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表題作ラブリースキン

墨屋実嗣 同じ会社の企画部勤務
武原佑 アダルト通販会社の画像処理班 28才

あらすじ

『夜』がテーマの通販会社の画像処理班で働く佑は、毛深い男が大嫌いなのに、商品紹介ページの男性画像のむだ毛を日々修正しなくてはならない。それを苦痛とする彼の前に、理想的な肌の男が現れた。企画開発部の実嗣だ。見るからに触り心地のよさそうなツルツル肌は、佑の求めていた最高のものだとわかる。実嗣を自社モデルに推薦すると、なぜか佑まで下着姿を撮影されるはめに……!?

(出版社より)

作品情報

作品名
ラブリースキン
著者
髙月まつり 
イラスト
かなえ杏 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775519257
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

毛深いのがダメなんです

受け様じゃないけれど、毛深い人は私も嫌だと思いながらも、これは変態の粋だと
思えるような脱毛フェチのお話でコミカルで楽しい作品でした。
攻め様は一応ドSな嗜好の持ち主設定なのですが、Sなのに、腹黒感は無くて、
寡黙系かと思えば、料理上手でお世話好きのお母さんみたない雰囲気でもあります。
受け様は、過去の毛むくじゃらのワンコに追いかけられた事から、毛むくじゃら=怖い
大人になると、その反動から体毛が薄くお肌スベスベの人がいると触りたくなると言う
奇妙なフェチになってしまっている受け様。

二人は同じ会社の別部署で働いていて、受け様には面識が無かったが、ある作業で
一緒になり、攻め様の無駄毛の無いスベスベつるつるのお肌に触りたいと思う気持ちを
止められず攻め様に触らして欲しいなんてマジ頼みしちゃうのです。
でも、攻め様は快く承諾、だって攻め様は受け様を密かに慕っていたんです。
受け様はアダルト関連の画像処理班にいるので、男性モデルの無駄毛処理をするのが
お仕事の一つで、でも嫌いな事でストレスになるが、攻め様を見つけたことで
癒しの為に毎回触らせて欲しいなんて思っている無自覚変態フェチさんでした。
エロを扱う会社が舞台だけれど、全体を通してもエロくささはあまり感じない
カラッと楽しめるコミカルラブな作品でした。

1

高月さんらしい

高月さんらしい1冊でした。
フェチと軽快なやりとり、楽しく読めました。

ツルツル肌フェチの佑は、会社で「これこそ!!求めていた肌」を発見。
その肌を持つ男こそ、今回の攻・墨屋です。
この墨屋、お料理上手、めちゃくちゃいい体、カッコいい男なのですが、
ちょっと変わり者。ドS設定です。
佑は肌フェチですが、ゲイではないというスタンスなのですが、
墨屋の作戦?にゴリゴリ押されて行く感じです。

面白いのは、ドS墨屋に対しても、佑がちゃんと対抗しているところ。
まだまだこれから調教?なのかしか?でも、佑も結構強敵では?
と感じさせます。

愛というより、フェチで結ばれた2人でした。

0

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