クスリのせいなのに…なんで胸がこんなに苦しいんだ――?

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表題作ヒミツの開発室

アダルトグッズ開発研究員 高津佑真
アダルトグッズ開発部営業 篠原光 

その他の収録作品

  • 薔薇色執事喫茶-お帰りなさいませお嬢様-
  • 薔薇色執事喫茶-VIPルームで指名料!?-
  • 薔薇色執事喫茶-恋と夢との狭間で 前・後編-
  • ヒミツの執事喫茶
  • あとがき

あらすじ

(F-Book Selection)

「女性向けグッズの開発部なのに、何で男ばっかなんだよ!」

化粧品営業部の篠原(しのはら)は、ある日突然アダルトグッズの開発部へ異動を命じられてしまう! イケメンで優秀な営業員として、将来を期待されていたんじゃ…と落胆する篠原が向かった、アダルト部門で出会ったのは冴えない感じの開発者・高津(たかつ)で…。
慣れない白衣に身を包み、アダルトグッズ開発に体当たり!?
寡黙な年下開発者とイケメン営業の恋の開発ストーリー?

他、わんこ執事×ツンデレ執事のお屋敷ラブシリーズも同時収録。

(出版社より)

作品情報

作品名
ヒミツの開発室
著者
柊みずか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
F-book selection
発売日
ISBN
9784861232398
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ほどほどのそこそこで・・・

作者さんの初単行本。
デジタルを使って描かれているのかな?
線とかとかすごく綺麗なのですが、ちょっと平坦な感じで、あまりに皆が端整すぎてお人形のような印象を受けます。
全部で2作品が収録なのですが、どれも割とありがち王道な展開を持ち、それに2度3度揺さぶりを入れて、波乱を呼び、物語の面白みを作って行っている。
非常にわかりやすい展開は、なんとなくお手本のようなwww
表題が意味深な題名でカラーはピンク、帯の人物表情がエロっぽいので、エロ優先?
と思いますが、意外にもさほどのエロさはありません。
これも電子作品だったのかな?
最近の上手い見せ方で、全体のポーズだけで局所は見せない。そして着衣エロが多く全裸がないという部分に、萌えはあるかどうか?
個人の好みが分かれるところでもあります。
しかもベッド行為は一回一箇所しかありませんですしね(即物的だw)

表題は、化粧品会社で発足した女性向けアダルトグッズ開発室に抜擢された優秀な営業マンの主人公。
なんで俺が・・・と不満に思いながら研究室に行くと、何やら空気は重く変わった人が揃っている。
中でも化粧品開発でヒット商品を作り出した人物がそこにいる。
もっさりした彼が(でも絵はイケメンw)一生懸命やっている姿に手伝いを申し出て残業していたところ、失敗作品をぶちまけてしまい。。。
すると体が疼きだし、研究員の彼は欲望丸出しに豹変!
それから二人は気まずくなるのですが・・・
というお約束展開が進行します。
アダルトグッズといっても道具ではなく、化粧品会社ですから液体系ですね。

もう一本は執事喫茶が舞台。
新人の教育係になった隼人だが、その新人が優秀で自分は凹むばかりで面白くない。
実は本物の執事で、ずっと隼人が好きだったということで恋人になる。
このいきなり恋人になる展開が唐突で(笑)
その後は、波乱編。
隼人をおってきた、元ホストクラブの同僚が現れたことで、、
そして、実は・・・な過去と前から好きだったの理由が明確になり、ハッピーエンドの道のりを辿ります。
ちょっと、もう今更執事なので、執事萌えはないです。
年下ワンコ攻め×ツンデレでありますが、冒頭で述べたようなお手本のような組み合わせという部分で、ちょっと面白みに欠けるかな?とうい感じ。

0

媚薬のせい?それとも恋?

なんとなくそそられるタイトルだったけど、特別これって内容ではなかったです。
やり手のイケメン営業マンの受け様が、突然移動させられたのは新設された女性向け
アダルト商品の開発室で、左遷されたような気分で向かった先に、化粧品開発で
ヒット商品を連発していた年下の攻め様と出会う。
不本意な移動だったが、攻め様の研究熱心な姿に感化されるように前向きになる受け様。
そして開発第一弾がラブローションで、その開発中に誤って失敗作の媚薬入り
ローションを二人で被ってしまい、何故か二人とも身体が熱くなり、攻め様は
我をわすれたように受け様に襲い掛かる。
寸前で正気に戻った攻め様だったが、その後二人は周りが気が付くほど、
互いを意識しあって・・・
なんて言う内容で、相手を思うと胸が痛くなる恋の現象が恋なのか媚薬の影響なのか
ちょっとじれったいカップルのお話でした。

0

表紙ほどエロくない。

表紙買い。
※この作品に出てくるアダルトグッズはローションと精力増強剤です。

■ヒミツの開発室
表題作。
完全に早とちりでした。
アダルトグッズという単語に大人の玩具しか想像できなかった…。
ローター開発かなんかで「テストさせろ」「いやん」な展開を期待して読んだので、ぬるすぎる展開に萌えられなかった…。。。

一見エロス重視な表紙ですが、エロエロな展開は少ないです。
まあ、レーベルから察しろよって話ですよね…。
かといって、ストーリーが深いのかというとそんなこともなく…
どっちつかずな印象が強かったかなぁ…

個人的にはせっかく『アダルトグッズ開発部』という設定にしたのなら、
それを活かすような、どエロ路線でいくか、その特異な職場だからこそ苦労しているリーマン物をもう少し真面目に描いてほしかったです。

開発途中の失敗作をかぶって、理性なくして襲っちゃうとか、エッチが盛り上がっちゃって、やっとこさ作った完成品を使い切っちゃって職場に迷惑かけるとか……ないわ~…というノリが多かったのも残念。

■薔薇色執事喫茶
執事喫茶の執事同士。
実は本職も執事な新人×新人の教育係(本当は大きい会社の社長息子)。
小さい頃遊んでくれたお屋敷の坊ちゃんが好きで、彼のために執事になった青年が、再会を果たすために執事喫茶で働いている受の元にやってくるみたいな話。
新人のくせに仕事できる後輩(攻)に嫉妬するものの、本職が執事であるとネタ証しされ、ついでに告白されてまんざらでもないのか流されるようにエッチ。


どっちの話も、展開がファンタジーすぎて個人的には苦手でした。
そもそも、男同士ということになんのリアクションもないのでビビる。
もっと抵抗とか迷いはないのか!
周囲の人間もなんの疑問もなく二人の関係認めてるし、BLの醍醐味が~…。
絵は美しいのに……もったいないです。
「ラブコメ!」と割り切ればたのしめるのかも…?

《個人的 好感度》
★・・・・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★・・・・ :キャラ
★・・・・ :設定/シチュ
★★・・・ :構成

1

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