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表題作淫らな白衣 色道秘伝書・赤の巻

泌尿器科医で重度のブラコン 東埜至道 28歳
患者の大学生? 前原聡一郎

あらすじ

江戸時代より将軍家の御殿医として色道を極めてきた東埜クリニック。後継者である至道は、溺愛していた弟の早瀬を一色という男に奪われ、生きる気力をなくしてはいるが、身体の刺激を欲していた。その至道の前に現れた早瀬に似た雰囲気を感じさせる前原。身体の関係を続けていくにつれて前原に対し疑惑が……彼の正体は? そして目的は!? 秘伝書『色道指南書』赤と白の指南書を巡ったエッチバトルが!! 禁断のエロス!!

作品情報

作品名
淫らな白衣 色道秘伝書・赤の巻
著者
剛しいら 
イラスト
櫻井しゅしゅしゅ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
2

(2)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

受の♂ぶりに惚れ惚れ♪

ブラコン兄のスピンオフ。

前巻でやったことの反省がないばかりか
悪辣ぶりに磨きがかかっており
なんでコイツ主役なんだろうと思うこと山の如しでしたが
どんなにいじめられてもグイグイくる受のキャラが良い!
兄みたいな捻くれ者の相手は、このくらい男前で図太いキャラじゃなきゃねと大いに納得させてくれるスピンオフ作品でした。


泌尿器科医の東埜(攻)のもとへ
患者として訪ねてきた、聡一郎と名乗る青年。
可愛がっていた弟を失い刺激を求めていた東埜は、
インポ治療という建前で聡一郎と身体の関係を結ぶが…。


ーーーーーー※以下ネタバレーーーーーーー

素直で可愛い聡一郎に弟の面影を見、ハマリかける東埜。
聡一郎の芝居にまんまと騙されていますw
じつは、聡一郎は偽名。
その正体は、前巻で出てきた一色のヤンキー弟・長琉でした。
バレたあとの長琉は、関西弁丸出しで超ふてぶてしいww
東埜に監禁されても、暇な時間を株と英語の勉強に使うからPC使わせろとか、
最初は東埜をからかうつもりだったがアレコレされるうちに好きになったとか、
全然悪びれないところが面白いキャラです。

東埜に何されても引かない(むしろ結構ノリノリ?)なのは、
長琉自身もヤンキー気質で過激な性格だからかな。

ヤケになった東埜は、一色相手にセックス耐久バトルを持ちかけます。
東埜×長琉、一色×早瀬でセックス耐久バトル、
敗者が勝者に後ろを差し出すというルールで勝負します。
早瀬の身体を気遣い、途中で棄権しようとする一色と、
一色を兄に差し出したくなくて健気に耐える早瀬。
美しい純愛なんだけど、勝負内容が内容だけになんか可笑しい。
前巻同様、シリアスな笑いに事欠かない作品ですw

ラストは、長琉が東埜に喝を入れて一件落着。
東埜のブラコンで小者な部分をガツンと否定しつつ、
自分がいるじゃんと売り込むアグレッシブさが小気味良い。
この二人、ともに体格も体力も抜群なので
これからはやや甘さを増した過激で濃厚なプレイに勤しむことでしょう。
そんな後日談も読んでみたかったです。

3

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