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死者の魂を迎え入れる門には番人が二人。互いに想い合いながらも、決して触れ合うことのできないふたりだったが…?
ファンタジー系で大好物のケモノ耳をよく書いてくださる作者様の新作は
牛さんと馬さんの「死生獄門」を護るお話なのですが・・・スンゴイです!!
ことごとく予想を裏切る斬新な発想と言うか、感性と言うか!
どんだけお買い得なコミックスなんだろうと思える作品で満足度満点でした。
表題のストーリーは対で生まれたもので、門の表と裏、そうです表裏一対を体現した
作品で、かなり惹きこまれるし、不思議な感動と温かい思いが溢れる作品でしたよ!
ウィズ・プリンス が、1番連続した物語性のある作品ですが、攻め様役の
騎士長と第三王子のお話ですが、騎士長のコミカル妄想がさく裂したかと思えば
王子から貞操を狙われる危機感を抱くオチがあったり、そうかと思えばシリアスに
守れる約束が真摯に語られていたりと、人間の多様な感情の一片を堪能できる話で
この作者の幅広い感性を堪能出来る。
フェーン は・・・なんとそっかっ!!なんてニンマリしちゃう展開で
擬人化もここまで来ると神業だと思えるんですよね。
夜の星の恩返し は、
シブイ職人の親父とホストの話なんですが、このオヤジがなんとも素敵なんです。
天然タラシでホストなんて目じゃないですよ~~
親父に萌えをあまり感じない私でも萌え萌えでどっぷりハマらせて頂きました♪
最高至高のお気に入りの1冊になりました。
書いてくれたありがとう!ってファンレター書きたいくらいです!!
琥狗さんのこのご本は、擬人化、中世、現代物と、バラエティに富んだ詰めあわせ。
表題作の「死生獄門」意外は、どの作品にもガッシリしたおじさんが登場。
おじさんのおっぱい、いいよね。
琥狗さんの描かれる、厚みのしっかりした肉体は、思わずすりすりしたくなっちゃう。
それも、これ見よがしに、むき出しにしてないで、豪奢なコスチュームに包まれているところが、特に燃える!
布の下に手を入れて、あとはちょっとの擬音だけなのに、めちゃエロいよ!
一応、一番露出しているのは、馬頭ちゃんの尻尾の付け根をむき出しにしての一人ハァハァだけど、それも修整が必要になるような物は描いていないのに、とってもエロい。
それにしても、琥狗さんのキャラって、角があるのがナチュラルで、角無しの人間だと物足りなくなるの、
おでこ、狭いからかな?
この本でも、後書きやカバーの折り返し、カバー下の裏表紙などにちびっ子化した登場キャラが描かれています。
このSDキャラの完成度が、また、素晴らしい。
このままガチャポンのマスコットにできそう。
萌えた。
頭が瞬間湯沸かし器ですよ。
ポーーーーッとなりました。
これはすごい擬人化だった。
フェーン現象でまさかのまさかですよ!
山脈と風。
ぶつかりあった場所でSEX!!
シビレルわぁ~。
こんなん台風くるたびに 妄想の嵐ですよっ!
汗ばむわあ・・・・・。
もうオヤジと美人が絡み合うって!
ぎゃああああああああああああああ!!
私 発狂しています。
短編でこんなに萌えれるなんて!
なんて素晴らしい。
天気まで妄想・・・。
絶対してしまう! 私 大丈夫かなあ。
琥狗さんのGUSH初コミックスは短編集です。
来月も出るから二カ月連続刊行なのね♪
GUSH掲載がファンタジーで、後半のホストものが一本Drapの掲載作品です。
そして、オヤジ率大変高し♪♪♪
どれも、ちょっとニヤっとさせるモノがあって大変によかったのデス。
特に表題は、切ないというか終わりのないというか、こういう世界とっても好きなんです~!!!
死者の魂が通る「死生獄門」を守る迎える馬頭と、招き入れる牛頭。
彼等は決して交わることのできない一対の身。
馬頭は白く、牛頭は死によって穢れるのか黒い。
そんな彼等が惹き会って惹かれ合って、だけどどうしようもない気持ちを抑えきれずに交わる時、それは永遠に続くといったすごく観念的な世界なのですが、
彼等は或る意味門の扉の擬人化なのか?
何と言って伝えたらよいのか、すごくすごく素敵です!!
『ウィズ・プリンス』
これはとある北の国の英雄である剣士に王の三男の王子の教育が託されるという始まりなのですが、
この剣士45歳。
いきなり妄想が暴走して鼻血吹き出してます(爆笑!)
その後も爆走してるんですが、現実はひょっとして王子にオヤジ剣士のお尻が狙われてる!?
しかしその3本目においては、かなり真面目に永遠の変わることない主従を超えた愛情が描写されてしっとりとまとめられていました。
この緩急が実に見事。
妄想オヤジがすごくすごく萌えツボなのであります♪♪(おかしな人いっちゃってるとことかw)
『フェーン』
これは一風変わった擬人化ですね♪
その場からうごくことのできない山脈(オヤジ?)と、彼の元を通り抜けて行く大陸からの風。
これがぶつかって、ラブラブになるとフェーン現象になる!?
いやん♪こんな妄想したら、これからの熱帯夜とか暑い夏日とか、妄想でよけいに体温が上がりそうなんですけど(爆)
『夜の星の恩返し』
表では客に良い顔をして、仕事が終わるとゴミのようにボロボロになるホスト。
彼が早朝の街でゴミになってヘタレているところを助けてくれたのが、園芸店のムキムキおやじ♪
彼を気に入ったホストは彼の元を訪ねると、ホストのバイトがしたいという。
本当は裏方でバイトに入ったはずなのに、店で接客に駆り出されると・・・
こうして、仲好くなったホストとオヤジ。
父子家庭で娘を愛している不器用なオヤジの為にホストが・・・
ということで、まだエッチはありません。
このオヤジが実は経験豊富って!?
そんな点もワクワクさせる、実に魅力的なオヤジで、これは理想のオヤジでありました。
色ものというと失礼なのか?現代劇よりもファンタジー要素のあるお話を描かれている琥狗さんの作品が大好きです。
絵柄?それとも今まで発表された話のイメージがなのかな?
表題作『死生獄門』では死者を迎える門番牛頭と馬頭の話。
門の外と内、表と裏、白と黒、相反するふたりは元々一対の存在として生まれ。けれど、門の内側にいる牛頭は黒く染まり、門の外側にいる馬頭は白いままで。
門が開くわずかな時間だけ会えるふたりが切ない。気持ちを明かさず飲みこんでいるふたりが切ない。
ある時お互いの指先が触れてしまい、真っ白な馬頭の指先が黒く染まってしまい・・・それがきっかけで押さえていた感情が一気に噴き出し、お互いがお互いを抱きしめ合う。絡み合うふたりがなんとも言えません。
最後はお互いの黒と白が入れ替わっている場面で終わっている。
抱き合う度に入れ替わるのか?そうであれば∞に続くのだろうな。表裏一体、表は裏にもなり裏は表にもなるというお話なんでしょうか。
『ウィズ・プリンス』強面な騎士と弱ちょろそうな王子の主従愛。
これも面白可笑しかったです。なんというか最初から最後まで数話の間で繰り広げられる緩急が物凄い落差。騎士の王子をカッコ良く押し倒してあれやこれや~というシーンが実は妄想で、現実と妄想が行ったり来たり。コミカルな部分を前面に押し出していくのかと思えば、まさかのシリアスエンド!そう来たかーと思いました。
ついでに、弱ちょろ王子は実は騎士のお尻を狙っていましたとさ!と。さてどうなることやら?ですね。
『フェーン』これが堪らなく可笑しかった。
動くことが出来ない山脈×大陸を渡るユーラシアの風 なんという擬人化!
面白かった。
山脈がおおらかで風がツンデレとか、発想が面白い。
動けない山脈に、風がドーンと体当たりしたのが出会い。風は山脈の緑の良い香りに無意識にくんくん・すりすり・・・で我に返ってまたツン!とそっぽを向いたり。
ツンデレな風をおおらかに受け止める山脈の包容力が素敵。
そして・・・ふたり(?)がいちゃつくとフェーン現象がおこるとか!?
ちょっと迷惑、でもそう妄想すれば暑さもちょっとは和らぐ気がする?
いや、そんなことはない!むしろいちゃいちゃしやがってってイラっとするかもしれない。
珍しくファンタジー要素皆無の『夜の星の恩返し』は無意識に包容力抜群のオヤジ×ホストの話です。
こちらはドラで読みました。そうかコミックに収録されたって事は続編は期待できないかーとちょっと残念。
豪快というか、何事にも揺るがなさそうなオヤジがカッコよくて眩しい。結構な売れっ子なのに、オヤジに対してはすぐにきゅーんとしちゃったりおぶおぶしているホスト受けが可愛いです。