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表題作彼はある朝、突然に

元スポーツドクター、国弘
膝を怪我したアスリート、月野颯人

その他の収録作品

  • キスして欲しい
  • 君だけにキス
  • 桃色御伽草子(紅藍×颯牙編)
  • 桃色御伽草子(風鬼×桃太編)
  • 桃色御伽草子(番外編)
  • あとがき

あらすじ

膝を怪我したアスリート・颯人と偶然出逢ったスポーツドクターの国弘。怪我の治療をしていくうちに、颯人に心惹かれる国弘だったけど、ある雨の日、普段と様子が違う颯人に突然「僕を抱いてくれませんか?」と言われ…!?

商業誌未発表作品も同時収録!

(出版社より)

作品情報

作品名
彼はある朝、突然に
著者
桃季さえ 
作画
桃季さえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864362795
3.1

(6)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
19
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

続編の詰まった短編集

独立したお話が一つと、『キスして欲しい』と『桃色御伽草紙』の続編が収録された短編集です。

『彼はある朝突然に』
偶然出会ったスポーツドクターとアスリートのお話です。
アスリートの膝の故障を治すことになったことから、2人は親しくなります。どうして好きになったのか、なぜ一度きりのエッチで別れようとしたのか、最後まで分からずあまり楽しめませんでした。

『キスして欲しい』
『きみだけにキス』『キスして欲しい』の続編です。
出来上がった2人のお話なので、ひたすら甘くてイチャイチャしてます。誕生日に高校生の制服を着て告白のやり直しをすれば、お返しに指輪を貰って。おまけに、嫉妬して余裕のない姿を見せたり。どのシーンも愛があふれてて、ニヤニヤします。

『桃色御伽草紙』
紅藍×颯牙と桃太×風鬼の2カップルの、その後のお話です。
甘々なカップルもいいけど、何よりも萌えたのは、兄弟同士のキスです。そして、桃一族の体液には催淫効果があって、キスによって発情した兄弟たちが、それぞれ相手の鬼に色っぽく迫るのが可愛くて良かったです。それを次にも利用しようと画策している、鬼たちの腹黒さも好きです。

1冊通して面白かったけど、続編が多い短編集なので、前作を知らないとあまり楽しめないかな~と思いました。

3

『桃色御伽草子』お好きな方には嬉しい一冊かも。

桃季さえ先生、初読みです。
あらすじの「僕を抱いてくれませんか?」に釣られてレジに向かっちゃいました。
おまけに受けさまと思われる殿方のツンなこの表情。それを、攻めさまと思われる殿方が包容力たっぷりな視線を送ってるではありませんか(●´艸`)

表題作の『キスして欲しい』前篇、後編に別れているのですが…なんだか淡々とお話が進んでいってしまって、何だか物足りない!!
知り合って間も無いのに、急に現れて「僕を抱いてくれませんか?」…う~ん、ヤケクソになってるのはわかるけど、唐突すぎませんかね。
最初は、飄々とした印象の攻め様でしたが、最後はビシッ!!と決めてくれました(人*´∪`)意外と男前~。

『君だけにキス 』は、既に出来あがってるカップルのお話なので甘々ラブラブで嫉妬したり、甘えてみたりと、とっても可愛かったです(o´д`o)
ブレザープレイに萌えたぁ!!すごい可愛い!!

『桃色御伽草子』に関しては、未読なので何とも言えませんが…単体で読むにはちょっと厳しいかなぁと。
CP、設定等が魅力的だったので機会があったらこちらの作品の方も併せて読んでみたいです♪

桃季さえ先生、初読みでしたが絵と受け様の表情がとても好みでした❤というわけで、萌にさせていただきました。

1

表題作+既刊本の続編なのでご注意を

できる限り、手を伸ばした作家さんの作品は読破しようとしているものの、資金の問題と興味の壁で阻まれることが多々あります。
そんなわけで同時収録に未読作品のスピンオフ的なものがあったりすると、厳しい。
こちらの作品の同時収録は、『桃色御伽草子』を読んでいないとちょっと分かりにくいかもしれません。

【彼はある朝、突然に】(2話) 萌
プロ野球のチームドクターだったこともある国弘が、犬の散歩中に出会ったのは、実業団に所属するアスリートのハヤトで…。
一瞬似たタイトルの昔の映画を連想してしまいますが、内容は全然違います。
どの医者に診せてもだめだった膝が魔法のように…、という運命を感じさせる出会いから、いろいろあって、あまあまに。
切ない展開はちょっとだけありますが、全体的にあっさり読めます。

【キスして欲しい】【君だけにキス】 萌
高校時代の憧れの先輩・圭梧と再会して、イラストレーターの仕事と恋人を手に入れた友晴を描いた『キスして欲しい』の続編。
ひとことで言うと、高校の制服プレイと当て馬参戦でした。
表題作だったときよりも圭悟の余裕がなくて、焦ったり嫉妬したりする姿が見られます。
友晴のことが大好きなんだなあと実感できる短編2つでした。
前作で雑誌に載ったページしか出て来なかった彩賀が登場しますが、前作を読まなくても問題はないと思います。

【桃色御伽草子】
こちら、『桃色御伽草子』を読んでいないと厳しいかも。
わたしは未読だったので、設定を把握するのに手間取りました。
とは言え、特殊な世界観なだけに、把握はできませんでした。
〈紅藍×颯牙編〉
開始早々、風鬼と桃太のいちゃこらシーンで「あれ?わたしの本だけ乱丁?」と思ってしまったこちら。
龍神の端くれらしいオネエ口調の紅藍と、風鬼の従者らしい颯牙の温泉プレイ。
最後に犬になっていたので、颯牙はケルベロス的な番犬?
〈風鬼×桃太編〉
白兄と炎鬼(えんき)というキャラがさらに登場します。
炎鬼×白兄のいちゃこらに当てられた桃太が、風鬼におねだりという流れ。
〈番外編〉
黄桃と水鬼、水蜜桃と雷鬼の4コマ。

特殊な設定で描かれた未読作品の続編が収録されていると、分からないだけに「こっちも読んでみよう」という気持ちになるか、「おっと、このページ数分、損した気分」という気持ちになるかの2択ですが、残念ながら今回は後者でした。

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