あの桑原水菜がBLを語る!

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表題作黒薔薇ミズナのBL講座

ヒーロー 黒野黒雄(ブラック)
ヒーロー 赤田赤彦(レッド)

その他の収録作品

  • 下剋上講座
  • アラブ講座
  • びしょぬれ講座
  • お仕置き講座
  • おどうぐ講座
  • ツンデレ講座
  • 執事講座
  • ヘタリーマン講座
  • 絶頂講座
  • 手に職講座
  • 擬人化講座
  • 童貞講座
  • 黒医者・白医者講座
  • 性感帯講座
  • 変態講座
  • 学ラン講座
  • 不細工講座
  • 鬼畜講座
  • 年の差講座
  • 書き下ろし小説「セイギの味方~赤と黒~」

あらすじ

b-BOY Phoenixで大好評連載していたエッセイがついに1冊になりました!
黒薔薇ミズナ(こと桑原水菜)先生が、悩める攻のみなさんに「童貞」「鬼畜」「花嫁」「擬人化」などのテーマにそって、ボーイズラブの真髄を語ります。
書き下ろしで特別講座を2本追加収録のほか、ここでしか読めない桑原水菜書き下ろしボーイズラブ小説「セイギの味方~赤と黒~」も収録!

イラスト:池田ソウコ/jack/福山ヤタカ

(出版社より)

作品情報

作品名
黒薔薇ミズナのBL講座
著者
桑原水菜 
媒体
小説
出版社
リブレ
発売日
ISBN
9784799711781
1.4

(5)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
4
得点
2
評価数
5
平均
1.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

割って〈中立〉

エッセイ「黒薔薇ミズナのBL講座」全21回+特別講座全2回についての評価は〈しゅみじゃない〉。書き下ろし小説「セイギの味方~赤と黒~」についての評価は〈萌え〉。間を取って、総合評価を〈中立〉とします。


「黒薔薇ミズナのBL講座」:
あるテーマに添って、桑原先生が攻めキャラ相手に講義をするという形式です。各講座につき4ページ(イラストを除くと実質3ページ)です。

まず、目に余ったのはスカスカの文章と内容でした。まとめれば一行で済むような話をだらだらと過剰装飾した文章で説明していきます。読ませておいて最終結論は「え?それだけ?」というものが多かったです。洞察力がなくテーマの深みを語ることができないので、上っ面の文章でごまかしてページ数を稼いだという印象でした。

BLを語るエッセイや評論本は数多く出版されているので、それらの本とこの本を比較すると余計に落差に目がいきました。

次にテーマの設定。BLをあまり読んでこなかった自分には、テーマからして意味不明なものがいくつかありました。講座を読んでも理解できない。桑原先生が自身の文章に酔っているような書き方をしていて、萌え語りではあるが解説にはなっていません。たとえ、萌えについて語るにしても、ある程度前提条件として解説は必要だと思いますが。
テーマについて無知な読者を想定して書いていないと思いました。


書き下ろし小説「セイギの味方~赤と黒~」
「BL講座」の部分で気持ちが折れていたので、まったく期待せずに読んだのですが、普通に面白くて驚きました。

悪が滅び、平和の世が訪れた世界。
かつては戦隊ヒーローとして活躍していた国際科学救援隊も今やレッドとブラックの二人だけ。しかし、ある日レッドがとうとう解散を口にします。レッドに懸想するブラックは慌てて、解散を撤回させるための策を練り始め…。

ラストシーン、レッドのモノローグにニヤニヤしてしまいました。

2

なんというか…

表紙と帯のインパクトが凄かったです。初見だったため、思わず本屋でなんでこの取り合わせに…と言ってしまいそうになってしまいました。

内容については、各講座3ページ位で挿し絵も各講座2つ位でした。
人それぞれ、萌えのツボは違うのだなぁと。共感出来るのと出来なかったのがありました。
短編小説は、すみません大抵何でもありな私ですが、戦隊ヒーロー萌えは無かったようです。
ストーリーは悪を倒した後のヒーロー達は…なお話です。

お値段千円超えで、この内容ならば普通にBL本を買ったほうがいいかも。
それから、この本を読まれたのならついでに、カバーをめくってみてください…最初でも最後でも大丈夫ですので。

1

タイトルのインパクトだけ。

間違ってるのではなくて全般的に普通過ぎてもう一歩踏み込みが足りない所が目立つ本だと思います。
ぼーっとWebブログとかで細かく分割した萌え談義を24回くらい書いて背表紙をつけたらこの本になりそう。

例えば年下攻めは受けの年齢の高さを極限まで見繕って(おむつの話まで出てくる)神の領域と書いた後、こんな文章が平気で書いてあります。
「年上攻には幾ら年の差があっても相手が幼児では単なる犯罪者になってしまう」

・・・おいおい。そこまで前提書いておいておっさん攻めやじいさん攻めの可能性は無視なんですか?
と私は問いたくなりました。もうちょっと、想像しようよ。

これに限らずどの文章も短くページ数が少ない上に中身がスカスカな感じ。
講座を名乗って市販するのなら、ちるちるの諸氏コラムレベルの考え込み&切れ味&深い洞察(妄想力)が欲しいなぁ・・・と思います。
文章がよみづらいんではないんですけど、あまりにも普通、です。

こういう文章においては作者の恣意が強く出ることによって「私は違う!」的なものが出てきてそれが本のアクになると思うんですが、
アクの取りすぎなのかそこまで深く考えてないのか、まぁそんなことみんな一度は考えてるよって感じがするのです。
そうなると講座!と上段に構えた本としては残念としか言えないのです。なんか教えてよ!と。

あ、挿絵はよかったですよ。
まさか池先生のほわほわショタっ子(ぬいぐるみくまさん付き)を見るとは思わなかった。これは萌えた。

もしかしたらタイトルが「BL妄想記」とか「萌え語り」とかなら中立かもしんないし、
「BLカタログ」なら絵でオマケして萌えまではありえたか。

1

やっちまった!

門地かおり先生の帯で買いました。
帯 可愛いなあ。そして色っぽいです。
これだけでエロ堪能できます。
結構 帯ってインパクトあるよね。
それだけでフラフラ手を出してしまいました。
帯 大事にします。
本の中身はエッセイです。
BL講座ってなんだ?と思って読みましたが
作者の萌え所について延々とつづってあるだけでした。
個人個人BLの萌えポイントは違うので
作者と私とは合わないかなあ。残念でした。
最後の小説は戦隊モノだったのですが やはり・・・。
難しいです。ハズレの引きが強いです。最近。

1

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