一緒に食べるって…あら不思議。心も身体も近くなる――。無表情な美形リーマン×地味~な弁当スイーツ男子の恋レシピ。

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表題作料理男子の隠し味

社内で人気の兄弟の秘書課の弟 沢辺聡也・25歳
料理男子な平凡会社員 奥住冬真・26歳

その他の収録作品

  • 料理男子の隠し味 「下ごしらえ」「料理」「めしあがれ」「おかわり」
  • カーテンと秘密
  • 20歳のお祝いに

あらすじ

「いつでも嫁に行ける」腕前の料理男子・奥住は、ただの地味~なサラリーマン。ルックス良し!仕事も出来る!若手注目株の後輩、秘書課の聡也になぜか料理を教えるハメに。泣きボクロの麗しい瞳で、じぃぃぃっと見つめられると、断れるものも断れない。教えてみると聡也は、とても素直な教え子だった。……しかし破滅的な味オンチ。それでも真剣に取り組む姿が微笑ましい。だけど、調理中にクンクン顔近づけてきたり…「確かに嫁に欲しくなりますね」なんて、調子狂うんだっつーの!?  地味リーマン、美形年下男子のお料理方法◇

料理男子の隠し味/カーテンと秘密/20歳のお祝いに

作品情報

作品名
料理男子の隠し味
著者
文月あつよ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796403207
2.7

(16)

(0)

萌々

(2)

(8)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
38
評価数
16
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数9

天然風味が隠し味v

料理男子とブラコン兄弟。今回も文月作品なかなかに面白かった!
萌え萌えに近い萌えです♪

社内で有名な沢辺兄弟の弟の方に突然料理指南をお願いされた、ごくごく平凡な会社員・奥住。
そのじっと見つめる目力にあらがえず、料理を教えに通うことになるのですが、
兄の健康管理の為に料理を覚えたいという味音痴の弟なので、平日もお弁当を作ってそれを改善することになりました。
ある日、自宅で料理をしていると帰ってきた兄。
何やらブラコン風な雰囲気にあきれていると、帰りを送る風を装って兄が奥住にキスを!
突然意識してしまった奥住に、弟が兄に近づかないでくれと言いだして、料理指南はそれで終わりになってしまうのだが・・・

このブラコン兄弟が曲者♪
表情が薄い弟は、兄が好きなのは何となく見えるのだが、一体どちらの方が好きなのか?
そして奥住にちょっかいを出した兄は、弟を好きなのは確かで、悪い虫がつかないようにけん制したのは明らかだが、弟は兄は奥住が好きだといい。
その嫉妬の矛先が一体どちらを向いているのやら?で、話の流れとカプリングでは間違いないのではあるが、弟が無表情だけに途中経過があれ?あれ?となるのがハラハラさせる。
そして何より、弟の無自覚天然ボケが平然としているのが面白さを増してますよね、好きだな~こういうキャラ♪
一方奥住は、結構男前でいい奴なんだ!
潔くて、自分的に好きな男前。
ボケてる弟に突っ込む姿も愉快です♪
この作品もキャラがとても良くできていて、激しいものではないが、キャラ立ちがして萌える作品だったな~という印象です。

同時収録の『カーテンと秘密』は冒頭シリアスな始まりをするんですが、蓋を開けてみると!!
空手道場の跡取りにと、長男が家を出て行ってしまった為、やんちゃでふらふらしている次男が呼びもどされる。
そしてその跡継ぎのかわりに自分の身体を提供する同居している同い年の従兄弟。
そんな関係が続くのですが、道場では子供に好かれて何とか上手くまわっていて・・・
健気なツンデレ受けとヤンチャ攻めがナイスカプリングでした♪
大食漢の妹が別に何するわけでもないが、何かおかしい(笑)

『20歳のお祝いに』16pの超短編ですが、これ面白かった!
年の差モノ、しかも攻めは息子の親友で息子と同じ歳の20歳♪
息子の二十歳のお祝いをしようと、お父さんが待っていると現れたのはその親友。
肝心の息子は彼女の家に泊まると言い、がっかりするお父さんw
しかし、その親友はお父さんを慰めつつ・・・(爆!)
息子容認、しかも策略的、あっけらかんとした結末は愉快で、色々な経緯はどうでもよくなる見事な短編でした!


2

ブラコン兄弟に入り込めるか?料理男子!

なんとも微妙な義兄弟の二人と知り合う事になった料理上手な受け様と
その義兄弟のブラコン弟とのお料理レッスンラブです。

義兄の為に料理を覚えたいと、社内でも料理男子として有名な受け様に教えを頼む弟。
始めは断るのだが眼力のすさまじさに根負けして教える事になる受け様。
攻め様は仕事も出来てイケメンなのに、味音痴で料理の才能を感じないのですが
兄の為にと言う攻め様の言葉に微妙な違和感やら禁断の関係なんて想像を巡らしそうで
受け様は2度と教えないと思うのですが・・・眼力でまたもや押されてしまう。

そしてレッスンをしているある日、攻め様の義兄が現れ、何故か敵視される視線を
感じる受け様、それなのに何故か突然キスされ付き合わないかと言われる。
でも、義兄の瞳は好意を語っていないのです。
なかなか奇妙な義兄弟で、お互いに依存し合っているような雰囲気。
そして受け様はその二人の様子に苛立ちを覚える。
義兄と言い合いになっている姿を見た弟の攻め様は、受け様に兄に近づかないでと・・・
それを受けた受け様は胸に痛みを覚えながらも二人には近づかないと攻め様に告げる。

喜怒哀楽の乏しい攻め様の無自覚天然な様子は何を考えているのか見えにくいです。
その為に受け様はいらぬ誤解をする事になるのですが・・・・
シリアスなのかと思えばそこまでの重さも無い天然系のお料理から始まるラブです。

同時収録の2編も、義兄弟絡み系と、息子の幼なじみに押し倒されるオヤジの話です。

0

めでたい時は お赤飯

私の好みに引っかかったのは「20歳のお祝いに」。
すごい短い話ですが 受けがおじさんだったもので。
これ ギャグ漫画ですよね?クスッと笑える場面が ちょこちょこあります。
普通に面白かった。話のノリがスムーズに進んで旨いです。
息子の幼馴染×息子が1番のおじさん
老け専の話です。
Hでたましい抜けて行くおじさん アタフタするおじさん 息子に子離れ宣言されがっくりくるおじさん おじさんの可愛さが堪能できます。
最後に息子から お赤飯のプレゼントが有り 攻めと口合わせをしていたとネタバラシ。
でも父親と親友が・・・。許せるものなのか?ましてや 祝えるものなのか?

私は 小豆の赤飯より 北海道豆の赤飯の方が好きです。

0

せっかくの

きれいなお顔が、中身のせいで、なんだかとっても残念な方向に、、、、。

どの作品も、受けの方はそれなりに素直でわかりやすい性格なんだけどね。
攻めの方が、見た目はきれいなのに、なんだかいろいろ残念。
表題作の攻めくんは、イケメンでお仕事も出来るクールくん。
でも実は自分の感情の動きに無自覚っていうか、感情そのものが薄いっていうか、そして壊滅的に不器用。
「カーテンと秘密」の攻めは思いこみのせいで、無駄にすれ違い。
最後の短編「20歳の~」に至っては、幼児期からの執着年下攻め。

絵はきれいだし、別に変なプレイとかも全然してないのに、何故か変態チックな読後感。
むしろ、絵がすっきりきれいで、適度にユーモアテイストだからこそ、そこはかとなく臭ってきちゃうのかな?

0

料理男子!

表紙買い!そして、そのホットドッグが美味しそう!
中古購入ですが…著者さまのサイン入りでした(^^;)(;^^)

私も料理はしますが、やっぱり限度がありますよ(^-^;
その、ビッグチョコレートはプレゼントでしか買ったことない(笑)
ネットの世界って怖いですね(・・;)

じーっと見られると断れない…奥住は押しに弱いですね!
もふもふもふとおにぎりを食べる奥住が可愛い~。
モフモフの使い方はモフモフだけじゃなかったんですね。

沢辺兄弟の関係がよくわからず、(近親相姦でもなさそう)ビミョーなところですが設定は嫌いじゃないです。
嫌いじゃないですけど、お話全体があっさりな味付けですね。
決して、薄くはないと思いますが…
圧力鍋で時間短縮したくらいの、ちょっと展開が早いかなと。
お兄さんは奥住が嫌いなのに、弟に奥住の話をしたのかな?とも思います。
義兄弟なんですが、もうちょっと兄弟話がある方がわかりやすい。


オヤジ受の話は駄目でした(^-^;
息子の友達に迫られてって話なんですけど、その息子も元妻も公認なんて…ないなぁと(^^;

文月あつよ先生、初読みでした。

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