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執筆のため温泉旅館に逗留する脚本家・茜屋と、マッサージ師・竹久のふんわりラブストーリー。温泉・マッサージ・わんこと、癒しアイテム満載の作品です。
ひとときの癒しを求めて読み始めたら…
やばい。これは号泣モンでした。
何度読み返しても泣ける。カワイイ。めちゃ癒される。萌える。(←これ大事)
どうしよう、もうこれは「神」にするしかないかも。
目の見えない竹久は、人を癒す達人。
マッサージ師という職業もそうなのですが、いつも笑顔で前向きで、彼のそばにいるだけで、周りの人間は(そして犬までも)心が癒されていきます。
一方の茜屋は、職業柄常に締め切りに追い立てられていて、癒されることを求めている男。
ごくごく自然に、茜屋は竹久に惹かれていき…
気が付いたら茜屋は竹久を好きになっているんですが、この流れに全く違和感を感じないのは、「癒す人」と「癒されたい人」という二人のポジションが、分かりやすく描かれてるからかもしれません。
最初は茜屋の一方的な「好き」だけで、答えを求めない愛情。
竹久にとって、人の好意にこたえるのは簡単なことじゃない。
「ぼくにとって「好き」って言葉は 浮かれたあとにすごく不安になるんだ」
という竹久のモノローグは、元ハルさんの作品としては珍しく、一歩奥へ踏み込んだ重たさがあって、胸に刺さりました。
でも、基本はいつもの癒されストーリー。
作品全体に癒しを振りまいてくれるのが、パピヨン犬のユーゾーです。
ユーゾーは二人が拾った捨て犬ですが、こいつがいつも二人の横にいて、耳をすましてたり、二人を見上げてたり、寝そべってたり。そんなコマがたくさん挿入されています。
わんこが一匹加わるだけで、恋しか見えてない二人の世界が、ふわっとやわらぐ。
二人が少しシリアスになりかけると、ユーゾーが横であくびしてるコマが入ったりして、できるだけ角を取ってまぁ~るく、敢えて感度を落して描こうとしている感じです。
ここは好みが分かれるところだと思いますが、そういうふんわりやさしくつきつめない元ハルワールドの空気感を、ユーゾーの存在が絶妙に演出している気がします。
最初は茜屋の「好き」を受け止めるだけで、答えを返せなかった竹久が、自分の気持ちを言えるようになるまでの過程も、とても自然。結ばれるしかないようなお似合いの二人。障害も、この二人なら乗り越えられる、そう思えました。
中身はめっちゃイイのに、表紙が少し地味? 「マウリと竜」が好きな人は絶対好きな気がします。
同時収録の「青春かくも青く」
受けのアオ君がすっごいセクシー!で萌えました。鎖骨までもがイイ…
顔の造作は「ここにある~」の茜屋とあまり変わらないのに断然セクシーに見えるのは、彼の目線の先にあるのが、男っぽいステキな(しかもHな)「先輩」だからですかね(笑)
元さんの描く動物はどれもものすごく可愛い!
変にディフォルメしてないのもいい。
目だけで語るちっさい犬…こういうのなかなか描けそうで描けないんじゃないかなあ。
盲目のマッサージ師との恋愛というかなり難しいテーマだけど、一生懸命なふたりと健気なワンコに癒されました。
静かな温泉街で穏やかにゆるやかに流れる感じがすごくよかった。
カップリングのお話は、なんで新幹線が東京←→九州間、開通してないの?ってとこに囚われて、よもや内容頭に入らずでした(笑)
BL作家さんで、今年だけで4冊ってすごいですよね。
いやもしかしてまだ出るのかな?多ければ多いほど大歓迎です。
電子書籍を利用することが多い私は、評価が高いことは知っていても、試し読みだけではまどろっこしいだけのこの作者さんの作品を買おうという気になるにはかなりの時間がかかりました。
あまりに暇を持て余した週末に「マウリと竜」を読みその雰囲気に圧倒されて次にこの作品を購入しました。(この時点で作者にハマっております)
一読目はサラサラと読み終え、何か気になるためその後も数度は読み返しましたが、毎回に泣いてしまいました。じんわり、しっとり、ゆっくりと優しさと健気さがジンジン染みわたります。
私にとっての読んでいて毎回に涙してしまうBLコミックは雲田はるこの「野ばら」です。そのお話は同性愛の困難へのためらいが涙させましたが、この作品はその点については言及していませんが、それと同様に毎回に泣いてしまいます。恥ずかしいので家族がいる時は読めません。
カップルの一人である視覚障害の人物が強く健気に描かれています。彼をとりまく温泉旅館や温泉町の人々が皆やさしくて、とてもよい読後感を残してくれます。
人それぞれに好みはあるでしょうけれど、ぜひ一度読んでいただきたいと思います。
ただ、エロを求める方には面白くないかもしれません。本編はキスどまりです。収録作品もそんなにエロが描かれることはありません。この、もう一編のお話も秀作です。可愛らしい後輩クンにフフッと感情移入してしまいます。
かーっ、、何だろうこの身悶え感♪
最近の元ハルヒラ作品絶好調じゃないですか?
今回もエチは全然ないんだけど、この二人の関係が(プラス1匹w)初々しすぎるほどに初々しいのだが、
優しくて、柔らかくて、ほんわりほっこりほのぼのしていて、ギュギュギュっと胸をつかみます~!
上手く表現できなくて長嶋茂雄になってしまいます(爆)
設定が、片方が目が見えないというハンデがあるのだけれど、全然苦になりませんし、障害にも思えない。
むしろだからこそ出会って、感じて、初心いほどの「好き」の展開になるんですね☆
また、作中登場する捨て犬のユーゾーが、ちびっこいのにたくましくてとっても可愛いんです♪
旅館の女将さんも、いい人でお母さんみたいだし、
いつもの、いい人たちで回りが固められているそんな設定も、全然苦になりません。
疲れた心に元ハルヒラの風を・・・
まさにそんな癒しの作品でした☆☆☆
脚本家の茜屋は旅館にカンヅメになってドラマの脚本を書いているのだが、上手く主人公たちの恋愛を書けなくて行き詰ってる。
ある晩、呼んだマッサージに来たのが目の見えない祐二。
なんとなく彼が気になり、彼とのやりとりに、脚本のヒントが浮かぶようなきがするのだが・・・
祐二が捨て犬を保護したことで、接近して思いを告げる第一話と、
「好き」とは言ったものの、遠距離で、気軽に祐二に会いにいけない茜屋が再び脚本に悩んで会いたくなって訪れる旅館で、祐二の気持ちが確かなモノとなり、脚本の構想とともに、恋愛が成就する第二話。
気になる、惹かれる、笑顔がみたい、
きっかけはそれでいいのです。
これを上手く転がすのが、ワンコのユーゾーです♪
彼の無自覚なのか、なんなのか、捨てられたモノがゆえの愛の欲求なのか定かではないですが、彼がナイスプレーをしてキューピッドの役割を果たすのが、実に実に自然でいいのですヨ♪
それは人間がどうしようとヘタレて悩んでいるときに発動されるから、もうグッジョブ♪好プレーであります(笑)
なんだかね、もうこれは読んで感じてもらうしかない!
うまく表現できないデス。
是非読んでローリング萌萌を発動させてください!!
同時収録は【青春かくも青】
九州の大学に進学して離れてしまった2コ年上の先輩と高校生の主人公。
不安になりながら、八つ当たりをしてみたり、ひとりでぐるぐると悩んでる。
だけど先輩は、ちゃんと主人公を思ってたんだよ、っていう
切ない展開の中にユーモアが満載の、実に青いお話でした。
はじめはじめさま
こんにちは(」・ω・)
きっとおうちの床がピカピカになったと思います♪
自分も最初読み始めて、いきなりひとりで悶絶していたので、猫が怖がって逃げていったくらいですwww
残念ながら我が家は床がピカピカになるどころか、自分が猫の毛まみれになりました(ToT)
このユージくんがいいですねー♪
いつもニコニコと、マイナスイオン男でございます。
肉食系・草食系の他に是非、マイナスイオン系というのを作りたいですっ!!
どうもありがとうございました♪
ローリング萌萌しちゃいました!!!
茶鬼様のおっしゃる通りで御座います★
ホンワカ和み系、癒されましたわ~(^.^)
竹久は障害を持っているのに変に卑屈にならず純真で、彼の笑顔を見るだけでホッコリ暖かくなりました。
茜屋と幸せになるんだよ~
\(~o~)/
あ~役に立ったボタン押しまくりたい~!!
スランプ中の作家の茜屋さんと、目が見えないマッサージ師竹久くんのお話。
最初から最後までほのぼのしているお話。
キス&ハグのみで、Hはないけど、この話はなくて十分だと個人的に思う。
ほのぼのしているといっても色んな事はおきます。
スランプ中の茜屋は体と心を癒しに小さな温泉街へ訪れる。
そこで、目の見えないマッサージ師の竹久くんと出会う。
竹久君と話しているうちに心が癒され、作品に再び取り掛かることができた。
帰ってからは電話で話したりするが、声を聞いたら竹久くんに会いたくなってしまう。
捨て犬の飼い主を一緒に探したり、竹久くんが山で迷子になったり、茜屋に「きみが好きだよ」と告白されたり。。いろいろあります。
でも竹久くんは目が見えなくて、出来ない事がたくさんあって「好き」と言われても不安になってしまう。
茜屋と距離を置こうとするが、男茜屋諦めません!!
「やっぱりあなたが好きです」(そばにいて下さい、、的な)きゃ~~♪シンプルだけど、全体的な話の流れや、雰囲気からこのセリフがぐっとくる。
そしてテレながら「つれていってください」という竹久くんのセリフでさらにキュン死に(><)
とにかく、竹久くんがかわいい。
目が見えないけど、いつも一生懸命で、テレ屋で、笑顔。
竹久くんのそんな所に茜屋はメロメロ。
もうずっと傍にいて欲しいと思ったのだろう。
一緒に生活してからも、上司からの飲みの誘いも断り、竹久(ゆーじ)くんの待つ家へ直行しちゃうところとか、思わず顔がにやけてしまう作品。
疲れていて、ほのぼの&ジ~ンと癒されたい人にお勧めの作品。