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表題作鳥を愛した獣

ゴンマ,肉食獣
ボー,鳥

あらすじ

木に守られながら、子守をして暮らす「鳥」の元に、瀕死の「獣」が逃げこんだ。自分を喰う存在の獣を、鳥は恐れることなく自然と受け入れる。やがて警戒していた獣の心に、少しずつ変化がおきてゆく。肉食と草食。本来、違う世界に生きる二人のはずだった。「私を喰え」と叫ぶ鳥に、獣が伝える想いとは――…。ちょっと不思議で、ほっと幸せな世界を、「俺の恋したファンタジーおじさん」で人気を博す作者が、優しい筆致で描く。

作品情報

作品名
鳥を愛した獣
著者
いもあん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オトメチカ出版
電子発売日
5

(6)

(6)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
30
評価数
6
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

肉食獣(人型)×人生疲れてます的な小鳥(人型)ですが、いい話です!

レビューないやん と気付いたのでレビュー。いい作品だと思うのですが。
電子限定だったのか。
天然ボケボケ小鳥に、迷い込んできた肉食獣が癒されて、
一緒に生きてくことにした という、自然界ではありえねーお話。
でも ちょっとじんわりして、泣きそうになる優しい話 でした。
エロさ、激しさなんかは全くないです&絵が特徴的なので事前に確認ください。

表紙の絵の黒髪が肉食獣(虎よりは弱い肉食獣みたい。狐?ぐらいかな?)
で攻め。
魚、肉食べます。獣姿になったりはしないです。
表紙の白い方が小鳥。木の実、果物、花なんかが食料。
表紙は10割増しの美しさ。
少々小汚い、やる気なしおっさんみたいな絵です、中は(笑)。
鳥姿もないですが、ちゃんと空飛びます。

森にある大きな木(神木みたいな感じ)の洞に小鳥は住んでて、
木守り&託児所している。木の世話をしている様子はなし。

木の根が生えてる範囲に結界がある模様で、普通の成獣は入れない。
入れるのは子供か死にかけてる獣だけ。
(死んだ後、木の養分になるから入れる らしい。ひょえー)
小鳥のところに肉食獣(虎とか)が、まだ肉を食べられない子供なんかを
預けにきます。
小鳥はおっさんなんで、子供と一緒に寝てるだけ(爆)

そこに傷ついた攻めが迷い込み・・・というお話。
ところどころで笑えるネタもあり、しんみりするネタもあり
人生色々だよね、油断大敵だよね と色々考えて、面白かったです。
最後は、ちゃんと鳥ちゃんが運命を選んで、新しい道を歩みだすので
これまた嬉しい。
エッチシーンも少ないですが、一応あります。
夜は鳥目で見えなかったのに、最後1回だけ昼間にイタすシーンあり
その時は鳥ちゃん、めっちゃ照れてました。おっさん風なのに(笑)

ファンタジーokで、絵が大丈夫そうなら、オススメです!
じんわり来ます!

2

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