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表題作皇帝は赤い糸に誓う

洸,28歳,虎の王の子孫だと話し共に宮殿に行く事に
胡斗,16歳,妹の病を治す為に虎の王の宮殿遺跡に

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  • あとがき

あらすじ

妹の病を治すため、昔、虎の王の国があった宮殿跡を訪れる胡斗。
宮殿の奥には妙薬となる『虎の王の牙』があるらしく、そこで出会った高貴だけど謎めいた洸と一緒に探すことに。
虎に変化する秘密を持ち、精悍で魅惑的な力強い瞳の洸に、胡斗は熱心に口説かれ、とまどう。
だが、宮殿内に仕掛けられた危険な罠から身を挺して胡斗を守る洸に、自然と胸が高鳴りはじめ…。
七重の赤い糸に導かれるように、出会った2人の運命のラブロマンス?

(出版社より)

作品情報

作品名
皇帝は赤い糸に誓う
著者
加納邑 
イラスト
松本テマリ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
皇帝は虎を求める
発売日
ISBN
9784799711927
3.7

(12)

(3)

萌々

(3)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
45
評価数
12
平均
3.7 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

今度の虎赤ちゃんは何匹だ?

新シリーズになっての4作目は、赤い糸の伝説と王家のいつもの運命の相手と言う
設定のもふもふで甘い花嫁シリーズです。
毎回虎皇子が運命の相手を花嫁に迎えて仔虎をもうけるお話で、パターン化してるのに
何故か毎回読みたくなると言うほのぼのもふもふストーリーなのですが、
今回は、王家の先祖が大昔に暮らしていた虎の宮殿へ、何でも病を治せると言う
虎の王の牙を求めて受け様が健気に行こうとした時に、同じく牙を求めてやってきた
攻め様と出会い、一緒に迷路と言われる王宮に行く事になります。
王宮は迷路のようになっていて、攻め様の家に伝わる古文書を頼りに進む事になり、
そして目的が同じなのに、もしも一つしか牙が無くても受け様にやると言う攻め様に
甘える形で虎の宮殿を目指す冒険をする事になるのですが、
その中で攻め様に受け様はいつしか求愛される事になります。

でも、攻め様には子供と奥さんがいると思い込んでいる受け様は攻め様の気持ちを
信じる事が出来ないし、男同士だと言う事もあり、断るのです。
それに虎の王の子孫だと言う話も受け様には信じられないことだったが、
受け様が危険な目に遭う所を攻め様が虎の姿で助けてくれた事で真実だと・・・

今回は古い王宮遺跡と隠された財宝とそれを狙う盗賊が出てくるお話で、
もちろん前作の主役二人も登場して未だに甘い夫婦だと思わせる内容です。
もふもふ感が少しいつもより足りない気がするのですが、それは攻め様の末の弟が
頑張って登場しているのでそのもふもふでガマンして下さいって感じです。
攻め様の望みは皇子だけの四つ子希望なのですが、それが叶うかどうかお確かめって
ほのぼの作品でした。

1

大好きな作品シリーズものなので

大好きなシリーズ物の新刊なのですが
もう少し設定にひねりがあってもいいと思いました
シリーズ全体を考えずこの一冊での感想は
爽やかなラブコメ、癒されるといった感じです

おそらく『皇帝は○○○○』という作品名からわかるように
基本は『皇帝×○○』という形をとっているので
もう少しキャラの性格や心情に個性をつけてもいいと思います
毎回以下のような設定で絵にかいたようなハピエンものすぎます

攻め:やんわり強引的なところもあるけど基本は優しい
受け:攻めに告白されほだされていく、健気、素直
その後事件に巻き込まれてハッピーエンド

ラブコメチック・ハピエン・爽やかなシンデレラストーリー
といった点ではこの作者さんの魅力や個性がでています
さらに民族的な世界観の描写の中でのBLはこの作者さんの
最大の魅力なんではないかなあと思います

しかしシリーズ化するなら皇帝が陰気とか受けがひねくれとか
おもいきって皇帝×皇帝(別な国の)、子虎×子虎などと
性格や受け攻めの設定を思い切って変えないと
シリーズの醍醐味が半減するとおもいました

シリーズ全体を考えず単独でみたら楽しい作品ですが
シリーズ一貫してみるともうヒト押しスパイスがほしいです

1

ついつい・・・

シリーズ物ですが、単品で読めます
私自身もシリーズ内バラバラに読んでしまい
「あ~このこがあのカップルの長男か~」とわかるという・・・

順番に読まれれば、その後はその後はと
代々、男×男から生まれた子虎の長男の話が読めます

今回は、都にはおらず遺跡の中でのハプニングありの
またもや攻め様は受け様を「運命の人」と信じ溺愛して
お互い結ばれます (*´∀`*)

ついついだいたいの流れは解るのですが・・・読んじゃいますよね

そろそろ個人的には皇帝受けでもいいかと(爆

0

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