それでいて、純情

soredeite junjou

それでいて、純情
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×25
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
33
評価数
10件
平均
3.4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784576121277

あらすじ

失恋が元で一夜限りの恋を繰り返している湊に、年下のネイビー・カイルは一途に好きだと告げてくる。
素直になれない湊は彼を挑発し…

(出版社より)

表題作それでいて、純情

日本に赴任してきたネイビー カイル(19歳)
基地内のストア勤務の店員 湊(22歳)

同時収録作品パイレーツ&プリンセス

カイル ネイビー(19歳)
湊 基地内ストア店員(22歳)

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

うん、純愛ですね。

これはいわゆる『ビッチ受』になるんでしょうか?あと、外国人攻は珍しくないんですが、ネイビー(米海軍人)は私は初めてでしたね。

手酷く傷つけられた過去を引き摺って、本気にはならないと頑なになっている湊(受)。かなり自虐的なキャラクターですが、私はそれは構わないんです。
湊は身体だけ・期限付きの関係を繰り返すんですが、ビッチではあっても純情なんです。イヤもうタイトル通り。
ただ、ちょっと湊が痛々し過ぎて、感情移入はしづらかったですね。いえ、結構好きではあるんですが。

カイル(攻)は、年下ですが包容力もあって、でも若さゆえの焦りもある。いいキャラクターでしたね。一途に湊を思っているのがよくわかりました。

そして湊も、カイルになかば強引にとはいえ付き合うことになって、だんだん惹かれて行くんですね。

そんな中、過去に湊を捨ててトラウマを植え付けたユージーンが、再び湊の前に現れて絡んで来ます。そして、カイルの戦地への派兵を聞かされた湊は、それを止めさせるためにユージーンに身を任せようとするんです。そして・・・

ユージーンがもう『何もここまで』と思っち続きゃうくらいの、何の救いもない見事な悪役でしたね。一応『天罰』は下った・・・ってことなんでしょうか。あれでは足りない気がしますが。

湊の友人・ミュウミュウが、なかなかいい存在感・役回りだったと思います。↑の湊のピンチにも底力を発揮してますし。他の脇キャラクターもよかったですね。

ラスト、今まで『どうせ(ネイビーは)いつか自分を置いて日本からいなくなる』としか思えなかった湊が、『つれて行ってもらうのではなく、自分がついて行けばいい』と発想を変えて、前向きになれたのがよかったです。2人の幸せな未来を暗示しているようで。

ラストのSSは、まったく違うテイストです。
派兵から無事戻って来たカイル視点(三人称)で語られます。

ハロウィーンで、タイトル通りパイレーツ(カイル)とプリンセス(湊)の仮装で仕事して、その後湊の甥の友達との『トリックオアトリート』に付き合うことに。湊にべったりの甥と、湊を取り合う(?)カイル。本編と違ってコミカルであまあまのSSでした。

トータルでは、決して悪くはないんですが、大好きとは言えないですね。はなさんなら他の作品の方が私は好みかな。
なんというか、確かに好きな作家さんなんですが、どれもちょっとずつ何かが足りない気がするんですよ。でも、次も(よっぽど合わない設定でなければ)読みたいです。

1

過去の恋に傷つけられた心の再生

年下ネイビー(海兵)と過去の恋に傷つき、二度と恋なんかしないと過去に囚われてる
受け様との一途な恋模様でした。
3年前に初めて恋をした受け様、その相手は大佐で、高校を出たばかりで英語会話も
ままならない時期に出会い、大人の狡さに騙されるような形で肉体関係を持ち、
身体の快感と同じくらいに相手にのめり込んでいった受け様は、淫らな身体に仕込まれ
挙句手酷い言葉で切り捨てられるように本国に帰る相手に捨てられた過去を持っている。
それが恋のトラウマになっていて、受け様は半分八つ当たり気味の復讐の意味で
ネイビー相手に身体だけの関係を持ちながらも、相手に本気にならない遊びを繰り返す。

そんな日々の中で3年前に学生で、受け様が働く店でバイトをしていた事があった
攻め様と再会、攻め様は受け様のタイプになっていたのですが、過去の恋人の事を
知っている攻め様に素行を非難され、言い争っているうちに相手が誰でもいいのなら
自分にしろという攻め様の言葉に売り言葉状態で身体の関係を持ち、
どさくさのように、無理やり攻め様に付きあう事を承知させられる。
それからの二人は攻め様の一途な続き思いに受け様が次第に頑なな心をほぐされていくように
受け様も攻め様に対しての気持ちが恋だと思えるようになるが、意地っ張りの受け様は
攻め様に対して素直になれないのです。
そして攻め様がしばらく船に乗る為に留守にしている時に、自分を傷つけ捨てた相手に
再会してしまう、更に過去など忘れたように再び自分を抱こうとする相手に嫌悪を抱くが
その相手に、攻め様は派兵されると知らされ、助けたいなら言う事を聞けと・・・・

愛する人を守りたい一心で、心にも無い言葉で拒絶し、別れを選ぶ受け様。
全ては攻め様を助けたい一心だったのです。
このまますれ違ってしまうのかという時に年下なんて思わせない行動力で受け様を
守る為に攻め様も動き出す。
互いに一途に相手を思い合う二人を描いた切なくも甘いお話です。

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