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表題作薔薇色の部屋 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE―

仰木雪鷹,26歳,元0課の陰陽師で現私立探偵
明智遼,24歳,警視庁0課のキャリア警部

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

明智遼は警視庁キャリアの美青年。だが窓際である逢魔刻対策特別課(通称・ゼロ課)に左遷され、怪奇事件の担当になってしまう。個性的なメンツが揃う職場にもだいぶ慣れてきた遼だったが、去年のクリスマス・イブに出会った私立探偵の仰木雪鷹とは、友達以上恋人未満という危うい関係が続いていた。そんなさなかゼロ課の社員旅行で訪れた箱根で、ある政治家に目をつけられ……恋も事件も荒れ模様!?

(出版社より)

作品情報

作品名
薔薇色の部屋 逢魔刻捜査―ゼロ課FILE―
著者
岡野麻里安 
イラスト
高星麻子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062867320
3

(1)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

受け様のバディーは猫嫌い

逢魔刻対策特別課(通称・ゼロ課)が舞台の2作目、普通に幽霊が見える人達&幽霊が
キャラクターとなって活躍するストーリーです。
BLと推理もの+怪奇現象の主である幽霊さんが登場している作品ですが
BL的には軽めで、ティーン向けの文庫だと思うのですが意外に奥深いです。
この作家さんの作品は主役の二人以外にも素敵で個性的な面々が多数出ているので
かなり楽しめるのですよ。
BL風味じゃ物足りないけど、がっちりBLも食傷気味なんて方に、こんなファンタジー
心霊現象ものも楽しめるのではないかと思います。

友人以上恋人未満の二人、攻め様は受け様と進展しない仲にジレンマを抱いてる。
でも、大人の男を演じ、余裕がある振りしてるけど、かなり切羽詰まってる(笑)
そして受け様と言えば、攻め様と一緒にいると心が和み、このままの関係でいては
いけないのだろうかと感じてしまう程、変化を求めていない。
そんな二人の関係が、ある政治家の疑惑から受け様がトラブルに巻き込まれ
死を覚悟した受け様の心の変化が出てきます。

受け様に憑依してる霊の過去や、攻め様が0課を辞めた訳、そして警視総監である
受け様の父と受け様との溝、色々気になってしまうワクワク感があって次回もかなり
楽しみな作品です。

1

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