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表題作片恋ダイアリ

堂島拓巳 高2 社長の息子
宮野直人 高3

同時収録作品初恋ダイアリ

吉田和真 大学寮 副寮長
宮野秋人 大学寮 寮長

同時収録作品近恋ダイアリ

大和 大学寮生
狭川 大学寮生 

同時収録作品遠恋ダイアリ

常盤篤哉 大学1年~大学4年
沖田 恵 大学4年~会社員

その他の収録作品

  • おまけまんが
  • あとがき

あらすじ

高校生20名、大学生70名のおんぼろ男子寮。
拓巳から突然向けられた好意に戸惑いを隠せない直人。
身体の関係をもった幼馴染という枠から抜け出せない和真。
気持ちを通わせながらもすれ違い、離れ離れになってしまった、恵と篤哉。一つ屋根の下で繰り広げられる、それぞれの恋のかたちが詰まった短編集。

(出版社より)

作品情報

作品名
片恋ダイアリ
著者
千葉リョウコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758072106
3.3

(30)

(5)

萌々

(8)

(12)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
96
評価数
30
平均
3.3 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数7

1つ屋根の下で

大学内の寮での話です。
「片恋ダイアリ」
宮野(弟)の話です アキの弟のナオの話です
大型犬と飼い主のような話ですね~(●´ω`●)
見た目は怖いし口数も少ない堂島ですが、懐くと可愛いものです?
部屋の☆シールを眺めるなどほのぼの純愛ですね

「初恋ダイアリ」
宮野(兄)の話です ナオの兄のアキです
こっちの方が落ち着いていて大人な話です!
体で慰めていたりとなんやら複雑な関係ですが、そんなにシリアスでもないので大変読みやすいです(^^)/

5

よくある話のオンパレードでした。

【片恋ダイアリ】
社長令息で高校2年:堂島拓巳×高校3年:宮野直人です。
はじめは怖そうだなぁと思っていた直人ですが、お金持ちのボンボンで付いていけない
ところもあって、突然告白されて、一度は断るものの、なんか気になってしまう・・・。
そんな時に堂島が退寮するという噂を聞いて、
ひとりでモヤモヤしてしまいます。でも、実は寮の前にある豪邸が家だったというオチだったのですが、なんか普通すぎて。。。と思っちゃいました。←すみません・・・

【初恋ダイアリ】
大学4年・副寮長:吉田和真×大学4年・寮長:宮野秋人です。
今度は、「片恋ダイアリ」の受けだった直人のお兄ちゃんの話です。
う~ん個人的にこういう話はあまり好きではないのですが・・・
お互い好きなのに、気持ちを受け取らず身体だけの関係というのが。。。ねぇ・・・
まぁ最終的には両思いになるんですが、なんかねぇ・・・
お兄ちゃんのキャラは好きなんですが、ちょっと残念でした・・・←すみません。。。

【近恋ダイアリ】
大和×狭川です。もはや、高校生なのか、大学生かもわかりませんww
この話は、非常に短いのでレビューしにくいのですが・・・。
寮では隣同士で、ある日、壁が壊れて仲良くなるという話でした。
一応、大和は狭川に告白はしているみたいですが、BLというより、男の子同士が,
キャッキャしてる話でしたね。最後の最後でキスはしてましたが、
可愛らしいキスで終わっていました。
個人的に非常に物足りない話でしたね・・・。

【遠恋ダイアリ】
常盤篤哉×沖田恵です。大学生~社会人と数年越しの話です。
個人的にこの話が一番好きですっ!!
初め、沖田×篤哉なのかなぁ~って思ってたんですよっ!!
だって篤哉くん可愛かったですもん!

そして、付き合うようになって、一応沖田×篤哉のシーンもありましたが、
最後までやらず、うやむやな感じで沖田が寮に出てしまって
それから3年。

篤哉が沖田と同じ会社の面接を受けることになり、偶然再会します。
あんなに可愛かった篤哉が、男前になってましたっ( *´艸`)
しまいには沖田をリードしてるしっ!!
ちょっとストーカー気質なのは、ん?って感じはしましたが、沖田と
同じく、多少のことは目をつぶるか。。。って感じですね!!

4

ひなびた学生寮に集うカップルたちのオムニバス。

なんとも甘酸っぱくて可愛い。こんな男同士のカップルばっかりの学生寮があってたまるか⁈ なんだけど。そこはそれ。

◆「片恋ダイアリ」堂島(高1)× ナオ(高2)
堂島は一目惚れしたんだと思う。初めてナオと同室になってから、すぐさまナオの兄に嫉妬して、「じゃあ俺もナオって呼ぶ。」と言うし。「つきあってるやつとかいるの?」と、グイグイ来る。ナオは最初、バカにされたと憤慨するのだが、直球で「好きだ。」と伝える堂島の、多分カッコ良さに押し捲られてほだされてしまう。ムラムラしながらもナオの気持ちを辛抱強く待っている堂島は実は紳士。積極的なのは帰国子女だったからっていう。
ショートストーリーなので、堂島の気持ちはやはり一目惚れとしか言えないんだろうけど、実は何処かで見染めてたとか、ちょいエピソードは欲しかったな。

◆「初恋ダイアリ」和真(副寮長・大学生)× アキ(寮長・大学生・ナオの兄)
ナオの兄ももれなく恋をしている。秘めたそれは決して言葉にはしない。
幼馴染の和真はそんなアキのいじらしさに気付かない。キスも触りっこもセックスも。したいと言えば受け入れてくれた。彼女がいてもフラレても、アキだけは受け入れてくれた。いつでも側に居てくれるものだと思っていた。相当のクズである。
卒業して、アキが遠くに就職するかもしれないと知り、初めて。和真はアキを失う事は出来ないと知る。キスもセックスも、『普通は好きな奴とするもんだ。』という、当たり前の事にやっと気付く。これまでどんなにかアキを傷付けてきたのかも。
アキはもっと怒ってもいい。けど、惚れた弱味で悔しいけど受け入れてしまう。
アキもナオも押され流され「受け」兄弟なんである。

◆「近恋ダイアリ」大和(大学生)× 狭川(大学生)
丁度、重たい想いと重たい想いの間にひと休みっぽいこちらは隣同士の部屋のケンカップル。わざとなのか事故なのか。寮がボロいからか。大和は壁を突き破って来る。大和は狭川に告白をした。大和は文字通り壁を壊したけれど、狭川が心の壁を壊してくれるのを待っているというお話。

◆「遠恋ダイアリ」篤哉(大学生)× 恵(大学生〜リーマン)
ホームシックにかかって泣いていた1年生の篤哉は、優しく接してくれた恵に懐いていた。恵も篤哉を可愛がっていたが、篤哉のそれが恋だと気付いて受け入れ難いと感じていた。彼女とも別れて、本当に篤哉の事が可愛いと思っているのに。気まずい思いを抱えたまま、卒業して、それきり篤哉と会わなくなってしまう。
…数年後、あっ⁈ と驚かされる。あんなに可愛らしかった篤哉は、恵の背を追い越してカッコ良く成長していた。篤哉は、悟っていた。恵は「抱かれたい」側の人なのだと。彼女いたのにね、そういうこともあるのね。恵はきっと自分でも分かっていなかったのだ。これも下克上なのかな。というわけで、男前になった篤哉に可愛く抱かれてしまう。
もちろんラブラブハッピーなんだけど、ちょっと重たい想いが苦しくて。
会えなかった苦しい日々をこれから埋め合わせて行くんだろうな、な後日談付き。

その他、実はその苦しさを篤哉は結構、寮長のアキに相談していたり。アキの部屋に入り浸っているというので、和真がヤキモキしていたり。アキは弟・ナオを心配していたり。堂島は大和と狭川のエッチの声がうるさいとクレーム入れてたり。寮の面々のクロスオーバーエピソードのオマケ付きも楽しい。

0

これといった推しポイントが…

 千葉先生は好きな作家さんですが、オムニバスになると途端に内容が薄くなってしまう気が…。
 出てきたカップル全て、攻めも受けもキャラはそこそこ個性的で魅力的なんですが、どれも恋愛に至る過程がはしょられてる感があります。短編なので、致し方ないのかもしれませんが。
 一番好きなカップルは、しいて言えば、表題作の拓巳×ナオです。一途な受けが好きなので、受けのキャラとしてはナオの兄の秋人の方が好きですが、女の子と別れたから慰めてもらうために秋人を抱いていたという攻めの和真があまり好きになれなかったので。
 どの話も嫌いじゃないのですが、これといった推しポイントがないので、総合的に萌1の評価とさせて頂きました。

0

サラッと楽しめました。

オンボロな学生寮で繰り広げられる、4カップルのストーリー。
ギューって、凝縮されていて〜短いながら面白かった。
寮内の話だから、どこかで他の登場人物が出てくるのが良い。サラッと、読めました。

・堂島×ナオ
堂島がストレートで、タジタジなナオが、かわいい。

・和真×アキ
和真、灯台下暗しだったね。アキ、良かったね。

・大和×狭川
大和が、壁をぶっ壊すとか笑ったwww

・恵先輩×篤哉
1番好きなストーリーでした。
恵先輩はネコだったんだね。

0

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