商品説明

プラチナ文庫セレクトフェア2012対象作品購入者への配布小冊子
04:宮緒葵「渇仰」/渡海奈穂「追いかけようか」のそれぞれ番外編を収録

作品情報

作品名
プラチナBOOK 04 セレクトフェア2012
著者
宮緒葵  渡海奈穂 
イラスト
梨とりこ  元ハルヒラ 
媒体
特典
発売日
3.6

(3)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

犬の話

もうっ!これのためにフェア参加しましたとも(涙、、、)
きっとそんな人が多数いるはず。
そうです!『渇仰』の犬。。。あーちゃんの犬ですっ!!
これだけで萌え萌えつけましたw

さて、その番外編は高校の同窓会での教師の回想によって綴られます。
第三者からの視点でもすごい!!というのがわかって、ハァハァします(エッチはなくともねw)
入学式であーちゃんとクラスが離れてしまったために総代で演台に登らなくてはいけない達幸が、あーちゃんの膝にとりすがって大泣きしている姿!!
それを「きちんとできたら足元で寝てもいい」と言われて見事に任を勤め上げたというエピソードに始まり、体育の授業の話などなど・・・
あーちゃんの犬のすさまじさを再び堪能いたしましたとも♪
なのに、見た目のかっこよさと成績優秀によりモテていたという、いや、普通ドン引かれるだろ?
というのも、明良がそっけなく、そして同じクラスの2年になってから避け始めたという姿も描写されていましたので、それを見て隙あらばだったのかしら?
達幸半端ねぇ♪
しかし、普通では常識人を演じているのはうまいんだな、さすが役者だよ、という点も見えるような気がします。
この第三者視点というのは実によかったと思います。ありきたりにならなくて。
ダントツ良かったよv

そしてもう一本は『追いかけようか』の後日談。
こちらは甘甘ラブバカップル話。
相変わらずベア熱はすごくて、そのためにひょっとして引っ越して同居するのか?とさえもwww

犬のインパクト強すぎて、もう一本はかすみます。
ちょっとかわいそうな組みわせになってしまったかもwww

2

先生・・・ご苦労したのですね。

やっぱり今回のフェアで1番読みたかったのが、このNO4ですよね。
それもお犬さま!きっとこれが読みたくて既読した書籍を再び購入なんて方が
沢山いるのではないかと推察しながらワクワク読みでした。
そして、内容はと言えば、主役の二人が出てこない!!これは高校時代の二人の
担任の回想録でしたね。
それも同窓会に出席できない多忙な攻め様の欠席のハガキを読みながら感慨深く
思いを馳せているような内容でした。
高校時代の第三者から見た攻め様の受け様一筋の奇行と受け様の当時の様子を
思い出す形で回想しているのですが、やっぱり昔からダメワンコだったのねと
あらためて思える内容で、そして攻め様の丁寧な欠席の手紙を読んだ先生が大人になり
きっと一緒にいるであろう二人を想いながらも、今の攻め様ならきっと受け様を
大人な対応で見守っているのだろうと思ってる・・・先生勘違いです!今もダメ犬ですと
思わず一人突っ込みしながら楽しく読ませて頂きました。

そして残る一本はベア大好きな二人のその後ですね。
相変わらず大きなベア塗れみたいな部屋で、それでも蜜月なんだねと思えるお話。
受け様の気持ちがベアよりも攻め様への気持ちが大きくなってると感じる内容で、
攻め様は相変わらずべアに焼き餅を焼いてる雰囲気も出てました。

1

間違いなく、少数派。

宮緒さんの作品は、『渇仰』に限らず未読です。こちらは、渡海さんだけが目当てでした。今回の『追いかけようか』が特別お気に入りなわけではないのですが、好きな作家さんなので。

いやなんか、西条ちょっと進化してないか!?と思いました。いくら毎回訂正されてるからって、立花に言われる前に(それでも『クマ・・・』と言いかけてるんだけど)『ベア』って自分から言い直してるよ!

相変わらず、立花は『ベア』マニアでした。これから出る予定の新しいグッズのために、もうひとつコレクション棚が欲しい、でも今の部屋には置けないから、引っ越し&西条と同居か!?

なんかぎゅっと凝縮されてる分、本編より面白かったかもしれません。←すみません、言い過ぎ・・・

そして、宮緒さんですが・・・ホントにごめんなさい。どうしても私の好みとは相容れません。
ただ未読だというだけではなく、興味のない(というより、正直言って苦手な)作家さん・作品の番外編が、これほど苦痛だとは思いませんでした。こんなに短いのに。

こういう『全く別の作家さん・作品を組み合わせた特典』ってよくありますが、私は今回のようなパターンが多いんです。『片方は好きで読みたい、でももう片方はどうしてもダメ(せいぜいよくて『興味ない』)』というのが。1作品ずつだったら、好きなものだけ選べるのに、といつも思います。

3

この作品が収納されている本棚

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