ラーメン青島屋の死神くん-ドントセイバイ-

raamen aoshimaya no shinigamikun

ラーメン青島屋の死神くん-ドントセイバイ-
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
70
評価数
16件
平均
4.4 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
コミック
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
シリーズ
POEBACKS Baby comic(コミック・ふゅーじょんぷろだくと)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784893937575

あらすじ

突然現れた黒いスーツの死神に、7日後に死ぬと宣告されてしまったラーメン屋の店長・篤志。
「自分はやりたいようにやってきたから」と一応その発言を受け入れるが、自分を慕ってくれている従業員・直の事だけが心残りで-
魂の送り手がつむぐちょっと甘くて切ないストーリー。
その他、受攻を決める青春の攻防戦や、風俗店のすったもんだ作品を収録。

表題作ラーメン青島屋の死神くん-ドントセイバイ-

直,従業員
篤志,ラーメン屋の店長 

同時収録作品そこはきもちのよいところ

羽崎(わりとなんでも適当),風俗店の店長 
佐内(無愛想),風俗店の事務員 

同時収録作品着火男

世話焼き体質な置き薬の営業販売員,27才
間宮,一時的に居候になった未成年 

同時収録作品指先に愛を込めて

何かしらの運動部に所属する後輩(無愛想)
陸上部に所属する先輩(アホ)

同時収録作品ひとはみ

噛み癖が治らない攻め様
怒ってても結局は許してしまう優しい受け様

同時収録作品またはりぬ ちんだら かぬしゃまよ

中村悠里,小学生→高校生/辰,同級生,道場の息子
美晴,同級生

同時収録作品こね太の小ねた

その他の収録作品

  • 描下ろし ハッシャバイ
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

個性が光る

初読み作家さんです。
作品の出典を見てみたら、描き下ろしの「ハッシャバイ」以外は全て「商業未発表作品」になっています。
あとがきでも「同人誌の再録」と書かれてたので、全部そうなのかな?

7つの短編と表題作の描き下ろしが収録されています。
どの作品も甲乙つけがたいくらい良かったです。
絵柄も個性的だと思うのですが、ストーリーも然り。
日常的な場面を描きながら、淡々としているようで登場人物たちの微細な心情が垣間見れたり、リズムのいいコミカルな台詞が出てきたり、切ないのに暖かかったりする作品集でした。
画面が白っぽいページが多めに感じたんですが、キャラの心情は表情で十分伝わってきます。決して言葉数が多くないキャラのそういう表情にキュンキュンします。
個性的な作家さんを見つけました。^^

1

死神の嫉妬は奥深い

作者の魅力が詰まった短編集なのだと思います、これは面白い!
本当に何度も読んでしまう。
ぜひぜひたくさんの人に読んでほしいです。

強烈なのは、読んでいて心臓がバクバクしてくるような、色気のシャワーみたいな視線。なにかを見透かしたかのようでときどき胸がつぶれそうです。
主要キャラは皆男前だけど、どこか抱きしめたくなるような可愛いさがあるというのがたまらない。笑いどころも満載で、声を出さずには読めません。

シアワセはまだ中にあるだろう、悪いこと続きでも世の中捨てたもんじゃないなと、読んでいくうちに勇気づけられた一冊でした。
おバカでも、ズルいやつもワルイやつも、反省ばっかでも、愛されたいと強く思えば拾う神あり。
どのストーリーもそんなことを思わせてくれます。

犬派の人も猫、好きになるかも。

3

センスがすごくツボ!

我守丸さんの2nd コミックが面白かったので、
じゃあ1st コミックはどうだ?と思って読んでみたら、
こっちのほうがエッジが効いてる感じで、
話しの切り取り方や展開がよくて、そのセンスに脱帽です!

同人誌を再録しているのもあってか、
普通短編集と聞いてイメージするよりももっと短い作品群でした、
7つかな?
でもその短い話の中に、
キャラの個性や熱い想い、切なさや面白さがギュッと詰まっていて、
すごく魅力的にわたしには映りました~~
特に情けない表情にはキュンときた~八の字眉がカワイイ♪

BL度が低い話もありますが、
それもまたメリハリが効いてる感じでよかったな。

作品ごとの詳細は、すでに素敵レビューがあるので、
そちらをご覧ください~

今後もこのセンスで色んなお話を描いて欲しいな。

面白くてこれは布教したい!と思い、
腐友さんに現在貸出し中の2nd コミックも、
戻ってきたらちゃんとレビューできたらいいなぁと思います。

5

コミカルだけど淡白でキュンとする!

初めて読む作家さん。同人誌の再録とのこと。
全体的に淡々とした作風ですが、個性的で味のあるキャラが見れるショートが沢山つまったバラエティパック。
イラストは線が少なくてシンプルですが、キャラの表情をよく書き分けていて、セリフのないコマでも物を語る絵が描ける作家さんだと思いました。

1冊で短編7つという容量なので、一つ一つは短いし読み足りなさもありますが、オリジナルの物語を作るセンスがすごくある方なのだな~という印象を持ったので、今後の活躍が非常に楽しみです!
また、作家さんがダジャレ好きというのもすごく納得ができる内容というか…お笑い漫才をみてるような、テンポの良い会話がすごく読みやすくてよかったです。キャラの性格を表すような会話の組立もお上手!

■ラーメン青島屋の死神くん-ドントセイバイ-
表題作。
ラーメン屋の従業員×死神に死の宣告を受けた余命わずかの店長。
この作品の面白いところは、第三者である、無愛想で淡々とした死神の視線を通して描かれているところ。
いきなり死の宣告を受けた人間の最後を見届けるという任務の中で、死を前にしても動じずに変わりなく日々を過続きごす店長に興味を持ち、いくつかの会話を交わし、彼が死の間際に好きな人間と抱き合う姿を眺めながら、愛というものを知って店長を好きになってしまうという。
結果的に、任務に背いて店長を生かしてしまい、その代償として死神自身は薄汚い野良猫になり、恋敵である攻めキャラの従業員に拾われて店長の家で暮らす。
ハッピーエンドともそうじゃないエンドともとれる終わり方がとっても好きです。

■こね太の小ねた
飼い主のメガネ少年(小学生)を大好きな黒猫の擬人化がみれる。
少なくとも少年からは猫にしかみえてないし、とくにエロ描写もないのでBLなのかは謎だけど、ご主人が好きでいろいろ妄想してる擬人化猫くんがかわい~vv

■そこはきもちのよいところ
これもすごく好きな話でした!!
風俗店の店長×そこの事務員。
実は身内にヤクザがいるような男で、物腰柔らかいしわざとオネエ言葉使ってみたりとふざけたところがあって人当たりはいいけど人生適当に生きてます、みたいな攻め(ノンケ)と、
密かに彼を慕ってる無愛想なゲイの若者の話。
風俗の事務なんて仕事を真面目に続けてくれるありがたい青年の動機が、自分への恋心だとしったものの、答えられずにいるうちになんやかんやあって、自分の利益のためにゲイの子が他の男のものを咥えている場面に出くわし、説教しながらほだされて受け入れちゃうという流れ。
気持ちがバレても健気に仕事をしている無愛想な受けがめちゃめちゃよい!
こりゃあほだされても仕方ねえ!という奥ゆかしさです。
無愛想キャラ、淡々とした作風、ノンケ男!という個人的に好きなモノがたくさんつまってた作品。

■着火男
浮気相手への腹いせにその男のバイクに火をつけようとしてた若者(受)と、たまたま見かけて仕方なく彼を保護したリーマン(攻)の話。
保護した日からだらだらと若者に居座られ、放火未遂の原因が階下に住む元彼だということなどを聞かされ、世話を焼くうちに情が移ってくっつくことになる。
身体を重ねた翌日に若者が姿を消した後も、ちゃんと再会して、付き合う覚悟があること伝え、筋を通した元ノンケの攻めキャラの男気に惚れます。

■指先に愛を込めて
バカバカしいギャグなノリがめっちゃうける話。
高校の無愛想な後輩×おバカな先輩の高校生同士。
無愛想な年下が告白したことからお付き合いが始まったようで、すでに恋人同士だが、どっちがタチをやるかを争っている段階。
そこからはじまるおバカな主導権争いがめちゃめちゃコミカルで面白いです!
要は、お尻が貫通すれば入れられる!と閃いたアホな先輩が、後輩のケツをカンチョーしようと付け狙う。
小学生か!という発想に後輩もすぐに気づいて警戒し、結果的にアホな先輩は失敗して人差し指を骨折。笑
アホでおバカ丸出しのボケと、無愛想で淡々とした後輩のツッコミがすごくバランスがいいのでくだらないけど面白い!

■ひとはみ
噛み癖のあるワンコ系×口は悪いけど優しい男。
すでに付き合いの長そうなカップルのとある日常を垣間見たようなショート。
甘過ぎないけど愛にあふれた雰囲気が好きでした。

■またはりぬ ちんだら かぬしゃまよ
田舎の幼なじみの高校生三人の三角関係?を描いた話。
明るいメガネの優等生(ノンケ)と、彼を好きなゲイ二人。
ひとりは道場の息子の寡黙キャラで、もうひとりはハーフでお喋りなおバカキャラ。
メガネの東京の大学進学を機に、告って振られる話。
結局メガネはどっちも選ばないし、残った二人がくっつく話でもないのだが、おバカキャラがおバカなりに頑張って駄々こねてるとことかがコミカルに描かれている。
こういう話もたまにはいい!

■描下ろし ハッシャバイ
『ラーメン青島屋』の続き。
猫になった死神が、ふたりのエッチのジャマをする。
拾ってきて世話をしてくれるのは攻めなのだが、死神からしたら恋敵なので、なかなか懐かない。焦れた受けが、猫を出しぬいてエロいことしようとしますが、結局阻まれます。
受けキャラの命救って猫になったんだもんね…死神くん、頑張れ!と思ったり。笑

新鮮なキャラや新鮮なシチュがいっぱい見れて非常に楽しかったです。
会話の構成も話の展開も上手くて、とてもセンスのある作家さんだと感じました!

《個人的 好感度》
★★★★・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★★★★★ :キャラ
★★★★・ :設定/シチュ
★★★★・ :構成/演出

5

画力は十分

 このコミックは8つの短編を合わせたものです。すべてレビューできないので、印象的なものを挙げてみました。

 『ラーメン青島屋の死神くん ~ドントセイバイ~』

 ラーメン屋を営む篤志の元に死神が訪れ、あと7日で死ぬと宣告します。篤史は自分を慕う直を置いていくことを慕う直を心配しつつ、最後の夜に契りを交わします。死ぬ運命だったものを死神が変えてしまうところは何となく理解できましたが、描き方に温かさがあります。

 『着火男』

 放火をしようとしていた男を止め、一晩だけ自宅に泊めた男、小出。最初は一晩のはずが、気がつけば家事もやってもらっている始末。最初は嫌いだったのに、気がつけば好きになって、いなくなっていた彼。ひょんなことから小出は彼を見つけるのですが、その後ちゃんとうまくいってくれればいいなと思いました。

 全体的に死に神、ラブホテル、放火、噛み痕なんて、設定に「お題」があってそこから描いたのかな?と思えるようなお話が多かったです。ただ、設定だけが珍しかっただけで、BLというにはちょっと萌えが足りなかったです。絵柄はとてもきれいなので、次はストーリーに期待で続きす。

2

シニカル、コミカル、そして人情

作者さんの初単行本。
本当はwebで挙げていたバニーボーイものを商業化する予定が、原稿なくして同人再録になってしまったというオチが暴露されていました(笑)
しかしながら、どの作品も一応絵的にではなくて、進行的にサブカルの部類に入るのか?
表題に書いたシニカルコミカルがぴったりなお話ばかり。
しかもそこに情というものもあって、ちょっとほろっとさせる部分もあって、オチがあるいわゆる釣り●カやら、寅●ん、調みたいな味をまとっている(?)ように自分は感じた・・・(?)
これが自分的好みにまたジャストフィットするんですよ!
まるで履き心地の良い食い込まないおパンツを見つけたみたいな(??)

さて、表題は・・・これがいい話に出来上がってるんです。
とってもとっても優しい話でした。
ある日、ラーメン屋の店主のもとに死神がやってきて7日後に死ぬと告げられる。
店主は取り乱すでもなく、そっかー、といつもと変わらずごくごく普通に生活するのだが、
本来業務に必要ないため、感情を持ち合わせない死神が彼の姿に心を乱される。
この店主と、彼を慕う従業員の直の話でもあるのだが、死神はこの続き店主の潔さと愛情に惚れてしまったようなのだw
その後日談が描き下ろし『ハッシャバイ』になっているのですが、ネタバレするので詳しくかけません。
死神と初対面のとき”寝起きで不法侵入の人にそんなこと言われてもね~”と答える店長に、彼の性格がそのまま出ているようです♪
終わりの空白にもし、店主が死んだらの一コマがオチとして載ってるのですが、これ、マジ爆笑ものです!!

◆こね太の小ねた
これはですね~猫の擬人化?
黒猫こね太5歳、イケメンでモテメン学ラン着用(笑)そんな彼の妄想に笑います!

◆そこはきもちのよいところ
風俗店の事務に真面目に勤務している青年。あまり真面目すぎるので店長が不審がって調査を依頼するのですが、果たして?
青年の理由に、店内恋愛禁止ね!と口癖だった店長が青年とバカップルに変身する姿が笑える

◆着火男
夜中階下の部屋のバイクに放火しようとしている青年を見つけた上の階に住む住人。
成り行きでその青年を居候させてしまうことになる。
青年に心に着け火されて逃げられて、とうとう捕まえるお話

◆指先に愛を込めて
好きだと言われ一応恋人?関係になった高校生同士。
一方の課題はどっちが突っ込むか?掘ったもん勝ちと考えた片方は”かんちょー”を思いつく!!
この子供じみた超おバカ発想は、案の定指の骨折という結末を迎えるのだwww
どんだけケツ硬いんじゃ♪

◆ひとはみ
これはストーリーというより、食べてしまいたいほど愛しているという激しい執着の姿です。
相手に残す歯形・・・そのうち殺して食べてしまいやしないかと・・・想像(怖)

◆またはりぬちんだらかしゃまよ
八重山地方の言葉で、また会いましょう美しい人という意味らしいが内容とどう関係あるのかは・・・
幼い頃ハーフなのでいじめられていたやんちゃ坊主と、それを助けたのが縁で仲良くなったメガネと、寡黙な道場の息子。
彼等は仲良くそのまま高校生になり、そして進路の分かれ目にたつ。
二人がメガネを大好きで、メガネは東京の大学へいってしまい。
この三角関係は一体どうなるのでしょうね?


13

この作品が収納されている本棚

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