人間は、いつも俺を捨てる。 お前だって、きっと

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クロネコ彼氏のアソビ方

kuroneko kareshi no asobikata

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表題作クロネコ彼氏のアソビ方

賀神圭市 猫科人間(豹)の人気俳優
真悟 建築業者の猫科人間(黒猫)

その他の収録作品

  • クロネコ彼氏のさわり方
  • カバー裏:クロネコ乳首のアソビ方

あらすじ

黒猫に化ける猫科人間の真悟(しんご)は、好みの顔とカラダなら、誰だって抱く。
そんな真悟に目をつけ、圧倒的なオスの匂いをさせて押し倒してきたのが、
人気No.1俳優・賀神(かがみ)だった。
カラダじゅうトロトロにされた真悟の腹の上で、彼が見せたケダモノな姿は!?

(出版社より)

作品情報

作品名
クロネコ彼氏のアソビ方
著者
左京亜也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
クロネコ彼氏のアソビ方
発売日
ISBN
9784403663611
3.9

(516)

(245)

萌々

(131)

(66)

中立

(37)

趣味じゃない

(37)

レビュー数
69
得点
1984
評価数
516
平均
3.9 / 5
神率
47.5%

レビュー投稿数69

いいんですか?いい~んです!

ムキャーーーーーーーーー!!!!
叫びます、叫びますとも!叫んじゃいます!!
先ごろ出た、ピンクゴールドまっつぁおな赤裸々な局部描写。
えっ、どこにも成人向きって入ってないんですが、いいんですよね?いいのよね?
・・・はい、いいんです(一人で自問自答w)
左京さんの美麗な絵、うっすら肉のついた筋肉の描写の美しい身体。
多様なアングル視点から繰り出される圧倒的な迫力。
それはそれは、もう見事としかいいようがありません!
実に実に魅力的な1冊でございました♪

ストーリーとしては、いたってシンプルなんです。
何度も捨てられて、それがトラウマになっているから真剣に人に向き合うことをしないクロネコ猫科人間の真吾と、
単なる興味から接近して、楽しいおもちゃかペットのように真吾とセックスだけの関係を続ける俳優であり豹の猫か人間の圭一。
それが互いが本気になる、といった、ただそれだけの筋立てなのですが、
それが魅せる魅せる!!

ただの身体だけの関係から心も欲する欲求へ至る過程に、セックスが重要な役割を果たしています。
もちろん、それ以外の接点のシーンでも彼等の関係が、その変化が見て取れるのですが、彼等が互い二種類は違えど猫科であるところから見せる、ツンデレ同士?というか
傲慢さとツンデレというか、
その組み合わせが絶妙に表現されているのですv
ちょっと温度の低いでも張り詰めた関係が、セックスをとおして熱を持つ関係として構築されるそれが、見事に絵で表現されているのではないでしょうか?

もちろん、キャラクターの魅力としても、
真吾のちょっとすねたツンデレが、やけに可愛かったり色っぽかったり
圭一の肉食獣のようないやらしさしかり。
そして、そしてなにより、黒猫のかわいらしさーーー♪
後ろ向きで窓の外を眺めているワンカット、後ろ姿のしっぽピーンの下にある小さなおしりの穴とふっくら玉ちゃん♪
ダンボールの中で涙を浮かべて見上げる眼差し。
ぎゅん萌え!!やられましたーーー!!
また、下から見上げるアングル、上から見下ろすアングル、それがとても素晴らしい!
もう、文句なしの1冊に仕上がっておりますヨ。

なのに~ですね~
カバー下の漫画まで丁寧に乳首にこだわり(作中も乳首攻めが多数出現w)ペーパーに至ってもカバー下の続きが描かれて、120%満足のサービスぶりは半端ないですよ!
これは是非是非に~オススメしたい。

14

王者屈服

猫科人間(クロネコ)の真悟と、美俳優で同じく猫科人間(しかもヒョウ)の賀神のお話。

人間に拾われ捨てられを繰り返し、心が荒んで寂しいけれど、それを掻き消すかのように不特定多数と関係を持っている真悟。
そりゃ荒みますよね…人間のエゴです。どんな理由であれ。
「可愛いー♪」で温もりを与え、「いらなーい」で寒さを与える。
そんな事まで頭に浮かんで泣きそうになった自分が居ますよ(笑)

不特定多数と関係を持つにしても、絶対的権力を持つかのように攻めてばかり居た真悟ですが、賀神に猫科人間だとバレ、マタタビで酔わされ気付けば自分がヤラレています。
さらりと風の様に過ごして気まぐれだった真悟が、目の前に男に好きなようにされている。
とてつもなく自尊心が傷付けられたでしょうね。

そして、ヒョウである賀神。
ちょっと甘い顔を見せて手の上で転がして、飽きれば捨てるような男。
…のハズだったのに。
真悟と過ごせば過ごす程、自分の中の心の変化に違和感を覚え、真悟に執着します。
それが何なのかと考え、出た答えは真悟を欲する気持ち。今までの遊びとは違うんだと確信する。
それをストレートに伝えられるも、真悟は「捨てられる」恐怖があり過ぎて受け入れません。
「捨てられるから嫌だ」と言うのは嫌だけれど、「捨てないで」と言うのはもっと嫌だ、と。
この真悟の思いにギュンと来ました。全く持ってその通り。

最後に逃げ出す真悟を必死で追いかける賀神。
真悟は又段ボールに落っこちて賀神を見上げると、いつものあたたかい光景。
光が見えて、心地よい温もりに抱かれる。
けれど今回は違って、「逃げないで」と言う目の前の賀神こそがまるで捨て猫の様に見えて、真悟がすり寄る。
絶対的強さを持つヒョウが、クロネコに捕らわれる瞬間が愛しいと思いました。

描き下ろしでは、もうベッタリな賀神がヤキモチ丸出しで真悟を抱きながら睨みつける表情に瞬殺されました(笑)

殆ど間は開いていない筈の【ネコ科彼氏のあやし方】と今回の【クロネコ彼氏のアソビ方】ですが、画力が半端なく上がってる気がする!!
当然その分エロさも増してます。
実はこのお話、最終話だけ掲載誌で読んでしまっていたのですが、他作品から群を抜いてアカラサマに感じてました。
「…え、イイの?大丈夫なの?規制云々言ってた気がするんだけど」
と勝手にオロオロ(笑)
でもやっぱりそこは、『リアルなのにチラリズム』の上手さに軍配。
だからこそ余計にそそられるのかなー…

あと、個人的に、腹筋割れまくりの『カブトムシ状態』の絵柄ってすっごい苦手なんですが。
左京さんのカブトムシ腹は美味しくイタダキマシタ(笑)

【ネコ科彼氏~】に比べ、オトナな猫科人間を味わえます♪

12

猫科動物、LOVE~!!

大好きです、猫!
黒猫の真悟にもう萌まくりっ!!

猫科人間の真悟は、気が向けば適当な相手と遊ぶ野良猫気質。
仕事も遊びもそこそこ。「だってほら、俺、猫だし」
そんな真悟を、幼馴染の正人(嫁あり人間)は何かと気にかけている。

ある日バイト先の撮影現場で、真悟は賀神に声をかけられる。
そして猫科人間だと気付かれ目を付けられたことに気付かず、
またたび酒を飲まされ、ヤられちゃいます。

実は賀神も猫科人間で「ヒョウ」だったんですが。
真悟の前でしっぽと耳を出した賀神、いや~、美しい・・・
下半身にうっすら浮かび上がるヒョウ柄がなんともいえず色っぽい。
やはりヒョウは美しいですね!

真悟はその後も何度も賀神に抱かれますが、
セックスだけと割り切っていたはずなのに、まぶしい賀神に徐々に惹かれていきます。
でも、幼いころから何度も人間に拾われては捨てられてきた真悟は、
かたくなに自分の気持を認めようとしません。
そして賀神も、遊びのつもりだった真悟に、真剣になっていることに気付きます。

真悟の、本当は寂しいのに人間を信用できずに距離を置こうとしている様子が、
切なく哀しかったです。
段ボールの中から見上げた空のまぶしさと、触れた手の暖かさに憧れる気持。
本当はもう捨てられたくないのに「捨てないで」と言えないもどかしさ。
今までどれだけ寂しかったのかと、身につまされます。

最後に、黒猫になってこっそり逃げ出した真悟を、
賀神が高層マンションから飛び降りて追いかける場面、
「絶対に捨てたりしないから」と抱きしめる場面、すごく良かった。
あと、黒猫のまま賀神に洗われてる真悟が可愛かったです♪
賀神が、正人に嫉妬している姿も笑えました(笑)

またスピンオフ出ないかな?
ライオンとかトラとか、黒ヒョウとか。オッドアイの白猫なんかも美しい・・・
猫科動物バンザイ!!

10

クロネコ、最高です

左京亜也先生にハマりそうな予感ってか、もうハマった作品になりましたww

もうっ、良いですよww

絵も綺麗だし、ストーリーも面白いっ!!
そして、エロいですww
本開いて、1ページから分かります(笑)

猫科人間同士のお話でしたっ!!
豹の猫科人間の賀神×黒猫の猫科人間の真悟なのですが。
二人とも、文句なしにカッコイイですっ。

普段は、犬派の私でも猫かわいいっと思った黒猫の時の真悟っ!!
そして、賀神が真悟への気持ちを自覚してから面白さがレベルアップしました。
一度も、面白さが落ちる事無くラストを終えましたww

また、この二人で続編出てほしいですっ。
気になる人は、ぜひ読んでみてくださいっ!!

9

けもーーーーーーーーーーーーっw

なんとなく手にとった初読みの作家さんで
たんに「ケモ耳」はいいよな(´・ω・`)それだけの話だったんですが
やっぱりケモ物はエロくて最高!!!
獣万歳wwwwwwwwそんな衝動を思い出させてくれる作品でした。
なんだろう、このたまらない感じw

攻受どっちもケモノっていうのもいいですよね。
受っぽくない受ったのも萌えですよね。
そもそもは受じゃなかったものを無理やり犯した上に快楽覚えさせちゃうとか。
なつかない黒ネコがなついた状態とか。
尻尾とか、耳とか、舌のザリザリとか。
萌ツボがオンパレードな一冊でした。
そのくせエロも満点というなれば文句なし。
エロが多い割にはストーリーもガッツリ。
久しぶりにいい作家見つけたなと思える1冊でした。

ただ、実際問題やっぱり受として合体していると
どんなに男前でツンな受でもメスっぽく見えてしまうのが少々残念でした
他にもケモノBL描かれているようなので、チェックしてみたいかな

9

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