• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作やもめのたまご

鶴乃コウジ,子持ちで男やもめの画家
元美,恋人に捨てられた宿無し画家志望

同時収録作品マイカイロプロテクター

松下なおや,常連客
立花歩,たち花接骨院の院長

同時収録作品akiss

同じ高校の後輩 浅井武
攻が空き巣に入った家の家主で、同じ高校の先輩

その他の収録作品

  • カバー下:カズ兄とふみ太

あらすじ

愛人(男)に捨てられた画家志望の元美は、憧れの画家・鵺野コウジに拾われ居候することに。その夜、コウジの部屋で休んでいた元美は、窓から垣間見える隣人の情事に抑えきれない興奮と欲望が目覚めてしまい・・・!?

著: 赤星ジェイク

(出版社より)

作品情報

作品名
やもめのたまご
著者
赤星ジェイク 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864363037
3.5

(58)

(12)

萌々

(21)

(15)

中立

(6)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
16
得点
195
評価数
58
平均
3.5 / 5
神率
20.7%

レビュー投稿数16

不思議な題名ですね~♪

作者さんの初コミック。
題名がなんとも不思議☆やもめの卵ってことかな?やもめ見習いってことか?なしてやもめに見習いなんだ?とか、やもめが卵を孵すのか?とか、ただの語感かな?とか思ったり。。。
まず驚いたのが、エロい!!
drapって結構エッチあったりするけれど、こんなにエロくて本当にdrap!?と
そして、絵がカラー表紙と白黒絵のギャップがすごくあるのとないのとある!?
冒頭が表題なのですが、これがまた同人誌の再録か?とおもうほどに手描き感が満載で、コマも細かいし、びっしり埋め尽くされた紙面が読みにくく感じたかと思えば、もうひとつのシリーズは、すっきりして、デジタル感がする。
手描き感のあるのが、時系列で古いものかと思えば最新のものだったりと、1冊の中での絵の描き方の変化が激しいのです。
変わった作家さんだな~という印象ですw

さて、表題。
絵描き志望のゲイ男子・元美が、不倫&居候相手と喧嘩して家を追い出されたところを、憧れていた画家のコウジに拾われる。
コウジは妻に逃げられた園児と学生の二人の男子子持ちのお父さん。
夜、隣家のエッチシーンが見えてしまい欲情しているところをコウジに見られて、それから二人の肉体関係は始まります。
が、家事手伝いをこなして、すっかり奥さんのように家に馴染んでいくというお話。

思い込みとか誤解とかスレ違いとは、そういった機微はなく、コウジが絶倫&エロおやじ♪
ラスト近辺のエッチ1Pはエロがギュギュっと書き込まれていて見づらいほど(笑)
ACT.2に至ってはエロプレイ全開☆
乳首攻めから始まってエスカレートしたところへ訪れたセールスに、元美が対応に出ると後ろでコウジが-!?
その後、柱に縛り付けて、外から見えるというのに・・・
思わずJuneですか!?
中々に濃いエッチでした♪
しかし、子供がなんかすごく良かったよ。
園児はかわいいし、長男は愛想はあまりないけど、やっぱり子供だな、みたいな、そんな子供と元美のふれあいの話も挿入されてましたので。
カバー下本体にこの長男次男のやりとりがほのぼのしていて、とってもカワイイです。

【マイカイロプロテクター】
本編より長い3話構成。
小さな整体院に通ってくるサラリーマンにちょっとムラムラして恋している整体師。
施術中に勃ってしまったので、思わずヌいてあげちゃう♪
しかし、その後、通ってこなくなって落ち込んでいると、なんと!水着一枚でやってくる!
邪念を振り払うために一週間泳いでいた・・・とか・・・(爆笑)
このサラリーマン、なんか天然なんです~♪
そのあとも、整体師が危機に瀕したとき、予感がしたと、トイレの最中に飛び出してきたと、ズボン履かないで駆けつけたりとかwめっちゃツボついてきたキャラクター。
このリーマン、普段オールバックにメガネとストイックな雰囲気なのに、髪を下ろしてメガネをはずすと別人みたいw
それに整体師が半ズボンというか、ショートパンツってどうよ(笑)
とっても、エロ愉快な話でした。

【akiss】
お金に困って空き巣に入ろうとしたらその家は高校のとき、鼻血が出るほどに一目惚れした先輩の家だった!
警察に突き出されない代わりに、家政婦をすることになる。
この主人公が、すぐ鼻血を出すのがなんかおかしい♪
そして、先輩が女性みたいな外見で、家にいるときは浴衣がエロくはだけてるw
それが日中はサラリーマンでスーツ着てるのが似合わなくて(笑)
これも愉快でした。
先輩のボケぶりがなんか妙にツボるんです♪

エロは濃厚なんだけど、カラカラっとして、面白さで押してるので読後感はかなりいいです。
ちょっとユニークな作家さんですね♪
どうかJuneにはいかないで、こうした普通誌で、エロ楽しい作品をもっと見せてくださいね~♪とお願いしたい
最初、一度パラパラ見したときは、冒頭の絵の見づらさに、敬遠しそうになりましたが、読み進めるうちにはまってきて、読み返してます♪

14

表紙と内容に差がありますが

面白かったです!!
ちょっと見はシリアスでいやらしい感じなのかな?という印象ですが、
読んだら笑えるし、全然シリアスじゃない!w
ただ本当にHはエロいですよ!
阿仁谷ユイジさんがお好きな方にはおススメできるかもしれない。
お世辞にも綺麗系な絵柄とは言えませんが(ごめんなさい)
味があって、私は嫌いじゃないです。むしろ好きな方。

「いやいやいや、そういう事にはならないから!」と思ってしまうような
展開がとにかく面白いです!
リアルさは追及できませんが、それが赤星さんの魅力なのかもしれません。

表題作より『マイカイロプロテクター』の方が更に好きです!
なんかもう、いちいち妙な格好で整体院に来る攻めに声を出して笑いました!
それ職質されるに決まってるよね!?っていう。
受けが風邪をひいた時、色々持ち込んで一生懸命だったのがほんわりしました。
でもえろーい…。アングルも音も表情も…。
このままいつまでもエロラブそうなカップルでした♪
楽しい!!

『akiss』
このタイトル好き!
文字通り“空き巣”にかけているというわかりやすさですが
あんまり思いつきませんよね?
(う、私だけかな…)
攻めの髪がツートンなのと、やたら鼻血を出すのがウケました。
受けの先輩は不思議くんみたいだし、やっぱりこういうキャラも
現実にはいなさそうですw
いたらものすごく疲れそう!

…『やもめのたまご』、タイトルで真っ先に思い出したのが
岩手の銘菓『かもめの○まご』!!(一応固有名詞なので伏せました)
でもたぶん全然関係ないんだろうな…。
小さいサイズも、季節限定もあったりして、大好きなお菓子です!
赤星さんもお好きだったら嬉しいのに。

読み終わってもまた繰り返し開いてしまうという、なんとも言えないコミックス!
次回作も期待してしまう赤星さんでした!!

あ、でも残念ながら「…うけつけないわー」という方もいらっしゃるかもしれません…。
そこは個人の好みの問題という事でどうぞ宜しくお願いします;









13

エロシーンは職人レベル

表紙がちょっとアレなので
裏返しにしてレジに置いたら
裏もアレだったという(^_^;)
エロに特化したカバーの1冊です。

さて、赤星ジェイクさん初読みです!
読んでみて感じたのは、
キャラの個性がスゴイこと。
シチュエーションが変わっていること。
エロへの気合いが素晴らしいことの
3点でした。

1冊に3作収録されています。

表題作。やもめのたまご。
隣家の男同士のHを
たまたま覗き見してしまった元美が、
家主のコウジに見つかり、
立ったままで手コキされてしまうお話。

日本家屋の大きな家の
庭の桜の樹ごしの覗き見、
そして障子からもれる月明かり、という
ゾクゾクするような
素敵シチュエーションです。

2作目。カイロプロテクター。
このお話のぶっ飛び感は痛快でした。
接骨院の先生が受け。
そして患者が攻めという斬新な設定。

短パンで施術にあたる可愛い立花先生に
ドギマギしっぱなしの松下。
立花先生のピンチ時には、
海パン姿や、ズボンを履く暇を惜しんで
真っ先に駆けつけます(笑)
松下の弾けまくったキャラ、大好きです。

3作目。akiss。
実はこのお話のみピンと来ませんでした。
受けクンが女の子にしか見えません。

ともあれ、Hシーンが長く丁寧な作品が多く、
作者様の職人級のこだわりを感じました。

また、ギャグとエロのバランスが良く、
どの作品も読後感が良かったです。

それから、カバー下など隠れた部分に
短いマンガが掲載されており
得した気分になりました。
こういうの、嬉しいんですよね。

総じてとても面白かったです。
レジでは恥ずかしかったけど
やっぱり買って良かった!

11

もっと読んでいたい!!

うわーっ、何でもっと早く読まなかったんだろう。
定期購読してる雑誌のコミックスだったので
内容解ってるからいいやで後回し。
今日になって読んでみれば、コミックスの後半には
1話だけ雑誌で掲載されてあとはモバイルだったので読んでないものが…

でもやっぱり好きなのはタイトル作の方で
もっと続きが読みたい作品です。
正直内容もうる覚えだったので新鮮に読めました。
こんなにエロかったっけ??
と思えるのも、この存在のおかげ?
なんといっても「ふみくんvv」
なんですかーっ、この可愛い生き物は!!
カバーの4コマもそうだけどカバー下の「ふみくん」可愛い過ぎるーっ!!
今は小悪魔だけど将来とても素晴らしい攻めに成長しそうで楽しみですvv


そして後半のお話
松下さんの天然とでも言いましょうか、思い立ったらの行動に大爆笑!!
水着姿で登場した時から「ただ者じゃない!」と思ってましたが
それらの数々が読めてやっぱり笑ろた!!
モバイルで読むのは好きじゃないので、
こういう風に紙の本になってくれる作品どんどん出てきて欲しいです。

そして最後
本当に全然覚えてないストーリーでした(^^;)
が、このどうしようもない「ほわ~ん」とした雰囲気の受けが大好きです。

久しぶりにまるまる楽しめた1冊!!

8

このエロさは嫌いじゃない

やもめのたまご、いったいどんな意味があるのやら・・・読んで見てもはっきりしない。
唯一個人的に考えられるのは、受け様が一生奥さんを貰えない関係を攻め様と築くから
やもめ未満で、やもめのたまごなんかんぁ~なんて思ったりしましたが、
そんなのはどうでもいいやってくらいエロい作品でした。

表題のやもめのたまごは、妻に逃げられたそれこそ男やもめの画家の攻め様と
絵をやっぱり描いていて、エロ関係ありで居候していた先を追い出されたときに
偶然出くわしたのが攻め様で、拾われて暮らすようになります。
攻め様には5歳と14才の子供もいるのですが、この攻め様意外に手が早かった(笑)
それに、受け様はもともと画集まで持ってる相手とのエロだから積極的。
始めは子供たちに後ろめたいなんて思いもあったけれど、なしくづし的に同居してる。
芸術家のエキサイティングな感性と外部の刺激に感化されて始まるエロですが
不思議と後味が良い感じのエロエロでした。
全体的にエロが多くて、コミカルで、でもどこか気になる作品で次も楽しみにしたいと
思えるような作品でした。

6

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP