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表題作オオカミは恋を語る

錬義英司,29歳,一族に呪いをかけた末裔を探す占い師
井村修生,20歳,見習い銀細工師で呪った術師の子孫

あらすじ

猫好きの占い師・錬義英司の秘密。それは呪いのせいで、夜だけオオカミに変身してしまうこと。一族の呪いを解くため、呪った術師の子孫を捜す日々だが、ある日訪れた工房で、銀細工師の井村修生と出会う。修生の作った猫のオブジェと、彼の可愛さに一目惚れした英司は、出会ったその日に思わず告白する。まずは友達からと付き合い始めるが、実は修生が術師の子孫だとわかり…!?

著者:高月まつり
イラスト:こうじま奈月

作品情報

作品名
オオカミは恋を語る
著者
髙月まつり 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861345708
2.5

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萌々

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(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

猫好き同士の運命の出会い

動物好きのやんちゃな銀細工師の受け様とリアルブサ猫好きで占い師の攻め様との
ちょっとシリアスありで、でもコミカルキュートなもふもふ感が漂うラブです。

攻め様は代々占い師の一族なのですが、その一族には先祖が受けた呪いの為に
代々子孫にも延々に解けない呪いが降りかかっているんです。
その呪いをかけた仇の一族を探している攻め様なのですが、意外にのんびり屋。
良く当たると言う占いで人気があり、でも顔出しは極力しない攻め様。
そんな攻め様が占い雑誌の担当者から大好きな猫の銀細工の事を聞いて散歩がてら
出かけた店で可愛い猫オブジェの製作者である受け様と知り合う。
本人の無邪気でネコみたいな雰囲気を可愛いと思ってしまった攻め様は、ノンケで
そんな男の子相手に可愛いと思う気持ちに戸惑うのですが、一目ぼれしてしまったと
開き直り、受け様に告白する。
受け様は、自分のまだまだ未熟な作品を褒めて購入してくれた攻め様にまずはお友達から
なんてとぼけた感じですが、とても二十歳には見えないお子ちゃま言動と態度。
その全てが可愛いと思ってしまう攻め様なのです。

でも攻め様には受け様に言えない秘密を抱えていて、その秘密が呪い。
夜の10時から翌朝4時までの6時間だけの奇妙な呪いで、なんと日本狼になってしまう。
そしてその呪いをかけた仇の末裔が受け様だったのですが、それすらも攻め様に
取っては二人の運命を結びつけるものだと思ってしまう程惹かれるのです。
受け様に秘密を打ち明けて、また、この受け様が根っから純粋で自分の先祖の悪行を
涙ながらに謝罪するような良い子なのですよ。
攻め様の一族の呪いを解く為に受け様は攻め様と共に攻め様の実家に出向く事に。
そして攻め様の一族の呪いを解く方法が・・・ちょっとある意味ビックリ(笑)
全ての呪いを解く為には受け様はきっと攻め様の家にお嫁に行かなければ無理かも
なんて思えるラストでした。

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モフモフ

モフモフ好きとしては、読まずにはいられない作品でしたが、
う~ん。高月さんらしい、軽いノリのため、
そちらに翻弄され、悪くないかな?という感想でした。

呪いのせいで、夜になるとオオカミになってしまう占い師、英司は、
銀細工師の修生と出会い、一目惚れをしてしまう。
修生にアタックする一方、修生は実は、英司の祖先に呪いをかけた
因縁の子孫であることが判明!

英司が、高月さんらしい、結構なヘンジンです。
高月さん作品らしいラブコメです。

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