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表題作ハスネサイコロジー

藤原啓(弁護士)
蓮根 幹彦(キャラクターデザイナー)

その他の収録作品

  • 嫉妬という名のモンスター
  • 恋が怖いの
  • 疑心暗鬼 VS 情熱
  • 一人で生きていくためのココロ
  • フジワラサイコロジー
  • その後の旭さん

あらすじ

ぬいぐるみ職人のハスネは中学の同級生・藤原と再会。完璧すぎる藤原への嫉妬心に再び悩むことになるが、なんと藤原から猛烈な求愛を受ける。本当の恋を知らないハスネの明日はどっちだ!? 

(出版社より)

作品情報

作品名
ハスネサイコロジー
著者
ARUKU  
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
ISBN
9784592720478
4

(97)

(42)

萌々

(29)

(17)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
26
得点
384
評価数
97
平均
4 / 5
神率
43.3%

レビュー投稿数26

カウンセラーさん!

攻めが受けを溺愛していて、始終テンション高くて、甘くて物凄く萌えました!
そもそも、受け溺愛攻め、サブキャラクターが活躍する話が好みなので
この話は色々と萌えポイントを刺激されました。
いやあ、もう本当に素晴らしいです!読後感が、余韻が程好いのです!
ひたすら甘いのですが、毎回問題が浮上するので途中で飽きが来ることもなく
テンポも良いので、さっくり読めます。

攻めがハイスペックで、受けが手に職があるという設定です。

好きなシーンは沢山あるんですが、二つだけ紹介したいと思います。
一つ目は、家に引きこもった受けに、お届けものですと配達員を装って
攻めが「諦めるわけあるかあ!!と」家に押し掛けてくる場面です。
二つ目はハネムーンと称したお出掛けでのワンシーンです。
すこし口論になってしまい、受けが攻めに嫌いと言ったことに、
攻めがむっとして車を走らせて受けを放って
どっかに去っていったと思いきや、
すこし歩いた先で、車を停めて待っていてくれて
受けを甘い言葉でナンパするシーンが
なんやこのパカップル、もっとやれ!と微笑ましい気持ちにさせてくれました。
攻めがことあるごとに受けに触れようとするところが、
一途で一直線で良いですね。受け溺愛攻めもえです。

バス停で恋が始まり、本編もバス停で終わる。
この完結の仕方がとても綺麗で、素敵な終わりかただと思います。

カウンセラーの旭さんが好きです。
ただのキーキャラとして終わるのかと思いきや、まさかの展開でした。
この人には苦労してきた分、是非幸せになってほしいですね。
べっしーも良いキャラですよね。
あの受けと仕事ができるのは彼女しかいないでしょう。
受けに振り回されながら、仲良くしているところが好きです。

受け溺愛攻め、可愛いもの好きな受け、サブキャラクター萌え、
そんな萌え属性をお持ちの方にはおすすめの一冊です。
是非突っ込みながら読んでみましょう!幸せな気分になれますよ!

10

好きです!

ARUKU先生の中では、明るくて読みやすい作品です。
ずーっともてない人生だったハスネと、もてっぱなしの藤原。
ハスネは藤原に対して強い劣等感と同時に、強い憧れもあったのですね。

そんな藤原は、もてすぎるほどもてるのですが「好きな人からは一度も好かれていない』と言ってハスネを驚かします。
で、その好きな相手が自分だったりしててんぱります(笑)

恋愛に奥手で、ストレスがたまるとお菓子をドカ食いし、ひょんな事から言葉を交わすようになったカウンセラーの旭先生にすがりつき・・・。
ハスネ、超かわいい!!しかも恋を自覚してからは乙女っぷり炸裂です。
一方、藤原は思いを告げてから、押せ押せでアタックしてきます。ハスネが好きで好きでたまらんのですね。
何気にハスネに振り回されながらも、徐々に距離が縮まる二人がかわいいです。

藤原と何かあるたびに、ハスネに泣きつかれる旭先生もいい味だしてた!
ハスネの純真さに、旭先生もいつのまにか恋しちゃうんだけど、ハスネの出した決断にそっと背中を押してくれる大人の男性でした。
書き下ろしで、旭先生にも・・・?というのがあってホッ!(笑)

あと作品中、3名女性が出てくるのですが(ハスネのはじめてできた彼女。ハスネの同僚。ハスネと藤原の同級生で学年一かわいかった女性)どの女性も、みんなたくましくて笑えました。

ARUKU先生は、キリっと痛い作品も素敵ですが、こうゆう軽いタッチのお話しも上手な方なんだなーと思いました。

9

アルクさんなのに…

こんなに可愛いだけのお話で、かえって不安です(笑)

彼女とデート中に、中学時代イケメンで人気者だった藤原と再会する蓮根。
そうかタイトルのハスネってなんだろうって思ってたら主人公の名前なのですね。
彼女がストーカーに変身したり、勝ち組の藤原を嫉妬しているのにその藤原に告白されたり、のっけから展開が面白くてわわわーと一気に読んでしまいました。
しかし可愛いんだハスネが。
キャラクターデザイナーで可愛いものと甘いものが大好きなハスネですが、おまえがいちばん甘くて可愛いんだよ!と読みながらニマニマしておりました。
おバカだけど素直で幼くて純情で無垢。そりゃカウンセラーの旭さんもよろめくわ。
藤原くんも出木杉君的なキャラなのに、案外ムッツリだしハスネ以外には冷たいしで、思ったよりも人間味あふれる人でした。
お話の内容も然ることながら、ハスネのモノローグとセリフが名言だらけです。
バカっぽいくせに考えてることが真理。
その中でもいちばんの名言は「俺のフレンチクルーラー」
声出して笑っちゃいましたよ。今後ミ●ドで頼めない!!

7

攻めがカッコ良すぎる。

ARUKUさんの長編ストーリーの「受け大好き攻め」の中で、一番ブレない、最強の「受け大好き」な攻めの藤原がとにもかくにもステキです。
うけのハスネも、とにかく乙女でカワウィウィ~!
ライト感覚で、「ほんとは好きだ」や「明日屋商い繁盛」を読むには体力・気力がない時、とりあえず一日一ARUKU作品を読みたい時に読んでる漫画です。
強烈な、女子も複数出てきますが、男前な女子(べっしー)もいて、女性としてはそこも嬉しいですね。
他の方も言われてるように、頭身のバランスがおかしく感じられるところもありますが、藤原にはなくハスネに概ね見られる現象なので、「イケてない」感をそれで表現してるのかも。

5

とっても可愛らしいお話

表紙から受ける印象通り、とても可愛いお話です。ほのぼのしていて何回も読み返しました。

受けが乙女でかわいい。敵(?)の女性二人が事件が終わった後、良い意味で豹変していて面白い(笑)
ただ可愛いだけでなく、切なくて涙が出るようなことも終盤にあり、最後まで飽きません。ラストの終わり方や余韻もすばらしかったです。ラストの藤原の弁護士っぽいセリフも効いていました。

個人的に、カウンセラーが蓮根に告白したのが唐突に思えたし、余計なことのように思えましたが、それを差し引いても面白い作品でした。

4

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