ボタンを押すと即立ち読みできます!
今回の高岡さんの新作、何が私の琴線に触れたかというと、短篇集の中に変態君が二人( ̄▽ ̄)
表題作は、誰が狼なんだかよくわかんなかったけど、この表紙がもうすでに攻めの妄想だとかで。
鈍感でコミュニケーションのとり方がよくわかってない攻めの、本人が意図せずして言葉攻めをしている様が面白かったです。
自分がどんなことを妄想しているかや、今自分がどれほど発情しているかということを、無表情できっちり事細かに普通の声のボリュームで説明しちゃうんだもの。幼稚園児でも、もっと空気読むはず。
イケメンだから成立してるけど、かなりの変人です。
「イキな艶男と地味メガネ」
これなんだろう…新しいジャンルだ。
ストリート系っぽいのに和服男子と、見るからにオタで奥手っぽいのに妄想がとんでもなくて行動も積極的な受け。
申し訳ないけど、私はこの和風男子君の良さがちっともわかんなかったです。もっと本当に粋な着こなしだったら恋しちゃう理由がわかるんだけども。
でもそんなことはもういいやってぐらい、受けが突っ走ちゃってて笑えます。これもどう見ても変人で変態。
あとの2編は
地方で農業を営む無骨な感じの青年が、アイドルに恋して…というお話と、元同級生とルームシェアしたお話。
これはどちらも攻めがすごく奥手で、ムズムズする初々しいお話でした。
私は変態ありきのほうが好みです。これからもそっち路線で進んでいただきたいなあ。
全体的に天然系の可愛い妄想が主流のような作品でした。
個人的には全てに於いて物足りなさを感じてしまった作品なのですが
表題のストーリーは他人への興味が薄い完ぺき我関せずのようなリーマンの攻め様が
同期で同僚の受け様が寮の隣室の先輩に押し倒されているところを目撃してから
何故か受け様を見ると発情してしまうと言うお話でした。
それも頭の中でイケナイ妄想を繰り広げてしまう結果ですが、
受け様への気持ちを自覚しないで身体だけ反応してしまう天然気味で
その手の事も大きな声で堂々と語ってしまう恥ずかしいタイプの攻め様。
対する受け様は、入社時から仲良くなりたかった受け様ですが攻め様に
何度も軽くスルーされて落ち込むクルクル表情の変わる可愛い系の受け様。
そんな二人のある意味身体&妄想から始まる恋のお話でした。
高岡さんのキャラ設定は背が高い方で切れ長な目が攻(暫定)。
背が低い方でどんぐり目が受(暫定)。
…なのですが、この短編集のすべての受はやっぱりカワイかった。
カワイイと言うのはキャラ自体もですが、絵柄が、顔が、スゲーカワイイ。
毎度毎度カワイイ!
表題作"オオカミさんの発情理由"の藤木くんはその髪型とか、コロコロ変わる表情とかも小動物みたいにカワイイ。
"スイートワルツ"のミハルくんなんてホントに瞳に星が住んでるんですぅ。
"きみとおままごと"の小松原くんは天然ボケで天然カワイイ系で、この短編集の中では一番、高岡七六さんらしい受キャラだと思いました。
しかし、全体通してどうだったかと言うと…やはりパンチがない。。
好きな作家さんの新作なので楽しみにしてましたが、前回の「恋化け」に引き続き、またも不発…といった印象でした。
なんだろ…。絵はキレイだし、キャラの表情もカワイイし…、ストーリー設定も悪かないと思うんですけど…。
"粋な艷男と地味メガネ"なんて、もっともあり得ない変態受けなんだから、もっとギャグ色濃い目でいただきたい。
全体的に薄味なんです。
もっと、突き抜けちゃって欲しいです!!
高岡先生の書かれる受けちゃん、キュートで大好きです☆
恥ずかしがる表情が堪らないです( *´艸`)
今回は変態さんが多めに登場しますが、どちらのお話も可愛さ全開!
キュンキュンほくほく~♪
表題作『オオカミさんの発情理由』では巧の妄想が暴走しております。
乳首の妄想、是非にとも実践してくれ!と、悶えてしまいました。
巧の斜め上をいくような性格に振り回される藤木が本当に可愛くて仕方なかったです(*´Д`*)
高岡先生作品は、可愛くて萌えはするのですが、ストーリーとなってくるとイマイチなんですよねぇ。
ストーリーに期待をせずに、可愛い絵を見てキュンキュン癒されたいときなどにオススメかなと。
お気に入り本。どのお話もギャグ路線で突き抜けていて素敵です。
【オオカミさんの発情理由】 酒徳巧×藤木亮太
表題作のリーマン妄想もの。
自分の妄想を隠そうともせず、エッチなことでもなんでも口にして
妄想だだ漏れになっちゃってる酒徳くんが最高でした…笑
受けの藤木くんも、いい子でとっても可愛いのです。
藤木くんが会社のトイレでオナニーしちゃったのにはびっくりだけど、
これはあれかな……攻めも受けもオオカミさん、という事でいいのかな!
【粋な艶男と地味メガネ】 あずま×奈津勝之進
和装オタクな奈津さん可愛い。このお話も妄想炸裂でした。
しかも、受け側が願射してほしい願望を持っているだなんて。
受けが鼻血を出すほど妄想するお話なんてあまり無いですよね。
【スイートワルツ】
田舎育ちの純朴な青年がアイドルの可愛い男の子に惚れ込んで
握手会に出向き、更に偶然が重なり、家に泊まりにくるという、
なんとも羨ましい展開の、可愛いお話でした。
……と、どのお話もだいたい可愛くて好きなんですが、どれもこれも
良いところで終わっちゃうんです。
エロ必須というわけでもないんですけど、途中までヤっちゃってるし、
続きが読みたいしで、寸止めが切ないです。
焦らさないで、ラブラブエロも読ませてください!
同人誌のほうでは酒徳×藤木の番外編を読むことが出来ますが、
通勤電車の中で勃っちゃったり、トイレで致しちゃったり
美味しいネタ満載でした。そっちもいつかコミックスに
収録されたりしないかな。