしていて救われます。

もうストーリーに揺さぶられすぎて心臓が痛いです笑

読んでたくさん考えさせられたり、気分が落ち込んだりしましたが、この作品に出会えて心から良かったと思っています。

夜光先生、お疲れ様でした。そして、啓たち薔薇の皆んなを生み出してくれて本当にありがとうございます。大切に心にしまいたい作品です。

10

この結末に萌えた!薔薇シリーズ最終巻

いよいよ薔薇シリーズ最終巻となる第6巻です。

自分の好きな展開ばかりだったので、最終巻は神評価です。

地下墳墓(カタゴンベ)の幽玄の間での展開は自分の好きな展開でした。
ホラーゲームでよくある過去の映像が目の前でリアルに見えたりするのと似たようなシーンですが、
あの感じ、好きなんでたまんなかったです。
もう実験とかね、ネタ的にそういうの大好きなんで。
無性に零シリーズやりたくなってきた・・・なんでかなw

アダムの誕生、薔薇騎士の誕生、そして不死者の誕生、
色んな謎が全て解けたり、
長きに渡って戦ってきたラスボスとの決着もつき、
そして最後には大団円で終わり、良かった~と思いました。

ラウルとレヴィンと啓の関係ですが、どうなるかな?と思っていたのですが、
最初は敵対していたラウルとレヴィンですが、今は二人の間にも絆ができ、
そして三人がこの関係に納得しているから、三角関係と言っても納得できました。
自分の理想の関係にかなり近い3Pものという感じです。

今後悪の親玉がいなくなったことにより、
薔薇騎士団がどうなるのかな?とは思いました。
組織を解体するにしても啓はやはり総帥として有り続けるんだろうなと。
多分それを皆に望まれるから、きっと彼は彼なりにまとめ役として奮闘するんだろうなと思いました。
その頃には啓も甘ちゃん卒業して立派なイイ男になって、
そしてリバ展開あったら嬉しいなとか←二次妄想始まった!
私の究極の理想の3P展開は一人が総受けより全員平等にリバるのが理想なんで。
そんなビックリな啓×ラウル+レヴィンがあったら・・・笑うかもw

全体的にサックリ読めて、楽しかったです!
最後の展開は特に好きな展開でした。キャラの設定等もとても良かったと思います。

ただ、要注意なのはグロ、そしてウツ展開も結構あります。
特に主人公に近しい存在が死亡フラグ立ったりする展開は苦手な人にはお勧め出来ない部分です。
これ苦手な人は本当に避けたほうがいいです。かなり沈みますので。
そこがクリアできそうでしたらゴシック系がサクっと読みたいという人に本当にお勧めです。

8

う~ん、そうきたか!

10年に初めて出てからドキワクを与え続けてくれた薔薇がいよいよ完結しました!
アダムとの決戦を控え、重要な人物が亡くなり、騎士団は劣勢な状況。
もちろん、啓とラウルとレヴィンの3角関係の行方も気になるけれど、守護者でありながら不死者であるレヴィンが一体どうなるのか?
啓の母であるマリアは敵なのか味方なのか?
一体どうやって倒すのかも重要ですが、まだアダムや不死者がどうして生まれたのかそんな謎も満載の状態で、一体どうやって1冊で終幕を迎えるのか、
それはそれは期待しておったのです♪
このお話はネタバレダメ!っていう方が多いと思うので、ストーリーは追いません。
そして肝心の部分にも触れないようにします!

なるほど!その手があったか、という技を駆使して明かされる数々の秘密。
襲撃のシーンでは、主要メンバーが皆死んでしまったのか!?とハラハラさせる展開。
いつも啓について、皆と同じに戦うサンダーは実はもうひとりの守護者なんじゃないかという頑張りに、サンダーファンとしては釘付けv
満身創痍になりながらも、皆ボロボロに傷つきながらもアダムを倒すために必死に戦う騎士団の結束の強さを感じます。
そして相変わらずの理沙の宇宙人ぶり(笑)と、雄心のかわいそうな失恋(笑)ゴメンネ
なんといっても、決戦が近づいてなにげにレヴィンが積極的になってきたように見えるんですよね。それがとても嬉しかったり。
シリアスハードな戦い中心の話の展開の中でも、そんな明るさもあって、
実にエンタメ性の高い作りになっていました。
そして、合理的に作られていたな~と感心するのでありました。

表紙のカバーイラスト、そして口絵カラーにこの物語のヒントがたくさん隠されています。
特に口絵カラーはいいですね~♪まさかよもやこんな日が来るとは!!
レヴィンが笑ってるよ!!
そしてラストの見開き2Pのイラストは、まさに円団を迎えたその後なんでしょうか?
ひょっとしてパーティーであったサンダーのお見合い、成功したのかな?
あの子犬たちはサンダーのこどもなのかな?
今まで顔がでてなかった兵藤、こんなおじさんだったんだ!とびっくりw
バラの剪定をしているのは・・・?
こんな幸せなイラストで最後が飾ってあって、それもまたとってもよかったのです♪

アダムを倒すために、エリックが考えていた事に啓も行き着くわけですが、ここでそうだった!という設定が生きている、すっかり忘れていたよ、という意外性もさることながら、
よく考えれば、啓が女性と結婚して子をなさなければ、その血は途絶えるわけで・・・
それもまた、不死者を生み出さない策でもあるのかもしれないし、
啓がラウルやレヴィンと恋仲になるのは、すごく肯定されるわけですよねw、、なんて考えても見たり。
この「神」評価は6巻全部を通しての評価です。
中だるみすることなく、毎回ワクワクハラハラさせて、どんでんもあったりして、
ファンタジー設定に起伏があって飽きさせない。
何より、人外の謎という部分もありながらも、きちんと恋愛部分についても3角関係の行方に心配させられましたしね♪
エッチもばっちり☆
読みどころが満載でした。
完結記念の小冊子が楽しみです!

7

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