富士見二丁目交響楽団 (下) 富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部

富士見二丁目交響楽団 (下)  富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部
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  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
3
得点
31
評価数
8件
平均
4 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
角川書店
シリーズ
ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784041004999

あらすじ

疑獄騒動の渦中にある圭を救うため、遠く離れた日本で圭の名誉を取り戻そうと奔走する悠季たち。一方、フジミでは念願のフジミホールが完成し、希望の光が差し込むが…! ロングヒットシリーズ、ついに完結!

(出版社より)

表題作富士見二丁目交響楽団 (下) 富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部

桐ノ院圭・音楽家
守村悠季・音楽家

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

完結おめでとうございます

富士見二丁目交響楽団完結おめでとうございます♪
シリーズ最後のとんでもない事件もあっさり解決、念願のフジミ音楽ホールの完成という素敵なフィナーレでした。
このシリーズは雑誌掲載時から読ませて頂きましたが、途中、中抜けしました(笑)
敢えてその中抜けを補填しないで読み続けました。
シリーズを書き続けた秋月さん、20年間一度も休まずこのシリーズを応援した方にブラボーとアンコールの拍手を送りたいと思います。
アンコールはすでに用意されているようです。
先に進みたいと思います。

0

終楽章 Allegro grandioso e non troppo presto(w)

長い長い富士見二丁目シリーズの、最終巻。
まずは、ここまで書き上げた作者とついてきた読者の皆様にお祝いを申し上げたい。

実のところ私は今年になってからこのシリーズと出会い、40数冊一挙読み。
来る日も来る日もひたすら読み続け、頭の中には絶えずシベコンやチャイコンが鳴り響き、
…という有様でしたが、20年の長きにわたって伴奏ならぬ伴走していらした方々にとっては
本当に完結は感無量なことでしょう。

さて、私の感想。この巻というより全編を通してです。

スーパーセレブ天才エロ大魔神のトーノインくんはいいんですが、
私はユーキが嫌い。

とにかくず~っとイライラしていて、ず~っと、ず〜っと、
 ヴァイオリンをやたらにお外で出しちゃいけませんっ!
 師匠のコンクール歴も知らんなんて、タコすぎ~っ!
 楽器を叩き付けるな~っ! アッハって言うな〜っ!
 切れるなっ! ヒスるなっ! グジグジするなっ!! etc.etc.

と文句を言い続けて読んだのですが、でも止めるって選択にならなかったのは
やはり面白さがあったんだと思います。
なんていうのか、彼らの続き行く末を見届けなくちゃいけない、みたいな?

そんな訳で受けが嫌いだったので、ラブ話としてはどうでもよかったのですが(笑)
多くの登場人物の中には面白い人物達もいて、音楽を愛する人々の群像劇として
読みでがあるシリーズだったと思います。(まぁ、多分にホームドラマ的だが)
私のお気に入りは、執事の伊沢さん、チェロの飯田さんと五十嵐くん、あたり。
サダミッちゃんも好きだし、小夜子姫や母上はじめ、女性陣も悪くない。

逆に、脇役の話でどうしても承服できない部分もありまして、
これに関しては彼らが出てくる巻のレビューにでも別途を書きたいと思います。

最終巻の感想としては、冤罪事件は何だったのか?と思わなくもないですし
その収束の仕方は、かなりご都合主義で読者は置いてきぼりぼり、
(ウーマンパワーで解決ですか?!)と色々申したい事もありますが、
最大のことは悠希が「自分を愛することの大切さ」に気がつく下りが
あまりにアッサリしている事でしょうか。
最後まで漏れなく苛つかせてくれたことの根底には、この問題があるわけですし
彼が演奏家としてさらに飛躍する為には肝になる部分だったと思うので、この点は残念です。

などなど、最後はバタバタとまとめてしまって些か消化不良でもあるのですけれど、
(急ぎすぎるな!って言っているのにねぇw)
まぁ、念願の富士見ホールも完成し、大団円というところでしょう。



評価の「神」は、この大長編に敬意を払いまして、完結記念ご祝儀に(笑)
1冊ずつ評価すると、趣味じゃない〜萌×2なんだけれど、持ってけドロボー、大奮発だっ!


あ、これから読み始めてみようと思われる方へ。
読んでも読んでも読む物があるっていうのは、なかなか幸せな体験でしたよ♪
曲を表現している記述が結構多いので、
できたら出てくる曲をBGMにかけながら読むと、より面白いかと思います。
特に、雨の歌は必聴かと思っております。

6

完の言葉に胸が震えました。
発売日前日に早々と購入したにも関わらず、
完結してしまうことの重さに、読むことができず、
数日熟成させて(笑)からの読書となりました。
レビュー書くにも、まだ早いかもしれない・・・。

本当に完結しました。
作品は20年かかっての完結ですが、
私はこのシリーズを読み始めて15年。
本当に終わってしまったことが、「ずしん」ときました。

波乱の、前巻からの完結編!
前回は、圭の身に起きた大事件について、悠季が奮闘するものでしたが、
今回は、圭も登場して、事件を終息させます。
圭のお母様や妹君も登場したことが嬉しかったです。
圭とお母様の関係も昔のことを考えると、その移り変わりを感じて、
心からよかったね!と思えます。
そして、フジミホールの完成。そして、音楽家としての2人の飛躍!

この内容なら、ページ数を倍にしてもよかったのに!と
詰め込んだ感は少しありましたが、すべてがちゃんと
落ちるとこに落ちたように感じます。

正直言って、当初の悠季は好きになれませんでした。
「どうせ僕なんて・・・」とじめじめした感じで続きしたから(笑)
悠季に対して、圭の「僕が守りますから」というスタンス。
そんな圭に恋をしたものです。

こんな2人の一歩一歩の成長を感じられるシリーズでした。
「僕なんて・・・」と自虐的ともいえる性格が、圭のサポートもあって、
音楽家としてのプライドを持ち、圭を愛していると世間に胸を張って言えるようになり、
そして、人としても、教育者としての成長。
そして、圭も、悠季を守る側としての完璧な存在ではなく、
音楽家として悩み、家族の確執に悩み、悠季とともに生きる者としての成長。

本当に素敵な2人になったな。とフジミの住人になった気分です。
いや、富士見2丁目交響楽団の一員になって見守ってきた気分です。

これで完結、いや、秋月さん!!!外伝読ませて下さい。
いやいや、なんでもない2人を取り巻くフジミの日常をこれからも読ませて下さい・・・。
って、思わずにはいられない!!!

2

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