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表紙からなんか違う気がしていて、それでも先生の作品は全部読んで行こうと手に取りましたが、読み進められない・・・。
この作品は、数日かけてようやく読めました。
日数かけすぎて、もはや話がよくわからない感じになってしまってる。
その間何度も、作者確認したくらい。
学園祭で見かけて、一目惚れ。
猪突猛進に駆け寄り、交際を申し込んだ相手は、男子だった。
男子と分かるとその場から脱兎の如く逃げ去る失敗大将。
告られた男子高校生は、❤を射抜かれてしまって、失敗大将を忘れられない。
場面場面の進捗と展開は、ゲームのシナリオ風にハッキリ区切られている。
短い小説だけど、起承転結がしっかりあるハピエン。
失敗大将が恋を成就する物語。
丸木さんの既刊リストでどれを読もうか迷った中で、見つけたのがこの一冊。
表紙からして濃ゆい雰囲気が漂っているものの怯む事なかれ。
読了後に見直すと、まさしく話通りのど直球だなと感じ入る絶妙さなのだ。
母校の文化祭で女装メイド姿の男子・敦(受け)を女の子と間違えてナンパした失敗大将こと、健児(攻め)。
その場限りの恥ずかしい失敗談になると思いきや、運良く(悪く?)予備校でもバイト講師&生徒として再会を果たし、健児に一目惚れした敦のアピールにグイグイ押し切られて、なし崩し的に付き合う流れになっていく。
敦については読む前は小悪魔っぽいタイプなのかと思っていたが、実際は過去何人かの交際経験があるよってだけのフツーの高校生だった。
本編は、ところどころ健児目線、敦目線で切り替わっているので最初はせわしく感じたが、話に集中できると次第に気にならなくなるかな。
それぞれの家庭環境とか過去とかにも触れていて、そこから今の性格や考えに至るのねって様子も伺えた。
まぁ、やたら目についたのはノンケなはずのお互いが相手を見てキュンキュンしあっている描写だったけれど(笑)
健児には素のヘタレな性格の中にもほだされる雰囲気があるし、敦の『いざ、惚れた相手には押せ押せで突進する』って勢いも好意的に捉えられた。
惚れた相手が同性なんですけど!?って事実にぐずぐずと捕らわれずに、さっぱりしていて軽快さもある。
一目惚れ→告白→デート→って過程は順調に踏んでいるじゃん、って思っていたら案外とエッチシーンは濃い目かも。
交際が進むうちに、何やら健児が大化けしそうな予感がするが、それ以上に敦のほうが上手く梶を取っていきそうな一枚上手さに期待したい。
割引で安くなってたので購入してみました。
丸木さんの作品はちょっと癖のあるダークな印象のものが多いイメージですが、これは気軽に軽く楽しめる感じです。
受けがもっとビッチな誘い受けかと思ったんですが、普段は積極的だけどエロに対しては意外と奥手でした。
むしろその辺は攻めの方がガツガツしてて思ってた感じと違いましたがこれはこれで有りだなと(笑)
エロは女装だったりソフトSMだったりといろいろ楽しめましたが丸木さんにしてはわりとあっさり目だったような?
キャラが中途半端な感じがしたので、もっと突き抜けたキャラ設定だったらもう少し楽しめたかと思います。
いやあ、もう、表紙がアレですからネットで購入いたしました(笑
恥ずかしい…
出来れば出版社さんも、もう少し手にとりやすい表紙にして頂けないでしょうかねえ。
受けは高校生の敦(ネコさん)。
学園祭で着たメイドコスプレが激しく似合ってしまう、小柄で可愛い男子。
攻めは大柄な大学生で、予備校講師のバイトをしている健児(クマさん)。
大事な場面で力を出せないヘタレ大将です。
学園祭で女子と間違え敦をナンパした健児。
しかし、男子とわかり逃げ出すヘタレ大将…
そんな健児になぜか惚れてしまう敦(なぜに……)。
健児と敦は予備校で再会して…というお話です。
表紙でおわかりかと思いますが、丸木さんのドロドローっとしたものはありません。
なので、初読みの方には良いかも。
ただ、丸木さんのファンには物足りないかな。
えっちも、コスプレやらSMちっくやらあるにはあります。
健児もヘタレはヘタレですが、Sっ気もあり、元カノとオ○リ使っちゃうようなものも経験済み。
ですが、やっぱり淫靡さがないとこれだけ違うのかと驚きました。